【100匹の居場所】災害時に小さな命を守るため、防災の発電機購入を

【100匹の居場所】災害時に小さな命を守るため、防災の発電機購入を

支援総額

3,237,000

目標金額 2,500,000円

支援者
206人
募集終了日
2023年6月30日

    https://readyfor.jp/projects/loveandhand?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

 

第一目標達成のお礼とネクストゴールに向けて

 

2023年5月17日にスタートしたクラウドファンディング。


今回初めての試みで不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、皆様の温かいご支援のおかげで第一目標を達成することができました。深く深く、御礼申し上げます。

 

日頃からラブアンドハンドを支えて下さってる支援者様、里親様、ボランティアの皆様、今回初めて活動を知って下さった方、温かなメッセージを送って下さった方々。本当に多くの方に支えていただいているのだと、嬉しく感じるとともに、多くのご支援に身が引き締まる思いです。

 

皆様のご支援のおかげで、大きな自然災害に備え、猫たちの命を守ることができます。ご期待以上の活動をもって御礼に代えさせて頂ければと思います。

 

【ネクストゴールに向けて】
このクラウドファンディングは、最終日である6月30日(金) 23:00 の最後の瞬間まで支援の募集を継続します。終了日まであと10日となりますが、本文にも記載がございますように、脱走防止ダブルドアの設置や医療費を含めた運営費、ワクチンの費用としてネクストゴール500万円を目指します

 

現在体調不良の子たちが多くなってきており、当初から優先度の高かった脱走防止ダブルドアの設置と医療費に優先的に資金を充てていきたいと考えています。

 

最後までみなさまに甘えるばかりで大変心苦しい限りですが、最後の瞬間まで頑張りますので、何卒お力添えを賜りましたら幸いです。

 

はじめに

 

はじめまして。千葉県東金市を中心に活動する保護猫団体「NPO法人Love&Hand」です。

 

病気や怪我、その他さまざまな理由で身寄りのない猫たちの保護と避妊去勢手術の推進を主軸に、人と動物が快適に共生できる社会を目指して活動し、今年で5年目を迎えます。現在シェルターには、エイズや白血病の傷病猫も含めた130~150匹の猫たちが暮らしています。

 

2019年の台風15号では私たちのシェルターも停電の被害を受けました。数日続いた停電の影響でエアコンが使えなくなり、熱中症で多くの猫が体調を崩してしまいました。停電があと1、2日長く続けば命が危なかった猫もいたほどです。

 

今後、またいつ15号のような大型台風や大規模な地震が発生するかわかりません。すぐにでも対策をしなければなりませんが、昨今の物価高騰により毎月のシェルター運営費に余裕がなく、自然災害への備えがどうしても後回しになってしまっている状況です。

 

しかし、台風15号の時と同じことを繰り返したくはありません。猫たちを守るため、どうにか備えを整えたいと思いクラウドファンディングへの挑戦を決めました。

 

250万円を第一目標金額に、防災対策として停電した際もエアコンを稼働できるポータブル発電機を7台購入(うち5台は太陽光で蓄電、2台はガソリンで稼働)、台風で雨漏りがひどくなったシェルター入り口屋根の修繕をしたいと考えています。

 

そしてさらにご支援をいただけた際には、第二目標として、脱走防止用のダブルドア設置と約80匹にワクチン接種をしてあげたいと思っています。

 

私たちは、シェルターにいるどの猫も路頭に迷うことなく、苦しむことなく、最後まで、終生幸せに命を全うさせてあげたいと心から願って活動しています。

 

今回の挑戦は「All or Nothing」方式です。第一目標金額に1円でも達しない場合は、支援金を受け取ることができません。

 

どうかシェルターで暮らす猫たちに、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

NPO法人Love & Hand

代表 小関 智子

 

 

※ストーリーには一部、動物がケガをしている画像などセンシティブな内容が含まれています。 

 

 NPO法人Love & Handについて 

 

小関(代表)は約30年前に千葉に転居してから、個人的に病気や怪我をしている野良猫を保護する活動を始めました。

 

車に轢かれ路上に横たわっている猫を見て、「そのまま素通りはできない。少しでも息があれば連れて帰り、病院で治療をする。病気や怪我している猫も見捨てない。」という小関の強い想いにスタッフが集まり、2019年に動物愛護団体「NPO法人Love & Hand」を立ち上げました。

 

 

そして、普段からご協力いただいている皆さまのおかげで、Love & Handは2023年で5年目を迎えることができました。本当にありがとうございます。

 

現在は、病気や怪我、その他さまざまな理由で身寄りのない猫たちの保護と避妊去勢手術の推進を主軸に、人と動物が快適に共生できる社会を目指して活動しております。

 

主な活動内容

 

①TNR活動

Love & Handでは現場環境が危険(交通量多い等)だと判断した際や病気が見つかった際には、対象猫を避妊去勢手術後に現場に戻すことはせずに保護する場合もあります。

※TNR・・・野良猫を捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)を行い、元の場所に戻す(Return)活動のこと

 

②多頭飼育崩壊などの現場対応

2022年の相談件数は約133件にものぼります。多頭飼育崩壊の現場や民家からの要請により、2021年9月~2022年10月の1年間で保護した猫は106匹でした。(シェルターと預かりボランティアさん宅での保護・TNRを含む)

 

Love & Handが保護した猫達 (一例)

↑↑↑ 床下から乳飲み子の救出
↑↑↑ 疥癬でボロボロだった野良猫の保護
↑↑↑ 多頭飼育崩壊現場への立ち入り・保護
↑↑↑ けがをしている猫の保護と預かり
↑↑↑ 遺棄された乳飲み子6匹、保健所殺処分行きを阻止
↑↑↑ 顔面がただれて徘徊していた猫の保護

 

 

③健康な成猫や子猫の譲渡

Love & Handでは、猫が譲渡された先で家族として大切に飼育され、終生幸せに暮らせることを重視しています。そのため、猫が家族になった先で不幸にならないように、お家まで伺い一緒に脱走防止策に取り組んでいただいたり、譲渡時は少し厳しすぎるくらいの条件を設定して確認をさせていただいたりしています。里親様は猫のためと思い、快く対応してくださいます。

 

この一年(2021年9月~2022年10月)で53匹の猫たちが、猫を大切にしてくださる里親様の家族になりました。

↑↑↑ 預かりボランティアさんと里親様

 

④火葬

シェルター敷地内に、猫や小型犬を個別火葬ができる「火葬車」と納骨堂があります。納骨堂では年に一回、僧侶による法要を行っています。2022年は10月2日に行いました。シェルターで亡くなった猫たち、事故により道路で亡くなっていた猫やたぬき、ボランティアスタッフ宅で亡くなった猫のために冥福を祈りました。

 

僧侶による供養

 

⑤啓蒙活動

ペット飼育に関する相談を受けています。相談者様自身が主体的に行動できるよう協力、助言し適切な飼育の啓蒙も実施しています。

 

 

幸せな終生を過ごす「最後の砦」

 

さまざまな理由で行き場のない猫たちに、終生安心して過ごすことができる家を作ってあげたい。」という想いでシェルターを立ち上げました。

 

病気や怪我をしている子たちは、他の団体で保護を断られてしまうことも多いですが、私たちは誰もが諦めてしまうような状態の猫でも、できる限り最後まで手を尽くして看護しています。

 

私たちは、行き場のない苦境にいる猫たちと、その子たちを助けたいと願い行動している人たちの「最後の砦」となっています。

 

2021年には、通常のシェルターに加えて、エイズキャリアや白血病の猫たちの特別棟、体調崩している猫たちを個別に飼育管理する療養部屋(通称ICU)も別棟で作りました。

 

当シェルターでは、高齢や病気があるために里親が見つからず、終生飼育前提で保護する猫たちが多いため、いつしか保護頭数が100頭以上の施設になりました。現在では、常に130~150匹の猫たちがシェルターで生活しています。

 

Love & Handで暮らす猫たち

 

 

 

 プロジェクトの立ち上げ背景 

 

2019年9月の台風15号

 

千葉県を襲った台風15号。これまでにないほどの暴風雨をもたらした台風でした。

 

猛烈な風でシェルター中庭の建物(物干し小屋)がバキバキと音を立てて崩壊・飛散し、住まいや備蓄倉庫の樋(とい)は折れて飛んでいき、母屋の瓦はずれ、倉庫は床下浸水、被害は甚大でした。

 

そんな中、数日続いた停電によりエアコンが使えず、シェルター内部はサウナ状態。猫たちは熱中症や体調不良に陥り、年老いた猫はもちろん、次第に健康な成猫までも口呼吸する猫が続出しました。

 

どこも同じような状況の中、どうにか発電機をボランティアさんとリース業者さんから4台借りることができました。しかし、ガソリンの調達がままならず、扇風機を回すことが精一杯でした。熱中症で危ない状況と判断した猫は、車のエアコンで体温調整をしました。とはいえ車も少ないため、全ての猫に対処できず、ボランティアさんが凍ったペットボトルを持ち寄り、みんな必死で口呼吸する猫の体につけて体温を下げました。

 

それでも回復できずかなり危険な状態の猫が出てきたので点滴を行いながら、車の冷房と氷ペットボトルで交互に対処し、ほぼ三日間不眠不休の戦いとなりました。

 

 

千葉県の中でも私たちの地区は、台風による停電の多い地区ですが、ここまで停電が長引いたことはありませんでした。それだけ台風15号の勢力は大きかったです。そして今後もこのような規模の大型台風が発生するといわれているので、一刻も早く災害に備えなければならないと痛感しました。


しかしながら、昨今の物価高騰により光熱費や餌、猫砂、ペットシートなどの支出が増え、シェルターを維持していくことで精一杯です。

 

私たちは、たとえささやかであっても、日常の節約を心がけて運営を続けています。

 

節約例

  • トイレ砂の代わりに新聞紙を使用
  • エアコン温度のこまめな調節
  • シェルター内の蛍光管を減らす
  • ボランティア手作りのキャットタワーやステップ
  • 飲料水猫達の食器洗い以外は井戸水を使用

 

光熱費現状(電気、灯油)

●2020 年間 ¥694,895(1ヶ月平均   ¥57,908)

●2021 年間 ¥899,590(1ヶ月平均 ¥74,966) ※8月一時保護棟増設、12月療養棟増設

●2022 年間 ¥1,646,826(1ヶ月平均 ¥137,236)

冬のピーク時には電気代は節約しても1ヶ月20万円代に。

ソーラーパネル付きの発電機を購入できた場合、日常からこれを活用し少しでも電気代の節約にもつなげたいと考えています。

 

また、白血病やエイズキャリアの猫たちを多く保護している関係で必要とされていた感染予防対策の一時保護部屋と療養部屋を2021年に増設しました。これらの部屋もエアコンが必須なので、光熱費の負担も増えている状況です。

 

どうしても十分な費用を捻出することができず、大型台風などの非常時への備えが後回しになってしまうことへの焦りを感じています。

 

老齢の猫や持病のある猫たちを終生飼育している当シェルターでは、気温管理は必須のため、停電時にもエアコンなどによる温度調整が必要となります。また台風15号規模の被害を想定すると不安が募るばかり。

 

それでもシェルターにいる猫たちが安心できる場所を作りたいと思い、災害に備えるためのクラウドファンディングへの挑戦を決意しました。

 

 

 いただいたご支援金で実現したいこと 

 

皆さまからいただくご支援金で、台風などの災害時の備えを整えたいと考えています。

 

第一目標金額の250万円では、①エアコンを稼働させるための発電機を7台を購入、②シェルター入り口の雨漏りの修繕を検討しています。

 

資金使途について

第一目標金額:250万

 

● 発電機7台購入

ソーラーパネル付きの発電機5台とガソリンで稼働する発電機2台を購入できるとシェルターのエアコン全てを稼働することができます。また、太陽光発電機は平時から使用し、光熱費の軽減にあてます。

 

● シェルター玄関の雨漏り修繕

台風以前より玄関上の屋根から少し雨漏りがありましたが、台風15号の影響で雨漏りがひどくなってしまっています。この機会に屋根を修繕したいと思います。

 

 

● クラウドファンディング手数料

 

第二目標金額:500万

(第一目標250万+第二目標250万=500万)

 

● 脱走防止用のダブルドアを玄関に設置

シェルター見学にいらっしゃる方、新しくボランティアに参加してくださる方が増え、ドアの開閉に慣れていない方の出入りが多くなってきました。ドア入り口には脱走防止柵を設置していますが、万全ではありません。第二目標で設定している使途の中でも最優先で取り組みたいと考えています。

風除室のイラスト
ダブルドアのイメージ

 

● 3種ワクチン接種80匹分

シェルター受け入れの際にワクチン接種を必ず行っています。 しかし、シェルターに1年以上暮らしている猫の中には、資金不足のため年1回のワクチン接種をうけられていない猫もいます。前回のワクチン接種から時間が空いてしまっている猫たちと、新しく保護する飼い主のいない猫たちにワクチン接種をしてあげたいです。今年もたくさんの仔猫が助けを求めています。

 

 

● 運営費3か月分(医療費、エサ、トイレ砂、ペットシーツ、駆虫薬など)

シェルターの運営は、活動をご理解いただいている方からの寄付金と支援物資で支えられています。不足分は個人資金をあててきましたが、昨今の値上げやご支援の減少で負担が増え、個人資金も底をついてきました。白血病やエイズキャリア、シェルターで過ごしている猫の高齢化などで医療費負担も増しているため、運営費や医療費に充てさせていただきます。

 

● クラウドファンディング手数料

 

皆さまからのご支援は、1匹でも多くの猫を保護するため、すでにシェルターで暮らしている猫たちが安全快適に暮らしていけるよう、大切に使わせていただきます。 

 

 

クラウドファンディングの挑戦を通して

 

資金調達はもちろんのこと、今回のクラウドファンディングを通して、私たちの活動を多くの方に知っていただきたいという想いもあります。  

 

このような活動をしていると、ただ猫を置いていくだけで、喉元過ぎれば熱さを忘れる人が多くいます。それでも猫たちは日々必死に生きています。  

 

当団体の活動に参加してくれる仲間(ボランティア)や、応援してくれる方(会員、支援提供者)を増やし、活動内容を知っていただくことで、多くの方とともに「命の尊さ」に向き合い、この大きな問題に取り組んでいきたいです。  

 

保護猫活動を通して、小さくても大切な命に心を寄せる人が増えて、共に支え助け合う優しい社会にしたいと心より願っています。

 

 

 動物との共生社会を目指す 

 

猫たちは人間の言葉を話せませんが、「怖い」「つらい」「うれしい」「好き」など私たち人間と同じような感情を持っています。その子たちをむやみに虐待したり、繁殖させたり、困ったら捨てたり、車で轢いてしまってもそのまま去ったり、そんな動物を「物」として扱う社会を変えたいです。

 

「不幸な命」をつくるのは人間だと思っています。しかし、その命を助けることができるのも、環境を変えることができるのもまた人間だと思っています。

 

思いやりがある社会は、小さな子供、高齢の方、疲れている方、体に障がいがある方、仕事や勉強など頑張っている方、子育てを頑張っている方、誰にとっても住みやすい社会です。

 

将来的にはシェルターのような大きな施設が必要なくなるよう、猫や動物との共生社会を目指していきたいと思っています。

 

まずは、縁あって今シェルターにいる猫たちを守るため、精一杯頑張ります。どうか当シェルターの猫たちのもしもに備え、ご無理のない範囲で温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

小関 智子|NPO法人Love & Hand代表

 

 

はじめまして。千葉県東金市を拠点に活動しているNPO法人Love & Handの理事をつとめております小関智子です。数あるプロジェクトから私たちのプロジェクトに目を留めていただきまして、有難うございます。

 

私は、22年前に神奈川から千葉に転居してきて、当時、道路で車に轢かれて亡くなっている動物の多さに驚きました。その道端で倒れている猫たちを放っておくことができずに、その子たちを道路から拾い上げ、亡くなっている場合は埋葬、まだ息がある場合には病院に連れて行って保護することを始めました。

 

それから20数年、捨て猫、捨て犬から始まる「不幸な命の繁殖連鎖」を無くしたい一心で日々活動しています。応援してくださる皆さまからのご寄付、猫たちのお世話をしてくれている仲間、広報活動に協力してくれている仲間、シェルター活動に理解を示してくださっている地域の皆さま、獣医の皆さま、多くのお力添えのおかげでLove & Handのシェルターの活動を今日まで続けることができました。

 

猫たちのシェルター生活は家庭と同じとはいきませんが、保護猫たちが日々幸せに生活できるよう「今できるベスト」を尽くしてお世話をしています。

 

保護活動には、とても多くの資金がかかっているのが現状です。行政からの支援金等はありません。

一匹を保護すると、まずは病気などが無いか健康状態を動物病院で調べてもらいます。血液検査とウィルスチェック、ノミ駆除だけで約10,000円近くかかります。保護主がいる場合は保護主負担ですが、保護主がいない場合は当団体の負担で行っています。

一般に健康な猫を飼育するのに1年間で10万円くらいかかるといわれています。病気などさまざまな理由から保護した子が里親に出られずシェルターの頭数も増えています。最近では猫たちの高齢化もあり、医療費がかかる子も多くなってきました。

 

現在、運営資金で足りない分は個人で負担している状況ですが、個人資産では限りがあるため、今後も活動を継続していけるよう、運営方法を模索しているところです。

 

今回は、当シェルターにも大きな被害をもたらした2019年の台風15号と同じような規模の台風災害等に備えるため、発電機を購入し屋根を修繕したいと思い、クラウドファンディングに挑戦しました。そしてできましたら、その屋根部分下に脱走防止のダブルドアを設置したいと願っています。もし目標額よりも多くのご支援をいただけましたら、毎月ギリギリの運営費やワクチン接種にも活用させていただきます。

 

こらからもシェルターにいる猫達が安全に暮らし、一匹でも多くの猫を保護し、同じ志を持つ仲間と活動を広め継続していくため、皆さまに応援していただけると嬉しいです。ご無理のない範囲で、どうぞよろしくお願いします。


 

 応援メッセージのご紹介 

 

【NEW6/8】天方 貴之様|コンパス動物病院 院長

 

 

動物病院で長年働いておりますと、ねこさんの保護活動をされている方と接する機会が自然と出てまいります。

 

その中で、私が小関さんに対して思ったこととしては、たくさんのねこさん達を保護していく中でも、この方は一匹一匹にきちんと目を向けることができる方なんだな、ということでした。組織の規模が大きくなると、どうしても一匹一匹に対して目が届きにくくなってしまうはずなのですが、小関さんは目の前のその一匹のねこさんに対して全力で愛情を注いでいる姿が印象的です。

 

保護するねこさんたちすべてが、お薬を飲ませればほどなく改善するような単純な病気の子たちばかりではないはずです。もの言わぬねこさんたちの具合が悪い時に、適切な治療を受けさせてあげるためには検査もしなければならないですし、治療が長期間にわたって必要になるケースもあります。お金のかかる入院治療が必要な子でも迷わず治療を受けさせてあげる姿に、深い愛情を感じました。

 

たくさんのねこさんたちがいる環境の中でも、目の前の一匹の子の命を諦めない小関さんの姿勢からは、臨床家である私も大切なことを改めて教えていただけたと思っております。

 

とにかくエネルギッシュな小関さん、お休みになっている時間はあるのでしょうか?(いや、なさそうです。)きっと元気になったねこさんの姿が小関さんのエネルギーになっているのかとは思いますが、これから救われる未来のねこさんのためにも、お身体ご自愛いただけたらと思います。

 

小安 怜子様|大網犬猫病院 院長

 

小関さんとは20数年のお付き合いですが、当時から近所の野良猫の保護活動を一人で頑張っていました。だんだん数も増えて、ついにはNPO団体を作る前から自分でDIYを駆使して猫舎(エアコン完備、人も住めそう)を建ててしまったり、病気や怪我の子も保護したりして、時には睡眠や食事の時間もとれないほどに愛情いっぱいに世話をしています。

 

Love&Handの名前の通り、愛情と手間を惜しまない姿勢に脱帽です。

 

石井 文太 様|館山どうぶつ病院 院長

 

小関さんは現在、東金市で保護猫活動をしていますが、ひと昔前までは、南房総を拠点にして保護猫活動をしていました。私は館山で動物病院を開業している者ですが、その頃からのお付き合いということになります。彼女は、当時は県内には数少ない内閣府認証認定特定非営利活動法人(NPO法人)の中で活動していました。


とにかく寸暇を惜しんでというか、寝る間も割いて猫の保護活動を一心不乱にする方で、それこそ“身体を壊さなければいいな”と心配するほどでした。そんな彼女の姿勢が仲間やスタッフにも信頼され、次期のNPO法人の会長候補の筆頭に挙げられていましたが、彼女はそんなことには関心が無く、「どうしたら野良猫や捨て猫が減らせるんだろう?」「どうしたら病気が治せるんだろう?」「どうしたら苦痛を和らげてあげれるんだろう?」「どうしたら不幸な猫たちが幸せになれるんだろう?」ということばかり真剣になって考えているのです


残念ながら、南房総のNPO 法人は解散することになり、彼女は猫の保護活動の現場を大網白里市、東金市へと移すことになりました。それでも数年の間は、鋸南町周辺の保護できなかった野良猫を心配して、わざわざ遠くから保護しに来ていました。


今でも猫の病気や治療について、栄養学や看護方法などについて質問されるのでお付き合いが続いています。その度に、「何年経っても昔とちっとも変わらないな」って思います。保護猫活動に一筋、全身全霊を注ぎこんでいて、野良猫の保護活動のために生まれて来たような小関さんです。
 

私は、「身体を壊さないといいな」と願うばかりです。

 

石井 修 様|石井獣医科 院長

 

地域猫ちゃんや野良猫ちゃんの不妊手術を毎月当院で実施し、不幸な猫ちゃんを減らす活動をして、頑張っていらっしゃいます。そして保護された子猫ちゃんの里親探しも積極的に行っています。

 

金崎 勉 様|特定非営利活動法人千葉よさこい連絡協議会 理事長

 

のら猫を見つける機会も少なくなりましたが、たまに交通事故に遭った動物を見ると胸が痛みます。そんな光景を見つけては素通りしない彼女の正義感と行動力は本物です。愛護精神だけではできない、それをカタチにすることは誰にでもできる事ではないでしょう。
 

継続するにはお金もかかります。生き物を取り扱う責任もあり、中断することが許されないからこそ施設運営には多くの不安があると思います。継続した資金支援は大きな助けになるはずです。一人ひとりの善意で物言わぬ小さな命を救う行いができる人を心から尊敬します。

ご支援ご協力、切にお願い申し上げます。

 

平野 様|ボランティア(県庁 労働基準監督署担当)

 

代表とは団体立ち上げ前からの知り合いです。自らの命を削りながら動物に向き合う姿勢を出会った時から尊敬しています。出会いの日から現在まで、眠る時以外は猫達と猫に関わる相談者や依頼主と向き合うスーパーウーマンです。微力ながら役に立ちたいと思い今日に至ります。


そして、ご家族やさまざまな形でシェルターを支えるボランティアスタッフ達など、スーパーウーマンを支えるまわりの人達も共に闘っています。


代表はいつも寝不足で体に鞭打ちながら活動を続けているので、資金面での負担がいくらかでも軽くなれば随分肩の荷が軽くなると思います。行政も手出しできない分野を一手に引き受けているのがこうした民間のシェルターです。猫達の命とシェルターLove&Handを守るために一人でも多くの方にクラウドファンディングにご協力頂きたく心よりお願い申し上げます。

 

魚住 芽依 様|ボランティア

 

元々実家で捨て猫を飼っていたので関心はありました。将来は自宅で保護活動もできたらいいなと人生計画を立てています。20代後半になり、周りが見えるようになってきたところでなにかできることはないか探すようになりました。

 

そこで、自宅から近いシェルターでしっかりとした事業計画、歴のあるラブアンドハンドさんで活動を始めることにしました。「しっぽの声」という漫画を読んだことが最終的に動き出すきっかけになりました。
 

小関さんは、不思議とみんなが集まってくるようなとても愛のある方です。ふわんとしているオーラに見えて、決めるところは決めてくれる、そして周りをよく見てくれている、そんな素敵な方だなと思っています。
 

みなさまどうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

一心 様|ボランティア

 

ボランティアをはじめたきっかけは、猫の事をもっとよく知りたかったからです。

元々は犬派でしたが、いつの間にか猫派に。小関さんと面接をした時におっしゃっていた「私達人間がやったことだから人間がなんとかしなくてはいけないと..。あと、命を諦めないで..。」という言葉にとても感動しました。


ラブさんに通ううちに、ニャンズとスタッフさん達の魅力にどっぷりはまりました。

皆さんの努力は、必ず身を結ぶと確信しています。

クラファン成功を祈っております!

 

ベティ子 様|ボランティア

 

最初は自分でも何かお手伝いできることがあればと思い、新聞紙を切ったり、もみじさんの預りに挑戦してみたりしています。シェルターの中をお手伝いはまだ2ヶ月ぐらいですが、個性豊かなにゃんこたちに日々楽しませてもらっています。

 

にゃんこたちがLOVE&HANDで幸せに過ごせるためにもクラウドファンディングの成功を願っています。

 

 

黒にゃんこ 様|ボランティア

 

手伝い始めて1年8ヶ月になります。きっかけは保護した白血病の子をお願いしたことです。多頭飼育の我が家で白血病の子の飼育は難しいだろうと理事長はその子を温かく迎え入れてくれました。最初はフード等の買い出しと治療の必要な子の通院程度でしたが、今はシェルターの清掃作業等もしています。自宅の子達とは違う子達と触れ合いながら、楽しい毎日を過ごしています。

 

LOVE&HANDの子達が安定した日々を送る事ができるためにも、クラファンの成功を願っています。

 

NANA 様|ボランティア

 

毎朝、仕事前に猫達のお世話しているボランティアさんや理事長の姿を目にし、手の空いた時にお皿洗いを手伝うようになり一年半が経ちました。
 

活動を知ると、毎日の猫達の食事と医療費(駆虫薬等も含む)、白血病キャリアやAIDS等で行き場の無い猫達もいて出費が大きく、そこに管理施設の維持費や物価高もあり大変だと感じています。

 

シェルターがこれからも継続して行く為にも、どうぞ皆さまのご協力をお願いいたします。

 

木原 さえ子 様|会計担当理事

 

お得意さんをちょっとお手伝いするつもりで気軽に手伝い始めました。

しかし、頑張ってるご家族を見たら放っておけなくなり今に至ります。
明日のご飯代が足りないと思うと自分のお店を連想して安眠できなくなります。

最近、眉間のしわが一段と深くなりました。

プロジェクトの成功を祈ります。

 


▼ご留意事項

・ご支援の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

・ご支援完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
・ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

・ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

・本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

プロジェクト実行責任者:
小関 智子(NPO法人Love&Hand)
プロジェクト実施完了日:
2023年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

防災対策としてエアコンを稼働できるポータブル発電機を7台購入(うち5台は太陽光で蓄電、2台はガソリンで稼働)と、シェルター玄関屋根の雨漏り修繕を実施します。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/loveandhand?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

千葉県東金市で活動している保護猫シェルターです。 保護猫が暮らす保護施設(シェルター)内には現在、元 捨て猫や元 野良猫など様々な環境から保護された数ヶ月の子猫から成猫まで100匹~150 匹の猫ちゃんが暮らしています。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/loveandhand?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

3,000+システム利用料


100匹の居場所 応援コース:3千円

100匹の居場所 応援コース:3千円

●心を込めて、感謝のメールをお送りします。
●フォトレポート:皆さまのご支援で実現できた発電機購入、屋根の修理、シェルターの様子など、写真と共に報告いたします。
(メールにてPDF添付)

ーーーーーーーーーーー

★お気持ちを上乗せしてご支援していただける場合、一度に複数口のご支援が可能です。

★物品リターン費用がかからない分、ご支援の全部をプロジェクトのために大切に活用させていただきます。

支援者
91人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年11月

10,000+システム利用料


100匹の居場所 応援コース:1万円

100匹の居場所 応援コース:1万円

●心を込めて、感謝のメールをお送りします。
●フォトレポート:皆さまのご支援で実現できた発電機購入、屋根の修理、シェルターの様子など、写真と共に報告いたします。
(メールにてPDF添付)
●Love & Handの公式HPにお名前掲載(希望制)
ーーーーーーーーーーー

★お気持ちを上乗せしてご支援していただける場合、一度に複数口のご支援が可能です。

★物品リターン費用がかからない分、ご支援の全部をプロジェクトのために大切に活用させていただきます。

支援者
88人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年11月

30,000+システム利用料


100匹の居場所 応援コース:3万円

100匹の居場所 応援コース:3万円

●心を込めて、感謝のメールをお送りします。
●フォトレポート:皆さまのご支援で実現できた発電機購入、屋根の修理、シェルターの様子など、写真と共に報告いたします。
(メールにてPDF添付)
●Love & Handの公式HPにお名前掲載(希望制)
ーーーーーーーーーーー

★お気持ちを上乗せしてご支援していただける場合、一度に複数口のご支援が可能です。

★物品リターン費用がかからない分、ご支援の全部をプロジェクトのために大切に活用させていただきます。

支援者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年11月

50,000+システム利用料


100匹の居場所 応援コース:5万円

100匹の居場所 応援コース:5万円

●心を込めて、感謝のメールをお送りします。
●フォトレポート:皆さまのご支援で実現できた発電機購入、屋根の修理、シェルターの様子など、写真と共に報告いたします。
(メールにてPDF添付)
●Love & Handの公式HPにお名前掲載(希望制)
ーーーーーーーーーーー

★お気持ちを上乗せしてご支援していただける場合、一度に複数口のご支援が可能です。

★物品リターン費用がかからない分、ご支援の全部をプロジェクトのために大切に活用させていただきます。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年11月

100,000+システム利用料


100匹の居場所 応援ブロンズコース:10万円

100匹の居場所 応援ブロンズコース:10万円

●心を込めて、感謝のメールをお送りします。
●フォトレポート:皆さまのご支援で実現できた発電機購入、屋根の修理、シェルターの様子など、写真と共に報告いたします。
(メールにてPDF添付)
●Love & Handの公式HPにお名前掲載(希望制)
ーーーーーーーーーーー

★お気持ちを上乗せしてご支援していただける場合、一度に複数口のご支援が可能です。

★物品リターン費用がかからない分、ご支援の全部をプロジェクトのために大切に活用させていただきます。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年11月

300,000+システム利用料


100匹の居場所 応援シルバーコース:30万円

100匹の居場所 応援シルバーコース:30万円

●心を込めて、感謝のメールをお送りします。
●フォトレポート:皆さまのご支援で実現できた発電機購入、屋根の修理、シェルターの様子など、写真と共に報告いたします。
(メールにてPDF添付)
●Love & Handの公式HPにお名前掲載(希望制)
ーーーーーーーーーーー

★お気持ちを上乗せしてご支援していただける場合、一度に複数口のご支援が可能です。

★物品リターン費用がかからない分、ご支援の全部をプロジェクトのために大切に活用させていただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年11月

500,000+システム利用料


100匹の居場所 応援ゴールドコース:50万円

100匹の居場所 応援ゴールドコース:50万円

●心を込めて、感謝のメールをお送りします。
●フォトレポート:皆さまのご支援で実現できた発電機購入、屋根の修理、シェルターの様子など、写真と共に報告いたします。
(メールにてPDF添付)
●Love & Handの公式HPにお名前掲載(希望制)
ーーーーーーーーーーー
★物品リターン費用がかからない分、ご支援の全部をプロジェクトのために大切に活用させていただきます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年11月

プロフィール

千葉県東金市で活動している保護猫シェルターです。 保護猫が暮らす保護施設(シェルター)内には現在、元 捨て猫や元 野良猫など様々な環境から保護された数ヶ月の子猫から成猫まで100匹~150 匹の猫ちゃんが暮らしています。

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る