温かいご支援ありがとうございました!
「法隆寺金堂壁画の素晴らしさを世に広め護りたい」・・・この鈴木空如の願いを形にするべく、表装費のご支援を全国の皆様に呼びかけたところ、多くの皆様からご賛同いただいたばかりか、温かくも大きなご支援をいただきました。さらに、第一目標額200万円、そしてネクストゴールを超える、356万円のご支援をいただきました。衷心より御礼申し上げます。
▶ご支援額 356万円(第一目標額200万円、ネクストゴール350万円)
▶ご支援者数 147人
▶ 皆様からのご支援金は、全額、表装費のために使用させていただきました。
▶活動写真
・絵具どめ(絵具の剥落を防ぐため膠水などを補う作業。剥落どめともいう。)

(写真:鈴木空如模「法隆寺金堂壁画」第11号壁「普賢菩薩像」縦3m×横1.5m)
・切り継ぎ(裏打ちした本紙に裂〈きれ〉をつける。付け廻しともいう。)

(写真:同上)
・切り継ぎ

(写真:鈴木空如模「法隆寺金堂壁画」第8号壁「文殊菩薩像」縦3m×横1.5m)
・中裏打ち(切り継ぎ後、本紙と裂を一体とするための裏打ち。)

(写真:同上)
・総裏打ち後の乾燥(総裏打ちは最終段階の裏打ちのこと。上裏打ちともいう。)

(写真:同上)
・完成イメージ(左1作目〈表装2023年完成〉、右3作目〈表装2014年完成〉)

(鈴木空如模「法隆寺金堂壁画」第2号壁「半跏菩薩像」縦3m×横1.5m)
▶ギフトは、1月中旬から順次、郵送いたします。
▶今後の活動
今後も表装作業を次のとおり継続して行います。
・2025年 第1号壁「釈迦浄土図」、第6号壁「阿弥陀浄土図」
・2026年 第9号壁「弥勒浄土図」、第10号壁「薬師浄土図」
また、空如没後80年となる2026年秋には、ご支援いただき表装いたしました第一作目の全12面を展示した展覧会の開催を予定しております。
・展示開催(予定)
と き:2026年秋 鈴木空如没後80年
ところ:太田文化プラザ(秋田県大仙市太田町太田字新田田尻3−4)
以上の活動を計画しております。今回の出会いをご縁に、引き続き変わらぬご支援をお願い申し上げます。



















