【ネパール・レレ村の公立小学校を訪問しました✏️】

こんにちは！
新潟県立大学 国際ボランティアサークル　佐藤まゆり　です。

 

今回は、私たちが訪問したネパール・レレ村の公立小学校についてご紹介します！

【約200人が通う、あたたかな学校】

訪れたのは、全校生徒約200人の公立小学校。
昨年9月にも訪問しており、今回は2回目の訪問です！

 

前回は、低学年の授業時間をお借りして、
日本の伝統的な遊び「福笑い」や「おにごっこ」で一緒に遊びました。

 

みんなで走り回ったあのグラウンドは、当時は土でしたが、
今回行ってみると、なんとコンクリート舗装が進んでいる最中！
子どもたちの安全な学びの場が、少しずつ整えられていることに感動しました。

【鉛筆の寄付と、日本の小学生からの思い】

今回の訪問の目的は、鉛筆の寄付です。

 

ネパールの公立学校には、さまざまな家庭環境の子どもたちが通っています。
中には、カースト制度の影響で文房具屋に行くことすら難しい子もいます。
一方で、せっかくもらったお小遣いをお菓子に使ってしまう子もいて、
文房具を十分に持っていない子が多いのが現状です。

 

そのような子どもたちのために、私たちのサークルでは
「使わなくなった文房具の回収・寄付」を行っています。

 

活動には、新潟県長岡市の宮内小学校の皆さんにもご協力いただき、
今回は約1686本の鉛筆を寄付していただきました！

【カンボジアとネパール、文房具がつなぐ交流】

これまでに集めた文房具はカンボジア1校、ネパール3校へ届けることができました。

 

カンボジアの学校とは、宮内小学校の子どもたちとテレビ通話を通じて、
鉛筆の贈呈式を実施！
お互いの国の挨拶を紹介し合ったり、
カンボジアの子どもたちが一生懸命「ありがとう」と日本語で伝えてくれたりと、
心がほっこりする場面がたくさんありました🌏✨

 

ネパールでは、子どもたち一人ひとりに手渡しで鉛筆を届け、
「ありがとう」と笑顔で言ってもらいました。
その際、日本の小学生たちが集めてくれたものだと伝えると、
さらに感謝の気持ちが深まったように感じました。

【下校中のガールズトーク】

 

学校を後にする道中では、ネパールの小学生たちと一緒に下校しました。
名前を聞いたり、得意な教科を教えてもらったり、
ネパール語や英語を交えた会話がとても楽しくて、
みんなとても人懐っこく、かわいらしかったです！

 

今度は、日本語も教えてあげたいなと思いました。

 

子どもたちの笑顔が、国境を越えてつながった瞬間でした。
このような活動ができたのは、文房具を寄付してくれた宮内小学校のみなさん、
そしてクラウドファンディングの支援者の皆さまのおかげです。

 

本当にありがとうございました！
これからも“支援”をきっかけに、人と人との温かなつながりを広げていけたらと思います。