就労継続支援A型の利用者の企業就労の支援をサポートしたい

 

私たちは、18歳以上の障がい者の一般企業就労に向けてのサポートを行うコンセプトを掲げています。

まず、最寄駅から施設までは自力で通所を行います。

 

 

これは、目的地（企業）まできちんと把握し、就労時間までに到着できるかが本人の意識づけになるからです。勿論、初めは保護者（相談員）の方同伴していただきます。

 

そして、施設について今の時期ならではの、コロナ対策の検温、手先の消毒、マスク着用を行ってから作業に入ります。

 

当施設では、SST（ソーシャル・スキル・トレーニング）を身につけてもらいます。それによって、社会の中で生きていく力をつけることが出来てくるからです。

アンケート入力、文章作成など、PC操作にも慣れていき、仕分け、検品、ピッキングなどの作業適性を図り、スピード・正確性・持続力といった能力を図り、個人的にスキルを分けていきます。

 

通所を通して、生活リズムを安定させるために、施設側が提案したモニタリングを実施し、原因・改善方法を提示します。

 

そして、利用者には自己分析を行います。作業・対人・思考を分析し、自己の得意・不得意を明確にしていくことで障害に対しての配慮を理解してもらいます。

 

 

 

 

 

 

そして、コミュニケーションも利用者本人から、取れるように訓練していきます。基本的な「おはようございます」「よろしくおねがいします」「ありがとうございます」全て就労に向けて大切な事だからです。

 

当事業所においては、上記以外の事も毎日を通して行います。

 

まず1つ目、事業所内でみんなで基礎体力を向上させる。スクワットは男女とも10回を目安にし、腹筋、腕立て伏せを10回行うのを目標にします。

 

2つ目、自宅に帰宅後就寝までの時間に10回、スクワット・腹筋・腕立て伏せを行います。

 

3つ目、起床後身支度を済ませてから「おはようございます」「〇〇市に住む、〇〇　○○(名前）です。宜しくお願いします」を10回お腹の内側から声を出す発声練習を行います。

 

そして、施設についてからは「おはようございます」と大きな声で挨拶します。

 

これらが出来ているかは、モニタリングと並行しながら行います。

 

企業就労に向けてなので、だらだらとしません。

 

本人の目標まで達したら、企業に実習を申し込み、実習を企業が提示した日数を行い、企業からの合否を待ちます。

そして、採用をもらうと、今度は面接に向けての練習を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、内定をもらったら自身を思いっきり褒めていきましょう！

 

一生懸命に頑張った自分自身の「努力」です。

 

利用者の退所されるまでの姿を職員一同、同じ気持ちで見送らせてもらいます。