支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 43人
- 募集終了日
- 2019年3月4日
応援メッセージリレー#1 「学美山陰事務局長 三谷昇」
応援メッセージ一番手は鳥取事務局長の三谷さんです。学美にほれ込み10年前に朝鮮学校の無い山陰倉吉市に引っ張ってきて、初めて山陰展を開催しました。
前回46回学美山陰松江展の報告を中心としたメッセージと支援のお願いです。
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2018年2月1日から4日まで島根県立美術館において、第46回在日朝鮮学生美術展が開催されました。第37回から山陰地区で巡回展が始まって以来延べ11回、島根県では4回目に当たる今回の美術展は、「島根県委託事業・みんなで学ぶ人権事業」として取り組まれ、鳥取島根両県の行政・教育機関やマスコミ・人権・文化・市民団体など過去最大の89団体の後援をいただくことができました。来場者も約800名あり、山陰両県の冬の催しとして定着した感があります。
とりわけ今回の美術展ではいくつかの新たな取り組みができたことがあります。まず開催準備から終了まで、約半年に及ぶ様子を松江市内の高校放送部が取材をし、日本の高校生の目で見た学美展やそこに関わる市民、来場者の声を丹念に拾い上げて一つの作品にしたことです。このような取り組みは過去には例がなく、日本の高校生がこの美術展に展示された作品を通して素直に感じ、その思いを表した事に敬意を表したいと思います。
次に、毎回取り組んできましたが来場者の感想集の発行です。今回の感想アンケートに記入いただいた方は過去最高の210名にのぼり、9歳から80代の方までが、思い思いの感想を書いていただきました。毎回の事ですが、描くことを苦手となっている10代の子ども達からは、「真似てみたい」という素直な感想から、驚きやテーマ性の深さ・深刻さを感じられたという感想まで様々でした。毎年の開催を楽しみにされている方の中には、できれば松江で続けてほしいとの意見もありました。今回の感想集は、きちんとした冊子にし、全国の朝鮮学校や総聯本部に送ることができました。
また、山陰展では初めてインターネットで開催支援金協力(クラウドファンディング)の呼びかけを行ったところ、全国から支援の寄付金約39万円が寄せられました。今まで地元の市民や団体にお願いしていた資金協力も、全国レベルでの協力に広がり、この取り組みを通して来場していただいた方もありました。協力をいただいた方には、感想集・入賞作品ポストカード・缶バッチなどを送らせていただきました。朝鮮学校のある所だけでなく、全国の民族学校支援者の輪を広げるこの取り組みは、今後全国の巡回展への支援活動にもつながると確信しました。
広く日本の市民に、朝鮮学校に通う子ども達の美術作品を通して、その想いや願いを知っていただき、声援の輪を広げていきたいと思います。そして、海外にもその輪を広げたいと思います。第47回は、鳥取展として米子市美術館を会場に、2019年3月15日から17日まで開催します。皆さんのご来場をお待ちしています。
第45回鳥取展
リターン
5,000円
「学美」米子展の感想集
「学美」米子展の感想集
- 支援者
- 23人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年7月
10,000円
「学美」米子展の感想集+入賞作品収録DVD
「学美」米子展の感想集と入賞作品収録DVD
- 支援者
- 20人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年7月