クラフトビールの魅力とは

こんにちは！おうち花見プロジェクト、ビール担当のメイクラフトです。

本日は、今回のクラウドファンディング皆様にご提供している、地ビール・クラフトビールの魅力についてご紹介させていただきます。

 

 

 

【ビールの起源】

「ビール」の紀元前4000年以上前にメソポタミアで人類が農耕生活をはじめた頃、放置してあった麦の粥に偶然に酵母が入り込み、自然に発酵したのが起源とされています。気温が高い地域では生水が飲料に適さなかった関係で、安全性、栄養価の高い飲み物として、その後様々な地域に普及しました。

 

 

【日本のビールとクラフトビールの誕生】

ここ日本では、明治３年にアメリカ人コープランドが横浜の山手に「スプリング・バレー・ブルワリー」を創設しビールの醸造を開始し外人向けに販売したのが始まりです。その後、大手資本も入り高度経済成長と共に日本においてもビールが広く普及しました。1994年のビール製造免許の緩和、「地ビール解禁」があり中小規模のブルワリーがビール製造に参入できることになり、ビールの多様化が進みます。全国都道府県の観光地を中心に地元の企業や第三セクターなどがビール造りを始め、2020年現在、全国には約400社を超えるクラフトビール・地ビールメーカーが存在します。

 

 

 

 

【クラフトビールの魅力】

ビールには大きく分けて２つの大分類があり、主にラガーとエールタイプに分かれています。ラガー酵母（下面発酵酵母）を使用して低温で発酵・熟成させた「ラガータイプ」と、エール酵母（上面発酵酵母）を使用して常温で発酵させる「エールタイプ」。日本では明治以降ラガータイプのビールが広く普及し、クラフトビールが登場するまでは、多くに人はこのラガータイプのビールしか知りませんでした。そんな中、海外のビールが多く輸入されるようになりエールビールが脚光を浴びるようになりました。

クラフトビールでは沢山のエールビールが作られており、最大の魅力は、その種類の多さです。ラガービールも含めると世界には１００種類以上のビールスタイル（種類）が存在します。今まで私たちは、キンキンに冷やしたのど越しを楽しむビールしか知りませんでした。そんな中、多種多様のビールの存在を教えてくれるのがクラフトビールなのです。

クラフトビールとは小規模なビール醸造所が「精魂込めて造るビール」のことで、高い技術を持ったビール職人（ブルワー）が品質を第一に考えて手造りしていることから、“手工芸品（クラフト）”に例えてこう呼ばれるようになりました。そんな造り手の想いと多種多様のビールの魅力を、少しでも多くのお客様に楽しんでいただけたら幸いです。