こむぎへのご支援誠にありがとうございました
1月12日にクラウドファンディングが終了しました。
192名という想像をはるかに超えるたくさんの方からご参加いただき、無事に達成することができました。
想像もしなかった高額な治療費を前に不安な夜が続き、「可能性があるのならばすべてのことをやってみよう」ということで達成できるかわからない中、なかばダメ元で開設した初めてのクラウドファンディング。
当初はTwitterとInstagramの猫アカウントで告知していましたが「達成するために拡散しますね!」「もっとこうやって情報発信するといいですよ!」などの応援コメントやクラファンへのアドバイスをたくさんいただき、ここまで来ることができました。治療に対しての不安もDMで相談にのっていただいたり、過去に同じFIPで苦しんだことのある方から励ましをいただいたり……。お会いしたことがないのに気持ちが通じて、強く大きな支えとなりました。
また飼い主のFacebookに投稿した年末のご挨拶にて、こちらのプロジェクトをご紹介させていただきました。それを見た古くからの友人、元上司、元同僚、元恩師まで驚くほどたくさんの方からご参加いただき、タイムラインで拡散していただきました。「○○さんの友人です」「○○さんのご縁で参加します」など、どんどん輪が広がっていきました。
【1月14日で無事に投薬が完了しました】
こむぎのFIP治療で使用していた新薬は、84日間の継続使用が定められています。
10月23日から開始し、無事に1月14日すべての薬を飲み続けることができました。
毎日決まった時間に未承認薬の投与が必要となり、事前の2時間は絶食するために19:45に食事を下げ、21:45に投薬し、22:45に再度食事を出すというのが私たちの日課でした。
投薬時間が近づくと隠れるこむぎでしたが、15日以降は薬を飲まされないので不思議そうにも見えました。飼い主も投薬期間が終わったことで夜の時間をゆったりと過ごせるようになりました。
まだ口回りの脱毛が心配ですし、高いところへのジャンプをしてくれないなど、闘病前に比べるとまだ本調子ではないのですがFIPと診断されてからはずいぶんと元気になってくれて嬉しい限りです。
【治療費と支援額について】
2021年1月の体調不良からかかった金額を合算したところ、220万円を超える金額となりました。こむぎの体重が後半伸び悩んだことから未承認薬の量が見積もり時から減り、このような金額となりました。
皆様からご支援いただいた寄付金1,020,000円からReady forの手数料と消費税を引き、885,360円を受け取れることとなりました。これらはすべて治療費にあてさせていただきます。
【リターンの発送状況について】
リターンとしてエコバッグとカレンダーを制作しております。1月末までに納品されますので、到着次第発送させていただきます。お待ちいただいている方に大変申し訳ないのですが、少しお待ちいただけると幸いです。
【これからについて】
84日間の投薬期間が終わったものの、FIPはまだ再発の可能性はあります。もし再発した場合には同じ量の未承認薬が保証されているため、ここまで高額な治療費にはならないと思います。
こむぎが再発しないまま毎日健康に、食欲と元気をみせて過ごしてくれることを心から祈っています。
飼い猫がこのような病気になり気持ち的にも経済的にも受け止めきれなかった状況で、たくさんの方から励ましとご支援いただけたこと、人生で忘れられない貴重な経験をさせていただきました。
これからこむぎが寛解してFIP治療が落ち着いたら、このご恩を病気で苦しむ猫や犬たちに支援することで少しずつでも返していけたらと思っています。
この度は誠にありがとうございました。
2022年1月18日
小野あやか



















