日経新聞・文化欄「パレスチナの美　帯で装う」掲載のお知らせ

本日８月３１日（月）付けの日経新聞・文化欄に「パレスチナの美　帯で装う」としてパレスチナ刺繍帯について掲載いただきました。光井友理記者による取材です。左欄は「私の履歴書・松浦晃一郎さん」の最終回、下の欄は美の十選。

オンライン版こちらです。https://www.nikkei.com/article/DGXKZO63163230Y0A820C2BC8000/

 

記事にもふれている「作り手とのやりとり」に関連するお話でありますが・・・長い歴史の中での文化の共有があれば、逆にどうしても理解できない異文化と他者もあります。パレスチナでの活動は、「お互いの当たり前が違いすぎて理解不能・・・」と、思うようにいかないことが多々あります。だからこそ、「深く理解しなくてよいのだ、互いの違いを受け入れよう」という気持ちでいます。それは、「あきらめ」とも言えるかもしれませんが、譲れないこと・譲れることの優先順位のメリハリをつけることが大事です。あとは、 嫌なことは「都合よく忘れる」こと、でしょうか。

 

パレスチナ刺繍帯がきっかけとなり、「伝統工芸が結ぶシルクロードの美」 を開催させていただくことになりました。パレスチナ刺繍帯の活動を掘り進めていく中で、日本とシルクロードの国々との交流あってこその 日本の着物であり 、パレスチナ刺繍帯であり、・・・という気持ちが、より強くなってきました。

 

活動をはじめてまだ６年と短いですが、それでも続けることができるのは、パレスチナ、日本、そして世界のみなさんの協力とサポートがあるからです。「伝統工芸が結ぶシルクロードの美」を開催するためにも、本クラウドファンディングをはじめ 多くのみなさまにご支援・応援いただいています。 kudan houseという素晴らしい文化財で開催できるのも、kudan houseさんの特別協力があるからです。本当にありがとうございます。

 

延期は残念無念でありますが、コミュニティサロン「グルニエ by uruotte」さんにご協力いただき下記の日程で「小規模な展示会・オンラインイベント」を開催させていただくことになりました。記事にも９月下旬に都内で展示会を開催予定とご紹介いただいています。お着物をお召しにならない方も、お気軽に見にいらしてください。

 

日時：９月２４日（木）－９月２７日（日）各日１２－１９時

会場：グルニエ by uruotte　東京都港区南青山５－１０－５第二菅谷ビル４階

https://grenier.uruotte.com/

 

入場無料  

※事前予約制

※会場に入場いただける人数を常時５名様までとさせていただきます。

※新型コロナウィルス感染予防対策にご協力をお願いいたします

 

展示品

＊パレスチナ刺繍帯やストール・小物

＊ウズベキスタンの刺繍（スザニ）や絣（アドラス）の帯や小物

＊パキスタンのワックスペインティング

＊伝統衣装（少しだけ展示いたします）、タペストリー

 

グルニエ by uruotteはオーガニックシャンプー「uruotte」によるコミュニティサロンです。  

 

オンラインイベントにつきましては、「伝統工芸が結ぶシルクロードの美～開催に向けて」と題し、イベントを実現できるまでのあいだ定期的に開催します。

第一回は９月２５日（金）もしくは９月２６日（土）の夜を予定しています。

 

上記９月２４日（木）～２７日（日）の展示会とオンラインイベントにつきましては、後日再びご案内させていただきます。

 

どうぞよろしくお願いいたします。