【新しい一歩を踏み出す勇気】 9代目 渉外局   斉藤 永

私は、海外へのボランティア活動に興味があり、約半年前にONE LIFEへの入団を決めました。

新歓に参加をし『ONE LIFEで活動をしたい！』と思い、
勇気をだして踏み出してみたものの、カンボジアの現状に対して分からないことばかり。

 

そして、今年の3月カンボジアに渡航してみて、現地の現状を目にしてみて、衝撃を受けました。

夜遅くに外で「お金ちょうだい」と歩き回る子ども。
都心から離れるにつれ、身体が小さい子どもや大人が多いこと。

道路の作りや学校の作り。

様々な面で、日本との違いや想像以上のたくさんのことに衝撃を受けました。

現地に行くまでは考えもしなかったことを現地で目にしてみて、私たちの当たり前がカンボジアの子どもたちにとっては当たり前ではなく、貴重なものであるということを実感しました。

壁がなく雨風を凌ぐことのできない教室、天候によっては授業ができない環境
『学校に通えるということ』が当たり前でないカンボジアの子どもたち。
親のお仕事によっては、お手伝いのために学校を辞めてしまう子どももいます。

 

そんな中でも「学びたい！留学をしたい！」と、『学ぶ』ということに前向きな子どもたちを見て、私は子どもたちに『学校で学べるということが当たり前』になって欲しい、と強く思いました。

 

どのような環境であっても、ニコニコの笑顔で私たちの手を取ってくれて、言葉が通じなくてもたくさんのことを教えてくれて、「有難う」という言葉を当たり前のように、たくさん伝えてくれる。

 

当たり前と感じていても、私たちが普段あまりできていないようなことをカンボジアの子どもたちからもお父さんお母さんたちからも、たくさん教わりました。

 

私は、カンボジアの子どもたちにとっても『学ぶ』ことが当たり前になって、

その子どもたちが大人になって生まれた子どもにも、その『当たり前』が引き継がれていくような活動を続けていきたいです。

カンボジアの子どもたちの最高な笑顔で溢れる空間を、創り上げたいです。

ご協力よろしくお願いいたします。

 

 学生団体ONE LIFE9代目渉外局  斉藤 永