群馬ハッキョチャリティ・金剛山歌劇団群馬公演を成功させたい！

のこり1週間！

ラストスパートです！

 

「足りないものは力をあわせて」

 

朝鮮舞踊講師ーヒャンシルさん

 

群馬県在住のヒャンシルさんは4年前から非常勤講師として、群馬朝鮮初中級学校の舞踊講師を勤めています。

 

同校の卒業生でもあるヒャンシルさんは、太田市からウリハッキョがある前橋市まで往復２時間かかる道のりを、普段は週3日、芸術大会や発表会の前には週4〜5日通い学生の指あたっています。

 

もちろん自身の仕事もあります。

 

常勤の先生はいらっしゃいますが、小学生から中学生までを1人では指導するには手が足りないため、舞踊指導経験が長いヒャンシルさんへサポート依頼が入りました。

 

（舞踊指導にあたるリ・ヒャンシルさん）

 

朝鮮舞踊はウリハッキョではクラブ活動の一つとして行われています。

 

全国の朝鮮舞踊部は長い伝統があり、ウリハッキョならではのクラブの一つです。

 

ウリハッキョの芸術性の高さは同胞のみならず日本の方も驚かれるほどで、同校の朝鮮舞踊部も在日朝鮮人学生コンクールでは優秀作品や金賞を数多く受賞しています。

 

ヒャンシルさんも学生時代に大活躍した一人です。指導にあたっているこの4年間には多くの創作舞踊も制作し、高い評価を得ています。

 

（ヒャンシルさんの創作作品「チャンゴチュム」を踊る高学年生）

 

Q：ご自身の仕事もある中、どうして舞踊講師をされていらっしゃるのですか？

A：学生達に朝鮮舞踊を踊る楽しさを感じて貰いたい。

スポットライトのあたる舞台で自分自身を思いっきり表現する幸せを感じて欲しい。

そして何か一つの事に夢中になれる素晴らしさ、それを仲間と分け合える喜びをたった一度しかない青春時代に味わってほしい気持ちです。

 

 

Q：どういう時にやり甲斐を感じますか？

A：練習過程は決して楽ではありませんが、それらを乗り越えた時に「自信」として自分にきっと返ってくると信じて学生1人1人の可能性と日々向き合っています。

その過程で成長した学生の姿を舞台で見た時に心からやり甲斐を感じます。

 

（今年担当している低学年の舞踊教室）

 

学生たちに人気があるヒャンシルさんは「優しいけれど、練習をさぼると怖い先生」だそう。笑。子供たちと毎日交わす「交換日記」には厳しくも温かいメッセージが書かれており、ヒャンシル先生の人柄を愛情深い人柄が表れているようです。

常勤の先生からも頼りにされる存在で、発表会やコンクールの練習には担当外でも一緒に携わり相談も受けながら共に創り上げていきます。ヒャンシルさん、かっこいいですね！ウリハッキョにはヒャンシルさんのようなかっこいい大人がたくさんいます！

 

「学校に足りないものがあれば、声をかけ合いみんなで補っていく」

ウリハッキョは、多くの支えによって繋がり守られています。

 

現在ウリハッキョでは11月19日に行われる「群馬学生文化芸術祭」に向けて、絶賛練習中です！

この機会にぜひ群馬朝鮮初中級学校へお越しください。心よりお待ちしております(^^)