国を追われた避難民にやすらぎのベッドを ～日本のやさしさを難民へ～

【第一目標達成！】

 

 

　今日、プロジェクト開始から3日目にして、52名の方から温かい支援を頂き、目標金額を達成することができました！サポーターの皆様の支援に深く感謝いたします。

 

　もし目標金額を達成した場合のセカンドゴールについて現地と話し合い、さらなる2段ベッドと、冬に向けてのヒーターの購入に向けて、40万円の第二目標を設定し、引き続きご支援を募らせていただきます。

 

　※仮にネクストゴールを達成できなかった場合は、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。　皆さま！引き続き温かい支援、および各種SNSへのシェアをよろしくお願いします。

 

あすかのウクライナ情報局 代表　大森明龍

2023年9月9日追記

 

▼自己紹介

はじめまして。

大森明龍と申します。

 

私は日頃、YouTubeを通して

ウクライナに関する情報発信を行っています。

 なぜウクライナについてYouTubeを始めたのか？

それは、私自身が昔からウクライナと縁があったためです。

 

私の母は1995年から

ウクライナのチェルノブイリの被爆二世、三世の支援をしていました。

私も母に連れられ、ウクライナ人と幼いころから交流し、

たくさんの友人がいます。  

 

私自身、 高校二年、大学一年、大学二年の時

ウクライナに訪問し

東部での戦争から逃れた難民支援の活動や

文化交流活動を行ってきました。

 

しかし、2022年2月24日 ロシアによる侵略が始まりました。  

 

ある友人はキーウに残り、

ある友人はリビウに避難し、

ある友人はワルシャワに避難し、

ある友人は祖国を守るために戦地に赴きました。

 

戦争が始まった当時、

日本にはさまざまな情報が錯綜していました。

「ウクライナはネオナチ」

「ウクライナは降伏すべき」

「ロシアの虐殺は全部フェイクだ」 など...

しかし、これらロシア側のプロパガンダは

私の友人の話を聞けば嘘であることは明白でした。

 

私の第二の祖国ともいえるウクライナが戦争をしている中、

私は何か日本でできることは無いか考え、

YouTubeでより正確な情報を発信しようと思いました。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

コロナが収束し始めた去年の六月、

私は母とウクライナの隣国であるポーランドの首都ワルシャワに入り、

そこに避難しているウクライナ難民のための支援活動を行いました。

 

その時点でウクライナ難民の多くは

ウクライナに帰国し始めており

当時ワルシャワにあった難民支援センターも次々と閉鎖され

残っていたのは二つだけでした。 

 

その難民センターでのボランティア、

ワルシャワ中央駅でのWorld Central Kitchenのボランティアなどを経験しながら、

国を追われた難民の悲惨さを痛感しました。

 

また、定期的に連絡を取っていたウクライナ国内で避難をしている友人たちも

物価高騰、停電、寒さ、物資の不足によって多くの支援を求めていました。 

ヨーロッパではすでに「ゼレンスキー疲れ」の風潮があり

ウクライナと聞くだけで、「もう十分支援した」

「今は自分たちの生活のほうが重要だ」 という声をたくさん聴きました。

戦争の長期化で、欧州全体が疲弊しているようでした。

 

毎日のようにYouTubeを発信してきましたが、

戦争はとうとう一年を超えました。

長引く戦争の現実を目の当たりにして、

情報発信だけではなく、より具体的なウクライナ支援の方法が無いかを考え

クラウドファンディングを始めようと考えていました。

 

ところで私は、去年の12月と今年の4月にもポーランドにいる

ウクライナ難民センターに訪問し、支援物資をお渡ししました。

 

何度も難民センターに通う中で、あることに気づきました。

難民センターは収容人数に対してベッドが圧倒的に不足していて、

特に多くの若者は毎晩、寝袋を引いて寝ているのです。

このことには難民センターのリーダーも問題を感じていたようでした。

 

後ほどクラウドファンディングについてリーダーに相談したところ、

やはり今必要なのは二段ベッドだと話していて、

収容している人数分をカバーするには1000ドルが必要だと話していました。

 

国を追われ、いつ戦争が終わるかもわからず、

難民センターで生活する中、

1年以上も寝心地の悪い寝袋で休みを取って暮らすということは、

どれほどつらい事でしょうか。

 

このような経緯から、

ポーランドに避難するウクライナ難民に

二段ベッドを支援しようと決意しました。

 

▼プロジェクトの内容

このプロジェクトを通して、有志の方から募った支援は、

ワルシャワの難民センターへの二段ベッドの寄付に充てさせていただきます。

 

現地ウクライナには、 チェルノブイリ医療支援からお付き合いしている10年来のロビーパートナー

”Sun Culture Center”というNGO団体があります。

 

※出典:Sun Culture Center（掲載許諾を得ています）

 

Q.どのようにして集まった支援金は現地に行き届くのか？

私大森は12月27日にポーランドに渡航する予定があります。

その際にワルシャワ難民センターに赴き、Sun Culture Centerの責任者の方とお会いします。

どのベッドを買うべきかをセンター代表の方と相談した後に、集まった資金を元手にベッドを購入する予定です。

 

【プロジェクトに関するご留意事項】

・社会情勢を鑑み、万が一期日通りに渡航することが困難になった場合には、渡航を延期する恐れがあります。ご了承ください。

・ページ上の難民センターの写真、およびトップに掲載している写真はすべて、センター代表のVladyslav Kulabukhovから許諾を得て掲載しています。

・寄贈に関して、寄贈先のセンター代表のVladyslav Kulabukhovより、今回寄贈する物品（寄付金等も含む）の受け入れとクラウドファンディングのストーリーに公表されることに関しての同意を得ております。

・ページ上に掲載している関係者各位については、名称掲載の許諾を得ています