支援総額
目標金額 200,000円
- 支援者
- 31人
- 募集終了日
- 2013年8月31日
唐門の修復に迫る!!〜壱〜
「唐門ってどんな風に修復されているんだろう?」
建てられた当時の最高峰の芸術や技術が駆使された「唐門」。
どのように修復されているのでしょうか。
普段は見ることのできない、その実体をご紹介します!!
〈二条城〉
慶長8年(1603)
徳川初代将軍家康が、京都御所の守護と将軍上洛の際に宿泊所として造営
寛永3年(1626)
後水尾天皇の行幸(ぎょうこう:天皇が外出すること)を迎えるにあたって拡張
〈唐門〉
二の丸御殿南側築地塀(ついじべい:土塀の上に屋根を葺いたもの)に建つ。
小屋内に寛永2年(1625)の墨書(ぼくしょ:墨で書いたもの)があり、行幸にあわせた一連の工事として建てられたと考えられている。
【構造形式】
一間一戸の四脚門で、檜皮葺切妻平入り(ひわだぶききりづまひらいり)の屋根の前後に唐破風をつけています。極彩色の彫刻を多用し、冠木(かぶき)上には龍虎、両妻には唐獅子など様々な主題で彫られています。木部はすべて欅(けやき)材で、破風には漆を塗っています。各部に金箔を押した飾金具を打っています。
【建築年代】
寛永2年(1625)
【重要文化財指定 年月日】
昭和14年10月28日(文部省告示第435号)
前回の工事(昭和48年〜50年度)から36年経過し、破損が進行していました。
屋根の檜皮葺は全面的に表面の摩滅が著しく、蓑甲(みのこう:屋根が破風ぎわになす曲面の部分)などでは野地板(のじいた:屋根葺きの材料を取り付けるための下地)が露出している部分もあり、雨漏れによる腐朽が進行していました。
飾金具には表面に錆が生じ、彫刻の彩色(さいしき)や漆は、風雨にさらされる部分で退色・剥落していました。
これらを修復するため、檜皮葺の葺替え・飾金具修理・彫刻彩色の塗り替え・漆塗りの塗り替えが行われています。
今回はここまで!
いかがでしたか?
「日本史の授業で聞いたことあるなあ」
「はじめて知った!!」
色んな声が聞こえて来そうです♪
次回からは、もっと詳しく、修復の作業に迫ります!
飾金具・彩色・檜皮葺屋根の修復方法や
引換券でお贈りするグッズの絵柄紹介をお伝えしていきます。
お楽しみに!!
リターン
1,000円+システム利用料
①イベント「二条城で楽しむ古典芸能」公式HPに氏名掲載
②二条城オリジナルポストカード(2枚)
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
3,000円+システム利用料
①イベント「二条城で楽しむ古典芸能」公式HPに氏名掲載
③二条城オリジナル一筆箋(1冊)
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 86
5,000円+システム利用料
①イベント「二条城で楽しむ古典芸能」公式HPに氏名掲載
④二条城オリジナルクリアファイル(2枚)
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 88
8,000円+システム利用料
①イベント「二条城で楽しむ古典芸能」公式HPに氏名掲載
②二条城オリジナルポストカード(2枚)
⑤2013年9月22日開催「二条城で楽しむ古典芸能」ご招待券(1枚)
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 36