【活動報告】6月5日保護のつゆ子ちゃん、11日の朝、虹の橋を渡りました

6月5日、ボランティアのYさんが出先で草むらにうずくまって、
怪我して動けなくなっている子をたまたま、見掛けました。

見て見ぬ振りができなかったYさん。心配で、代表小関に直ぐに相談をして保護することに。

皮膚が見えている。動かない。病気？怪我？片目も潰れてる？

見捨てることができず、とにかく助けたくて、Ｙさんは近隣の方に段ボールと洗濯ネットを借りて、保護し病院へ。衰弱しているので洗濯ネットに入れることは難しくなかった。

すぐに病院へ。
体重は成猫なのに、1.5キロ。　血液検査も駆虫も出来ない程に衰弱。

病院で行える手当てをして。検査ができないため、シェルターには連れて行けず、まずはYさんの自宅に連れ帰り、体力がつくまで自宅点滴などで様子をみることに。

↑↑↑　草むらにうずくまっているつゆこちゃん、遭遇時

保護後、チュール一気に5本と総合栄養食のウェットを完食。

便も尿も出て、体温も上がってきた。Yさんが目ヤニをやさしく拭いて手当をしていたので、目の周りも徐々にきれいになってきた。

ご飯も自分で食べれるように。ケージから出たいと言うようにまで元気が出て、このまま回復してくれると思った。

容態が急変したのは6月10日の朝。

痙攣と呼吸が早い。点滴をし一命をとりとめ、復活。大好きなチュールも食べたけど、いつもより食欲がなく。その日の夜、また痙攣。。。

処置をし容態安定。こまめに夜中も見守り。11日2時はすやすや寝てましたが、3時半には。。。つゆこちゃんはお空のお友達のところに。

最期は、つゆこちゃんお気に入りのお布団で。。。助けてあげたかった。

苦しんだ顔をしていたけど、時間が経つとともに事前と穏やかな顔になり、お気に入りのお布団でゆっくりと最後の夜を休んで。

つゆこちゃんは野良ちゃんの子だったのか、飼い猫が捨てられたのか、脱走して帰れなくなったのか、わかりません。遭遇時の姿から想像できる野外での過酷な生活、がんばって生きました。そして過酷であろう猫生の「最後の7日間」、Yさんの元で雨風をしのげて安全な家の中、布団もらって、ご飯もたくさん食べれて、愛情をもらって、幸せに過ごすことができました。

あの時、Yさんが保護しなかったら、つゆこちゃんは、この梅雨空のもと、雨に濡れた地面の上で人知れず死んでいったと思います。

人知れず野外で病気や交通事故で死んでいく、そういう過酷な運命をたどっている猫たちがいっぱいいる現実。ラブは少しでもそんな子たちを助けたい、そういう苦しい猫生を送る猫を減らしたいと願って活動しています。これからもTNR活動、啓蒙活動、保護活動に力を入れていきます。ラブアンドハンドの活動が今後も継続することができますよう、ご支援をいただけると嬉しいです。

いつも応援・支援してくださってありがとうございます。