
- 支援総額
- 538,000円
- 目標金額
- 520,000円
- 支援者数
- 29人
- 残り日数
- 終了しました
このプロジェクトは
2015年11月20日(金)23:00 に成立しました。
プロジェクト概要
来年の3月13日に、第7回山寺コンサートを開催します。
途絶えてしまった芸能を、子どもたちと一緒に復元したい!
はじめまして。米本太郎と申します。わたしは、山口市大内を拠点として、鷺流狂言の伝承を中心に地域文化の活性化を目指して活動しています。
その中でも一番力を入れているのが、この「二月会再興プロジェクト」です。わたしは、日本の未来を担う子どもたちに、自分たちが生まれ育った地域の文化や芸能、土地の云われなどを知る機会を作り、次の時代に何を残していくかを考えてもらいたい、という気持ちではじめました。
しかし、子どもたちへの童舞指導や、当日の演奏をしていただく雅楽奏者の出演者費や旅費、昨年度作成した童舞装束の修繕費が足りません。どうか皆様のお力をお貸しいただけないでしょうか。
150年以上の時を超え、二月会を再興。
世代、文化の交流と地域活性化を目指したコンサートを開催する。
山口市大内にある興隆寺は、中世に栄えた大内氏の氏寺で、江戸時代末期まで栄えていました。明治維新後に衰退してしまいましたが、ここで行われていた二月会では、能や狂言、雅楽などが盛大に行われていました。その二月会を現代に復元できれば、地域の活性化や文化の発信につながると思い、平成21年から「山寺コンサート」というイベントを始めました。
これまでは、大人を対象に、鷺流狂言やプロの雅楽奏者や箏奏者を中心にプログラムしてきましたが、これからは子どもたちの育成を含め、永く未来に伝えていきたいと思っています。より多くの子どもたちが活躍できるようなプログラムをつくり、ただ発表するだけではなく、しっかりと指導を行い、より多くの来場者に満足してもらえるような上演を目指したいです。そのためには、雅楽奏者の出演者金やその旅費、昨年度作成した童舞装束の修繕費、総額52万円が足りておりません。
子どもたちが雅楽の舞を舞う「童舞(どうぶ)」を復元し、
地元に伝わる鷺流狂言やいろいろな芸能を発表します!
今年で7回目の開催を迎え、第1回目は100名程度の来場者が前回の6回目には300名以上の方が来られるようになりました。
山口の人は、大内文化というものは誰もが知っていますが、その当時に演じられていたものを見る機会はなかなかなく、地域の年配の方から、出演する子供たちまでの幅広い世代の人が喜んでくれると思います。毎年開催してきて、少しずつ来場者が増えてきているので、成果は上がってきています。
今回上演するのは、蝶をモチーフにした「胡蝶」という舞楽の舞演。
5人の子どもたち(本来は4人で舞う)が優雅に舞う姿はかわいらしくもあります。童舞を舞う小学生と、それ以外にも狂言やわらべ歌、太鼓など総勢30~40人くらいの山口市内の子どもたちが出演します。童舞は月2回程度、本番までに10〜15回程度練習していきますが、同じような動きやゆっくりとした動作のため、上手に舞うのはかなり難しく、子どもたちが一生懸命練習した成果をみてほしいです。
途絶えてしまった芸能を子どもたちと復元し、地域の皆さんに見て、楽しんでもらうことで自分たちの住む地域のことをより深く知り、愛着を持ってもらうことができると思っています。
イベントの詳細
二月会再興プロジェクト「第7回山寺コンサート」
日時:平成28年3月13日(日)13:00〜16:00(予定)
場所:山口市立大内小学校体育館(山口市大内)
プログラム内容:
・やまびこ太鼓
・カンガルーポケット園児によるわらべ歌、落語他
・こども狂言3~5組
・雅楽演奏
・童舞
・鷺流狂言
出演者:山口鷺流狂言保存会、雅楽奏者(三浦元則、片山寛美、増田千斐)、カンガルーポケット(地元民間保育園)、山口県立育成学校やまびこ太鼓、こども狂言教室生徒、童舞教室生徒