【Vol.2】被災者に寄り添う全国支援ライブツアーを継続したい！

「野に咲く花」

ふと、目を閉じると、ボク達の人生は、まるで、「野に咲く花」のようだなと、感じました。

時には、雨に打たれ、時には、全身で太陽の暖かい陽を浴び、時には、踏まれ、時には、「きれいだね」とほめられ、人目につかなくても、きれいな花を咲かせる。

世の中の多くの人達は、注目を浴びるような人生ではなく、だけど、ささやかだけど、幸せな人生を送ったり、悲しみに暮れた後には、立ち上がり、小さな花を咲かせる様な人生を送っています。

人生には、時には、大きな苦難、小さな苦難、大きな幸せ、小さな幸せが訪れるときがあります。

力なく、うなだれ、うちひしがれた時に、側に誰かがいてくれると、感じるだけで、また、立ち上がる事ができます。

人は誰もが一人で生きている訳ではありません。誰かに支えられ、誰かに想われ、想い、想われ、生きてゆくものです。

今まで多くの被災地を訪れ、多くの被災者の方々にお会いしてきました。

ボク達が現実的な生活支援をしている訳ではありません。いつも、大切にしているのは、「いつも、そばにいますよ」と感じていただけるように、歌を届け、一緒に過ごす短い時間の中で、お話をして、心と心を通じ合わせるように、接して、人として、想い合う事の大切さを感じていただけるように、行動をしています。

九州、四国と今回のツアーで、さまざまな方にお会いし、お話をする中で、現地でしか感じられない気持ちをたくさん感じました。ボク達の行なっている事は、まだまだ小さな事かもしれません。ただ、確実に、皆さんに寄り添うことの大切さに気づいています。

メディアは酷です。話題性がなくなれば、取り上げてくれなくなり、その結果、世の中の多くの人達は、被災者の方々の「今の現実」を忘れてしまい、人々も忘れ去ってゆきます。

「悲しみと苦しみ」という雨から、被災者の方々が立ち上がり、「小さな幸せという花を咲かせる日まで」、ボク達は、側に寄り添い、「ボク達は一緒に進んでいますよ」と、感じていただけるような活動をこれからも続けてゆきたいと想っています。

「野に咲く花」が、いつか、かわいい、幸せという花を咲かせるように、この活動を続けてゆきます。

皆さんのこのプロジェクトに対するご理解と応援を、よろしくお願い致します！

avion records 代表

NORIO