クラウドファンディング完結のご報告
新たに4頭保護することができ、クラウドファンディングで予定していた14頭とリタッチとして1頭を肥育場より保護することができました。
本来であれば、昨年末には14頭保護できる予定でしたが、コロナによる馬肉需要の拡大や価格の急上昇により、肥育場の社長の元にも馬が来なくなってしまいました。
その中でも社長と連絡を取り合いながら状況を話し合い、タイミングを見て野口学長と一緒に肥育場へ向かう、ということを繰り返していきました。
これだけ長く予定期間を過ぎていたので、支援者の方が不安に思われることを心配しておりましたが、誰一人としてお叱りの言葉を発する方はおらず、むしろ応援や励ましの温かいお言葉をくださる方々ばかりでした。
振り返ってみれば、前代未聞の取り組みが良くも悪くも想像以上に注目を集めたことで、心無い言葉をたくさん浴びせられました。
それにより、私だけでなく協力してくださった方々や過去に私と関わった人たちにも飛び火してしまいました。
その結果、一緒に馬のために頑張っていきましょう!と堅く誓い合った人たちの中には「あんたのせいで迷惑したんだぞ!どうしてくれるんだ!」と言ってくる人も出てきました。
しかし、「馬事学院(バジガク)」の野口学長や沖縄の「ホースガーデンちゅらん」のエリザベスさんのように
「林さんは何も悪いことなんてしていないのだから、私たちのことは気にせずに最後まで頑張ってください!」
と、自分達も酷いことを言われたにも関わらずに協力してくださる方々もいました。
そう言った意味では、今後本当に一緒に手を取り合いながら馬たちのために協力していける方々との絆が強まったことを実感できたので、今なら「良い経験だった」と言えます。
私の活動を信じて支援してくださり、馬たちのために温かく見守ってくださった支援者の皆様、リタッチ会員の皆様、バジガクの野口学長をはじめとしたスタッフの方々、ちゅらんのエリザベスさん夫妻、その他にもたくさんの方々のご協力や応援によって最後までやり遂げることができました。
そして、保護できた馬たちが幸せそうに生活している姿を見ることや、応援して下さる方々との出会いによってさらに保護活動に対する気持ちが強くなり、今後も1頭でも多くの行き場を無くした馬たちを保護するために「Retouch(リタッチ)」として活動を続けて参ります。
そちらの方でも皆様と一緒に活動を続けていくことができたら幸いです。
今後の活動も新着情報に投稿して参りますので、ぜひご覧ください。
改めまして、本当に本当にありがとうございました!
林 由真