第７回病院前12誘導心電図判読講習会を実施しました！

プロジェクトメンバーの本田です。
先日、初めて長崎スタジアムシティ内の長崎大学キャンパスを会場に、病院前12誘導心電図講習会を開催いたしました！今回は、新たに机上シミュレーションを導入し、受講者が互いに意見を交わし、判断を共有しながら学ぶことで、チーム力を高めることができました。その後に実践形式のシミュレーションに移ることで、より救急隊としての現場に則した患者対応に繋がっていたと感じています。

講習後のアンケートでは、「心電図の苦手意識がなくなり自信がついた」「波形の意味を理解できた」「学んだことを同期や後輩に伝えたい」といった声が多く寄せられました。特に、「机上訓練でチームとして考える力を養えたからこそ、実践訓練で学びが深まった」というご意見は、この新しい取り組みの意義を裏付けるものでした。さらに嬉しいことに、受講後には受講者全員が「心電図やACS対応にもっと興味を持った」と答えてくださり、学びが確実に次の実践につながっていることを確信しました。

今回は、地元長崎県だけでなく、福岡県からも救急隊員の方々が参加され、地域を越えてこの取り組みの広がりおよび本講習会に対するニーズの高さを実感しました。私たちはこのプロジェクトを、今後は九州の各地開催へと広げ、やがては全国へ展開し、日本中の救急救命士の皆さまが自信を持って心筋梗塞患者さんへ対応できる体制を築いていきたいと思っています。
その未来を実現するため、これからも全力で取り組んでまいります。引き続き、皆さまの温かいご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

長崎国際テレビの取材内容はこちら

https://news.ntv.co.jp/n/nib/category/society/ni995f987003cb4d2796dd6128dcbdc7a0