【御礼】コロナ禍でも被災者を支えたい!プロジェクト終了報告
2021年2月〜3月に実施したPBVクラウドファンディング「コロナ禍でも被災者を支えたい! #1人の100歩より100人の1歩」にて、総勢446人の皆さま から、総額 5,215,000円にのぼる温かいご支援を頂きました。
新型コロナによって誰もが生活に影響を受けながらも、皆さま一人ひとりが被災地に心を寄せていただいたことで、クラウドファンディングのゴールを無事達成することができました。
そして、新型コロナの影響を受ける中でも、多くの被災地に支援を届けることができました。
スタッフ一同、改めて心から深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました!
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2021年度の活動:支援を止めない
皆さまからご支援頂いた支援金 総額 5,215,000円 は、以下8つの地域での災害支援・人道支援活動と、防災・減災教育事業のために、大切に活用させて頂きました。
コロナ禍の発災でも迅速に支援を届ける
新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながら、被災者が安全安心な避難生活を送るために、災害発生後から被災地にて関連組織と密に連携し、PBVスタッフを派遣しました。また、被災地にて必要な資機材や備品の提供を行いました。
特に、2021年8月豪雨災害の発災直後から同年11月中旬まで、PBVスタッフ10名(日延べ活動874名)を派遣し、コロナ禍で増えた在宅避難者への包括的な支援活動を展開することができました。
【→2021年8月豪雨の支援活動に関して、詳しくはPBV公式ブログへ】
コロナ禍でも被災地での支援活動を行える人材確保
都道府県域を越える移動が困難となったコロナ禍で起こる災害に備えて、平時から専門性やノウハウをもった支援団体との連携体制をつくり、身近な地域の中でお互いに支え合う仕組みを強化していくことがより重要性を増してきています。
特に、2019年台風15号•19号被害を受けた千葉県にて、PBVでは、引き続き屋根の応急対応活動を継続しながら、同時に、地元組織や団体と協働しながら防水シート張りなどの技術系講習・OJTを開催し、地元の支援活動の担い手を増やす取り組みに力を入れています。
また、これまで培った被災家屋への応急対応の技術を活かし、現場でのノウハウ提供も積極的に行いながら、2年連続で地震被害を東北にもたらした2021年福島県沖地震、2022年福島県沖地震での支援活動を継続しています。
【現在支援活動を行っている2022年福島県沖地震について、詳しくはPBV公式HPにて】
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2022年度のPBV:人こそが人を支援できる
PBVの活動を継続的にご支援いただける毎月寄付制度「お互いさまサポーター(継続支援者)」への参加をお願いしています。月々1000円〜、退会はいつでも可能です。ぜひ今後も災害につよい社会づくりのために私達と繋がり続けてくださる方々をお待ちしています。
【マンスリーサポーター制度「お互いさまサポーター」の詳細はこちらです】
1)侵攻から1ヶ月以上が経つウクライナ:「今必要なこと」を確実に届ける
ウクライナの惨劇を受けて、PBVでは隣国ルーマニアにスタッフを派遣しました。先日3月29日に実施したオンライン企画「ウクライナ人道支援 現地からの緊急リポート」にて、今現地で必要・急務とされているニーズや、PBVが今後実施していく支援内容についてお話しています。ぜひご覧ください。いつでもアーカイブの視聴が可能です。
※英語でもご視聴いただけます【英語版の動画を開く(Youtube)】
急募!【PBV 2022年ウクライナ緊急支援募金 All for Ukraine 公式ページにジャンプ】
Yahoo!ネット募金(Tポイントでも寄付できます)はこちらから!
2)再び激しい地震にみまわれた東北: 屋根の応急対応と心の支えを
宮城県山元町。昨年に続き、今年も被害を受けた家屋の応急対応支援のために町を回ると、「こんなに早くPBVの人達と再開するとは思っていなかった」「また来てくれてありがとう」という声も受けました。度重なる被害と今なお続く余震は、被災された方たちの心身に大きな負担をもたらしています。
【PBV 2022年福島県沖地震 緊急支援募金 公式ページにジャンプ】
Yahoo!ネット募金(Tポイントでも寄付できます)はこちらから!
3)報道されない災害にも、息の長い支援を: フィリピン台風22号 
2021年12月中旬にフィリピンに台風22号(国際名Rai/現地名Odette)が上陸。各地に甚大な被害をもたらしてから3か月が過ぎましたが、災害で奪われた日常を取り戻すには長い時間がかかります。
【PBV 2021年フィリピン台風被害緊急支援募金 公式ページにジャンプ】
Yahoo!ネット募金(Tポイントでも寄付できます)はこちらから!
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皆さまお一人おひとりからの応援のお気持ちやメッセージを大切に、2022年度も一層まい進していきます。今後とも私たちPBVとぜひ繋がり続けてくださいますように。
これからもよろしくお願いいたします!
2022年3月31日
ピースボート災害支援センター一同より