タブレットの配布が終了しました！

皆様、お久しぶりです。黒須久美子です。

「お元気情報の共有で高齢者が安心して生活できるまちづくりを！」のプロジェクトへの応援、ご支援、本当にありがとうございました。

皆様からのご支援でタブレット端末を15台購入することができました。中古の同一機種のアンドロイドタブレットを探していたのですが、不良品が送られてきたりなどのトラブルも数回あり、同一機種では15台をそろえることが難しく、予算内で探したLenovo,i-pad, Huaweiなど多種類のタブレット端末15台となりました。通信には必要最低限のデータ通信が行うことのできるプリペイド方式のシムを購入いたしました。

また、個人での実証実験の限界を感じる出来事もありました。

ご高齢者の見守りをお願いしていた駐在所（正確には長崎県警）、郵便局（現在詳細を確認中）などから、公的な立場で得た個人情報はいかなるものでも提供できない（できない可能性がある）と言われてしまいました。私自身、皆さんにご協力をお願いするのに懸命であったため、それを聞いた時には心が折れる気持ちになりました。しかしながら、駐在所に関しては情報をいただくことは無理であっても、こちらからの情報提供はありがたいということでしたので、気になるご高齢者がいた際には、積極的に安否確認をお願いしようと考えています。

逆に、個人で見守りの支援に参加しても良いとおっしゃってくださる方もいて、第一回目は13か所にタブレット端末を設置することができ、13か所23名の方に高齢者の見守りの情報共有にご参加いただくことになりました。春頃予定している二回目の調査には15台全てを設置できるよう見守り支援員を増やすことができたらと思っています。

ご高齢者も13名（平均年齢87歳）の独居の高齢者の方々に見守りをさせていただく旨の了承を得ることができました。そのうちの1名のご高齢者の方は家族見守りに同意をしてくださり、長崎にいらっしゃる娘さんにもその方の情報を送らせていただくことになります。

見守りが始まると「お元気ですか？」と声を掛けられることが増えますよ、とお話すると、多くの方が「それはいいね」と嬉しそうにされていました。それを見て、多くのお一人暮らしのご高齢者は人と話す機会が少なくて声をかけてもらいたいのかもしれないと感じました。

こちらも見守り支援員のタブレット操作が慣れた2回目には15名以上に見守り対象のご高齢者の人数を増やすことができたらと考えています。

来週からタブレットを使用した見守り調査を開始します。どのような結果になるか、とても楽しみです。