支援総額
目標金額 1,150,000円
- 支援者
- 172人
- 募集終了日
- 2014年5月30日
はじめまして!
みなさん、はじめまして。
伊敷政英(いしきまさひで)と申しますす。
昨日、ロービジョンの子供たちにも使いやすくて学校へ持っていきたくなるようなノートKIMINOTE(きみのて)を作るプロジェクトを公開いたしました。
伊敷政英の写真です。
最初の新着情報ということで、まずはロービジョンについてご紹介したいと思います。
ロービジョンとは
「ロービジョン」とは、メガネやコンタクトレンズで矯正しても十分な視力を得られず、日常生活や学校・職場などで不便を感じる状態を指す言葉です。
また、視野が狭い、あるいは視野の一部が欠けていることによって不便を感じる場合にもロービジョンと呼んでいます。
「視覚障害」というと、全く目が見えない「全盲」を想像する方が多いですが、実は日本の視覚障害者の6割以上は、少し視力があるロービジョンといわれています。
ロービジョンの人の見え方
ロービジョンの人の見え方には個人差がとても大きく、また一人のロービジョン者でも、天気や時間、室内の照明などによって見え方が変化します。
代表的な見え方としては、以下の4つがあります。
像がぼやける
全体的にもやがかかったように、物と物との境界線がはっきりしない状態です。私もこんな風に見えています。
まぶしい・暗い
人によっては明るいところが苦手、暗いところが見えづらいなどがあります。
視野が狭い
ものが見える範囲のことを「視野」といいます。極端に視野が狭い場合、5円玉やストローの穴からのぞいているぐらいの視野で毎日生活している方もいらっしゃいます。
視野の一部が欠けている
視野の一部が見えない状態です。たとえば視野の真ん中が見えない場合、いつも視界の端のほうで物を見ます。
ロービジョンの子どもたちは、こんな道具を使ってノートをとっています
ルーペ:視力や見え方に応じて、倍率やLEDライトの有無、グリップの種類を選んでつかっています。
拡大読書器
ルーペではよく見えないときや、細かい作業を行いたいときなどには拡大読書器を使っています。書見台の上に本や書類を置くと、その上にあるモニター(写真は14インチの家庭用テレビです)に文字が拡大表示されます。写真のように色を反転したり、まっすぐ1行読めるように余分なところを隠す機能などもあります。僕自身、現在この拡大読書器を使っています。
書見台つきの机
ロービジョンの場合、目を近づけて本やノートを見ます。すると姿勢が悪くなるので、このような天板が傾く机を使います。僕も小学生のころはこの机を使っていました。
ロービジョンの子供のノートについて
このように、ロービジョンの子供たちは、視力や見え方に応じてさまざまな工夫をしていますが、それでも、学校や自宅でノートを使うときには、次のような不便があります。
不便1 : ノートの罫線が見えずにはみ出したり、曲がってしまう
不便2 :ロービジョン者向けに罫線の太いノートはありますが、シンプルな大学ノートのようなデザインのものしかなく、小学生の子供たちにも使ってもらえるようなかわいい・かっこいいデザインのノートはありません。
既存のロービジョン者向けノートがかわいいかどうかは、使う人の主観によるので何とも言えませんが、選択肢が限られていることが本質的な課題だと感じています。
そこで、罫線が見やすくてデザインもかわいい・かっこいい、学校へ持っていきたくなるようなノート「KIMINOTE(きみのて)」を作りたいと考えました。
今後はKIMINOTEにこめた思いや、制作の進行状況などをお伝えしていきます。
プロジェクトのこと、そしてロービジョンのことを一人でも多くの方に知っていただきたいと思います。
どうか皆さんのご協力を、よろしくお願いいたします。
リターン
3,000円
お礼のお手紙
ご支援者名簿へのお名前の記載
- 支援者
- 95人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
お礼のお手紙
ご支援者名簿へのお名前の記載
完成したKIMINOTE(男子向け、女子向け)各1冊
- 支援者
- 70人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
お礼のお手紙
ご支援者名簿へのお名前の記載
完成したKIMINOTE(男子向け、女子向け)各2冊
プロジェクト成果発表会へのご招待
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし