支援者からのご質問　②最終的なゴールについて

Q：官の仕組みで行き届かないことを民の力でサポートする、のはいいのですが、①この内容だと最終的には官の仕組みを改善する必要があると思います。

その道筋をどう考えているか、最終的なゴールは地域のいち拠点の災害出動時の話で終わらないと思います。

また、②災害時は支援側もまた被災している可能性がありますが、その点はどうお考えですか？

A①：私たちはNPO団体として活動しており、｢官ができないことを民がやる｣という思いで活動しております。民ができることは民がやれば良いという考えです。「緊急登庁保育支援」は全国的にも新しい取組で、まずは地域のいち拠点でスタートし、それがロールモデルとなり広まってほしいと考えています。現在は呉海上自衛隊のみでの活動ですが、今回成立ができればいち自治体拠点として廿日市市に開設する予定です。市や広島県からのお問い合わせもありますし、県外の自衛隊や消防隊からの相談もうけております。まずはいち自治体からのスタートを考えています。

Ａ②：呉海上自衛隊の場合は、当法人が被災してしまった場合の支援はなしです。私たちにも家族がおります。まずは自分の家族を守ることです。保育支援に関わる保育スタッフは、県内の子育て支援団体や保育専門学生や元保育士などの方に登録してもらうようになっており。被災されてない地域からの支援も受けれるようにします。現在はいち自治体ですが、各自治体に「緊急登庁保育支援」があれば、お互いを助けあえると考えております。

↓写真は吉本家の子どもたち　家族のための支援に・・・