【応援メッセージ】福島県立医科大学・菊田敦先生

 

こんにちは、ゴールドリボン・ネットワークです。

 

クラウドファンディングは、目標金額の40％を達成しました！

ご支援や温かい応援メッセージ、本当にありがとうございます。

 

今回は、福島県立医科大学 の菊田敦先生からいただいた応援メッセージをご紹介します。

 

 

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私は長年、福島で小児がんの治療とフォローアップに関わってきました。

東日本大震災、原発事故後も国内の多くの小児がんの子ども達の治療を継続してきましたが、震災直後の困難な状況の中、ゴールドリボンの活動による支援を受け、子ども達のキャンプや給付型の奨学金を提供して頂き、夢と希望を持つことができました。

 

 

　小児がん経験者のための奨学金事業への想い　

 

多くの小児がんは診断時に転移を有し、進行がんとして見つかります。

治療は手術、抗がん剤、放射線を組み合わせ、長期間を要し、治療後の合併症も大きな問題となります。

このため入院中から同年代の健康な子ども達と同様に、学習する機会をできるだけ多く作り、将来に対する希望やスキルを身に着けることはとても大切なことであると私は考えております。

 

長年、小児がんの子ども達や経験者（サバイバー）を見ていますと、子ども達は自分の残された可能性を最大限に生かし、社会へ出ていきますが、このような意欲や希望を持ち続ける上で最も大切なことは周囲の励ましや支援と教育であると思います。

 

 

　ゴールドリボン・ネットワークへの期待　

 

高校の受験勉強をしながら脳腫瘍の治療を続ける中学3年生、1年遅れで大学や専門学校を目指しながら治療を優先する高校生、治療後の合併症を抱えながら自分の道を目指す経験者を見ていますと経済的な理由で彼らの将来の夢や希望を断念させたくはありません。

自立し社会に貢献することを心から期待しています。

 

 

　ページをご覧の皆さまへ　

 

この子ども達にゴールドリボンのような支援活動があるということを、毎年ずっと伝えることができるように、皆様の支援をお願い致します。

 

 

福島県立医科大学

病態制御薬理医学講座　特任教授　　　　　　　　

小児腫瘍内科 （兼務）

小児・AYAがん長期支援センター（兼務）

菊田　敦

 

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菊田先生、応援メッセージをありがとうございました！