投薬から65日目の検査結果ご報告と寄付の御礼

クラウドファンディングを11月15日に公開し49日目、寄付をしていただいた方々誠にありがとうございます。1月2日17時の時点で98名の方からご支援をいただきました。また2名の方からPayPayを通じて直接ご支援いただきました。

 

TwitterやInstagramのご縁は変わらず、年末のご挨拶で飼い主のFacebookにもこのプロジェクトについて共有させていただたいたところ、想像していたよりもはるかに多くのご支援や励ましの言葉をいただきました。飼い主の古くからの友人、恩師、元上司や同僚の方、また友人の友人などたくさんの方からの気持ちを受け取り非常に感動しております。

 

このご恩を生涯忘れず、恩返しを必ずしたいと思っています。こむぎが寛解し余裕ができたら、毎月少しづつでも病気やケガで苦しむ猫ちゃんのために寄付を続けていく気持ちは変わりません。

 

■12月26日（投薬から65日目）検査をしてきました

 

投薬65日目／84日間の検査の結果と治療方針、その後の経過について報告させていただきます。

 

・安心：AG比改善、猫コロナ陰性判定、α1AG正常値へ

・懸念：SAAが下がりきらない、体重戻らない、脱毛症状、ドライフードを食べない

 

まず血液検査です。

1か月前に比べてAG比（アルブミン/グロブリン比）が0.53→0.64に回復していました。

猫の正常値は0.55～1.0だそうで、少し安心しました。

 

また外部機関に委託していた前回11月28日の血液検査の結果として、炎症マーカーのひとつの項目であるα1AGが10月23日に2,000以上だったのが530に下がりました。猫コロナウイルス検査も「陰性」となりました。

 

ただ獣医の先生曰く、12月26日の結果を見るとSAAが13.29→11.30と下がりきっていないことが心配とのことです。

（SAA：血清アミロイドA、正常値は5.49以下）

 

飼い主として心配な症状としては、ドライフードをほとんど食べなくなったことから体重が伸び悩んでいること、また1か月前くらいからの脱毛症状があります。

 

こちらの写真のように後頭部、口回り、ひげの脱毛症状があります。全体的な毛並みも1年前と比べるとまだまだ悪いです。

 

↓健康な時のこむぎ。口回りもひげもふさふさです。

 

脱毛についても先生曰く「未承認薬の副作用なのかどうかまだはっきりしない」とのことでした。FIPのFBグループなどでも同様の症状の猫ちゃんたちがいたのですが、治療が完了したら戻ってきた事例も多く、FIP治療を優先して経過を見ていこうと思います。

 

現状をまとめると、治療の効果は出ているもののまだ不安な点があるので追加でステロイド（プレドニゾロン）を与える方針が加わりました。ステロイドは過去に処方されたものが自宅にたくさんあり、それを使用して問題ないとのことでした。

12月28日の明細書です。320,958円でした。

次回は1月10日に通院する予定です。1月14日までの投薬完了の少し前に念のために必要な検査があれば行います。

 

■ステロイド投薬翌日からドライフードを食べるように

 

ステロイドを投薬して翌日、たまたまサンプルでもらっていたロイヤルカナンの室内猫をほかのドライと一緒に与えたところ一番食いつき、その後3日ほどで1日100kcalくらいのドライを口にすることができました。

 

今はウェット100kcal、ドライ100kcalで合計200kcalを1日で食べられるようになりました。

 

■ステロイド投薬から7日が経過、体重も改善傾向

 

 

脱毛症状などはすぐに回復するものではないですが、ドライフードをしっかり食べられるようになったことで体重増加につながったかなと思います。

 

■クラファン達成に向けてたくさんのご支援本当にありがとうございます

 

当プロジェクトは1月12日の23時までとなっており、残り2週間をきったところでたくさんの方からご寄付をいただいております。

 

1月14日に84日間の投薬完了を迎えますが、飼い主もしっかりこむぎのケアや情報発信などを行っていく所存です。

 

ご支援いただいている皆様、拡散にご協力いただいている皆様、こむぎを見守っていただいている皆様、重ねて御礼申し上げます。

 

皆様の2022年が幸せで実り多きものとなるよう、心から願っております。

 

2022年1月2日　

小野あやか