プロジェクト概要

 

 自身の経験から、介護は"ひとりじゃない"ことを伝えたい。

 

はじめまして、青木三枝と申します。浜松で広告デザインの仕事をしています。

 

私は2010年に父を、2017年に母を亡くしました。父が40才、母が36才のときに生まれた私は、30代半ばから父の介護が始まり、父が亡くなる頃には母が体調を崩し、40代半ばに母を見送りました。その当時、私は10年続いた結婚生活にピリオドを打ったばかりで傷心のうえ、相談できる兄妹もなく、父の最期は母と二人で、母は一人で見送りました。この10年間は、家族を失う寂しさと戦う日々でもありました。
 

今思えば、しっかり者の母のおかげで私の介護生活は仕事も辞めることなく、自分のやりたいことを諦めることもなく、介護と自分の生活を両立できた幸せなものだったと思います。しかし、当時は、「ひとりぼっち」という自分の置かれた状況を嘆き憂いているばかりで、うまく周りには相談できずにいました。

 

今思えば、年上の友人や専門家に相談すればよかったのに、当時は情報不足の上、時間にも心にも余裕がなくてひとりで怒ったり泣いたりしていました。そこで、「介護はひとりじゃない」ということをこれから介護を経験する多くの方々に伝えるために「おかえりの森」というサイトを立ち上げます。寂しさを抱え込んでしまうとなぜだか周りが敵に見えてくる…そんな経験から、本当はそうじゃないんだよってことを頑張っているあなたに伝えたい。そう思っています。

 

「おかえりの森」では、介護中あるいは介護の準備をしておきたい家族に向けて、介護や終活の基本情報とちょっとした安らぎ、そして微笑みを届ける情報サイトを目指します。一人でも多くの介護に不安を抱える人たちに、そっと手を差し伸べることができると嬉しいです。どうか応援のほど、よろしくお願いいたします。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd
介護に不安を抱える、あたなのために。

 

 

 きっかけは、母のために作った一冊の本から。

 

母が亡くなるちょうど2年ほど前の話です。そのとき、私は創業から15年支えてきた会社を退社し、6年間かけて通った大学を卒業したばかりでした。環境が変わり、これまで歯を食いしばってがんばってきたものが目の前から消え、喪失感から不安でいっぱいでした。そのせいか、母に八つ当たりしてしまう自分が嫌でたまらない日々を過ごしていたのです。

そこで、母と向き合う手段として、「母の本」をつくることを思いつきました。タイトルは「たっちゃと友だち」です。それは、母と親交の深かった人たちに母との思い出を語っていただき、母の人生を書き綴った本です。

 

まずは、母本人からじっくりと話を聞き、時系列を整理しました。そして、母の幼馴染みからは幼少期の話、結婚前のことは中学校の同級生に。結婚して私が生まれた後の子育て期のことは、40年来家族ぐるみの付き合いがあるご近所さんに。中年以降のことは長く勤めていた会社の同僚に仕事場でのことを聞きました。

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd

さまざまな人から母のことを聞く中で、私が知らない母の顔を垣間見たり、気づかなかった母の気持ちに出合いました。そして、子どもの頃の自分とも出会うことで、忘れかけていた母への想いを思い出すことができました。それによって、母も同じように悩んだり喜んだりしながら生きてきたんだなと感じられたのです。この本づくりを通して、思い出の中に隠れていた母の愛情を拾い集めることで、自分は母の娘でよかった…と改めて思えました。

 

介護は、終わりの見えない緩やかな下り坂です。老いは当たり前にできていたことをひとつ、またひとつと奪っていきます。家族は親の元気だった頃を知っているだけに、それを受け入れることが意外と難しいのです。日々の暮らしの中で、これもできなくなった…こんなことをしてしまうのか…と、親が親でなくなっていくことに戸惑いや寂しさを感じることがあるかもしれません。

 

だからこそ、親とのつながりや周りの人たちとのつながりを実感することで、勇気と元気をもらえることがあると思います。そして、介護を幸せなものにするためには、介護サービスなどプロフェッショナルの支援をうまく利用したり、周りの人に話を聞いてもらったりすることも重要です。自分では自分のがんばりは当たり前だと思っていても、無理を重ねることで少しづつ疲弊していくのに気づけないのです。

 

心に余裕がないときは、ついつい「ひとりぼっち」と思い込んでしまいます。そんなとき、私がつくる「おかえりの森」が、あなたの心がホッとできる居心地の良い場所になれたらとても嬉しいです。

 

子どもの頃に自宅で母と撮った一枚

 

 

介護をがんばる家族のための情報サイト「おかえりの森」

 

今回のプロジェクトでは、皆さまからのご支援で、介護情報サイト「おかえりの森」を立ち上げ、さらに「思い出クローゼット」という写真のストレージサービスをリリースします。現在は、おかえりの森のコンテンツとデザインの制作進行中です。

 

2018年11月にはおかえりの森を公開し、2019年3月末までには思い出クローゼットをリリースする予定です。このプロジェクト全体において、「ほっこり」をキーワードに、互いに気分を共有しあい、優しく思いやりにあふれる世界観を実現させます。

具体的には、3つの切り口でコンテンツを考えています。一つ目は、親子のコミュニケーションを活性化するアイデアを盛り込んだ「ほっこりタイムズ」。二つ目には、介護や終活の基本情報をわかりやすく紹介する役立ち情報おすそわけ」。そして、三つ目は、家族の思い出を振り返る機会を提供する「思い出クローゼット」です。

 

思い出クローゼットでは、昔の紙焼き写真をスマホにきれいに取り込めるカメラアプリを実装します。その写真を整理しながら、家族間で共有・保管できるストレージとBBSを備えたサービスになります。ほっこりタイムズでは、家族のコミュニケーションをおもしろくするための情報をお届けします。

 

A17c9aaa61e80a1bf71d0d850af4e5baa9800bbd
サイトの完成イメージ


おすすめのコンテンツは、「その人らしさ」にこだわって撮影する「家族のYEAH!写真」、遺影撮影の1日を追いかけるルポルタージュです。介護士と遺影写真をテーマに写真を撮っているカメラマン小栗さんを中心に、自分らしさを大切にしたスタイリングアドバイスをしてくださる古屋さん、自然派化粧品 綺羅化粧品浜松のメイクアップ講師の野田さんを迎え、家族も本人も納得の「自分らしさとは」をテーマに、撮影します。そして、その様子をライターの見崎さんと小川さんとともに、楽しい読みものとしてあなたにお届けします!

 

そして、もう一つのオススメは、どの家庭にも一つはある家族みんなが喜ぶ料理を紹介する「我が家の伝説レシピ」です。母や父、祖母や祖父が作ってくれた思い出が詰まった一品を紹介します。そのほかにも、親世代が好きだった思い出に残る映画や書籍を紹介する「あの頃の名作図鑑」など楽しいコンテンツも準備中です!

 

「お役立ち情報おすそわけ」では、介護が始まるその前に知っておきたい情報をわかりやすく紹介する「介護はじめの一歩」や、十人十色の介護の実態を紹介する「我が家の介護体験記」で、さまざまな介護事例を紹介していきます。

 

専門的な情報は、社会福祉法人 八生会様より情報提供をお願いするとともに、聖隷クリストファー大学社会福祉学部教員の落合克能先生にもご協力いただき、監修を務めていただきます。このような情報は、実体験に基づく「生の声」がとても大切になります。今度、ユーザーの声も集め、交流ができる場所として育てていきます。

 

プロのライターさんによる取材で、コンテンツを作成しています。
メイクアップは、美しい肌作りから。お洋服に合わせてナチュラルに仕上げました。
その人らしい「遺影写真」をコンセプトにした「家族のYEAH!写真」撮影風景
簡単でリピート必至の美味しくて懐かしくなるレシピも紹介します。

 

 

介護に関する不安や迷いを取り除ける、憩いの場を。

 

「おかえりの森」は、介護は「ひとりぼっち」だと寂しい気持ちを抱えている人たちの憩いの場にしたいと考えています。使っていただける方々の絆をつなぎ、いろんなコンテンツでそれぞれの気持ちを温めることで、ただ孤独な想いをするだけの介護で終わらないことを願っています。

また、「介護と終活の課題」を親子で共有したり、「介護生活をいかに楽しくするか」を考えてみるきっかけにしたり、家族や近しい人とのコミュニケーションの活性化にも役立ててもらえればと考えています。

 

何気ない日常や思い出の中に隠れた「愛」を見つけて、慈しむことができる場所づくりを目指していきます。ご支援ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

ご支援金の使い方について

 

HP制作費:¥734,400(税込)
コンテンツ制作費:¥514,080(税込)
アプリ・webサービス制作費:¥2,160,000(税込)
※正しい金額が確定いたしましたので、修正いたしました。(2018.11.06)

 

これらの費用に関しては、静岡県の中小企業を対象とした補助金も申請するなどして、資金を調整しています。しかし、初期投資でつくれるコンテンツは、現在企画中の一部分に過ぎません。2019年3月にアプリをリリースするまでの間、運転資金の確保に向けて準備を進めると同時に、おかえりの森を充実させたいと考えています。

 

そこで、まずは継続的な運営を可能にするためにも、広告枠として企業の商品やサービスのPRページを設置します。これらの費用を皆さまにご支援いただきたいと考えています。50万円集められると、Readyforへの手数料とリターンにかかる費用を除いて、以下に使わせていただきます。

 

1. お楽しみ探検隊(新規広告枠ページ)の設置:¥50,000

旅行や運動、趣味、習い事など親子で一緒に楽しめるアクティビティを紹介するコンテンツです。

 

2. なるほどグッと商品(新規広告枠ページ)の設置:¥50,000

介護をしていて便利に使える道具やサービスなど、あの人にも教えてあげようと思えるグッズを紹介するコンテンツです。

 

3. 終活のことあれこれと(新規広告枠ページ)の設置:¥50,000

今話題の「終活」に関する情報をいろいろとリサーチするコンテンツを作ります。

 

4. 家族のYEAH!写真 第二回制作費:¥120,000

ほっこりタイムズのおすすめコンテンツの更新をします。次はどんな家族が登場するか、乞うご期待!

 

5. Topページ森のどうぶつ新規イラスト:¥30,000

Topページの顔となる森のどうぶつ親子のストーリーを更新します。どんな内容になるかは、お楽しみです。 

 

6. おかえりの森リリース告知(リーフレット作成):¥45,000

余力があれば、サイトのリリースを皆さまにお知らせするリーフレットを作成し、介護施設や病院などさまざまな場所に設置していただきます。

 

※同時に企業様のバナー掲載やPR記事の企画もございますので、お問い合わせ・ご相談お待ちしております!

 

広く一般にアプローチできるReadyforのお力を借り、私の取り組みをいろんな人に知っていただける機会でもあると考えています。共感してお手伝いしていただける方や企業の皆さまとの出会いにも大変期待しております。ご興味のある方は、ぜひご連絡をいただければ幸いです。


最新の新着情報

このプロジェクトを支援する
(※ログインが必要です)