1953年に初代蒸留塔が焼失したのち、当時最新鋭の蒸留器として導入されたアロスパス式蒸留器。約20年ほど前に解体されて現在は残っていないとされていました。

しかしながら、蒸留所の掃除をしていると銅製の部品が室の上のもみがらに埋もれているのが発見されました。


調べてみたところこの部品は連続式蒸留器のA塔と呼ばれるモロミ蒸留塔のトレイで全て銅でできています。

ちょうど若鶴のobの方が手伝いに来られており、当時のモルト蒸留について聞いたところ、アロスパス式蒸留器の一番したの1つのトレイをつかって単式蒸留をしていたとのことで、今でいうハイブリッドスチルのような使い方をしていたそうです。

この発見で若鶴酒造では1953年から銅製の蒸留器で単式蒸留をおこなっていたということがわかりました。

現在に残る蒸留塔の遺構として来年のオープンの際は展示したいと思います。

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