
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 92人
- 募集終了日
- 2025年8月24日
熊野椅子哲学
こんばんは。今日は私の椅子哲学について書いてみようと思います。
私が木工を始めた頃は、椅子は西洋文化の生活道具だという認識でした。
北欧などの影響で日本の椅子文化も現代に受け継がれているのは確かです。
もちろんその要素は変わりなくあるのですが、
熊野に移住してから、椅子というものの認識が変わっていきました。
椅子は最初に見た目の視覚的な印象が入って来ますが、座った瞬間に視覚的なものは消えて、感覚的な情報に切り替わって来ます。
私が目指す椅子は、視覚的なものと、座った時の感覚と用途、その土地の個性が一つになった椅子を目指しています。
スコッチウイスキーでその土地の個性味わうように、その土地の木で作ったその土地の個性を味わう椅子を作りたい。
そして熊野が放つ包まれるような感覚の影響もあり、椅子の原型は「母と子」の関係というところに椅子の原型があると思ったのです。
人間は母体に生命が宿り、子宮という小宇宙の羊水に浮かび、参道を通ってこの世に生を受けます。
その後母親の腕の揺かごに揺られ眠り、
成長するにつれて母親の膝の上に座ります。
これが椅子の根源的な原型だと思いついたのです。
私はそれをこの地で育った木を使い表現したいと強く思いました。
私がこの熊野の地に移住して、まず感じた感覚は、包まれる様な地元の方からの温かい愛情でした。
他所から来た人間を温かく迎えてくれ、いろいろ気遣って下さいました。
私はこの土地に母性的な包まれる様な温かい感覚を覚え感動しました。
この土地は1400万年前までは火山であり、私の住む五郷町も熊野カルデラの中にあります。岩山なのです。
雨の多い熊野の水の要素、火山の火の要素が合わさったまさに火と水(カミ)の葛藤の恩恵のある温泉地♨️でもあります。
熊野は古代から救済の地として多くの人々を受け入れて来た懐深いカルデラという器であり、熊野信仰の根源はこの火山にあると思っています。
人々は心を温められて来たのです。
熊野の椅子は人々を温かく包む器の様な椅子である、そんなイメージが湧いて来ました。
熊野が持つ要素と自分が椅子に求める要素がしっくりはまりました。
子ども達が成長し学ぶ時間に、この熊野の個性を感じる椅子に座って、
熊野の個性を感じてもらいたい、そんな思いでこの椅子を導入したいと思っています。
長文でしたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。

リターン
10,000円+システム利用料

木べら 栗の木 右用
⚫️木べらの右利き用です。
⚫️長さ30cm
⚫️ナチュラル 鉄染めどちらかをお選び下さい。
⚫️活動報告⚫️感謝のメール
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料

木べら 栗の木 左用
⚫️木べらの左利き用です。
⚫️長さ30cm
⚫️ナチュラル 鉄染めどちらかをお選び下さい。
⚫️活動報告⚫️感謝のメール
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料

木べら 栗の木 右用
⚫️木べらの右利き用です。
⚫️長さ30cm
⚫️ナチュラル 鉄染めどちらかをお選び下さい。
⚫️活動報告⚫️感謝のメール
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
10,000円+システム利用料

木べら 栗の木 左用
⚫️木べらの左利き用です。
⚫️長さ30cm
⚫️ナチュラル 鉄染めどちらかをお選び下さい。
⚫️活動報告⚫️感謝のメール
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- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月

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