プロジェクトの報告として
支援者の皆様へ 9月5日
この度は私共のプロジェクトにご賛同いただき、多大なるご支援をいただきまして誠にありがとうございました。おかげさまで資金調達が成立にいたりましたこと、感謝に堪えません。
8月27日のワークショップ終了時点で100人のピースマスクの石膏型取りを終えている計画でプロジェクトをすすめてまいりましたが、実際に取れた石膏型は76人分、後の24人分の達成まで9月も引き続きワークショップを行い、100人分達成まで続けていくことになりました。これは私たちの準備不足と努力が足りなかったことと反省しておりますが、プロジェクトの性格上、原爆記念日、終戦記念日前後で、社会的な活動に忙しくされていた被爆者や被爆二世、三世の方々にご協力を仰ぎながらのワークショプで、モデルの確保の難しさに直面したのも事実です。現時点で目標の個数に達していないことをお詫びすると共に、100個目のマスクができるまで必ずやりとげることをお約束して、この先もプロジェクトの行方をお見守りいただきますようお願い申しあげます。
長崎市の佐藤さんファミリー
しかし、平和記念日前の平和アピールの気運高まる被爆地長崎、広島でワークショップを行い、被爆者や被爆二世、三世の方々の熱い平和への努力、メッセージを直にうかがい、短い時間でも共に過ごさせていただけたことは、ピースマスクプロジェクトチームにとって大変貴重な経験となりました。
このことは、今後和紙のマスクを制作し、展示する活動においても、モデルの方々からお預かりした思いを広く人々に伝えることのできる展示に繋がるものと確信しております。
毎日新聞広島版2016年7月16日
Ready forのキャンペーンで皆さまにご支援いただいた80万円のうち、35万円は京都〜長崎往復、京都〜広島往復、京都〜横浜往復のスタッフの交通費として、22万円はマスクの石膏代、和紙代を始めとする材料、備品の購入費として、8万円はリターンの購入費、郵送費などの諸経費として、残り15万円はReady for への手数料として使用させていただきます。
皆さまにお送りするリターンは11月の発送を予定しておりますので、今しばらくお待ちいただけますようお願いいたします。
今後ヒバクシャ・ピースマスクプロジェクトは100個のマスク取りを終えたのち、和紙マスクを完成させ、展示の準備へと取り掛かってまいります。
どうか、今後ともよろしくお願い申し上げます。
ご支援誠にありがとうございました。
NPO法人ピースマスクプロジェクトティーム一同