清明のシンボル城山で遺跡発掘　中世の歴史新発見？

　清明の守り神、清たんの尻尾は白蛇で杉谷町の田んぼの中に小さな祠（ほこら）白蛇神社があります。

 

　それを見下ろすように清明のシンボル城山（じょうやま）202ｍがそびえています。12世紀～16世紀にかけて南は越前市、北は坂井市まで一望できるこの山には何度か山城が建てられたといわれています。今でも堀切や屋敷跡が見られます。

 

 

　ある日Yさんがいつもの散策で頂上付近に来てみると、おやこれは何だ・・錆びた短刀、割れた陶片を見つけました。風雨さらされた地表はこんもりと盛り上がっており、もしかしてこの下には何かがあるのでは・・想像はふくらみロマンが生まれました。これこそ清たんのみちびきではないか？

 

 

　それをきっかけにして2021年3月城山遺跡研究保存協議会（麻生津・社南・清明）三地区合同が発足、福井市文化財保護課のご指導の元、2022年8月～9月、発掘を実施。地域の中学生や一般からボランティアを募集して行われました。

　

 

　そして発掘が終了、結果は？

 

 

　んー残念・・新発見とはなりませんでした。

 

 

　10月2日　福井市文化財保護課の方から現地説明会が行われました。

 

 

　表面を角礫（かくれき）で覆っていたことや出土品から、経塚である可能性が高いとのことでした。戦乱に明け暮れた中世、平和を願ってお経を埋めたのかもしれません。それから400年、これからも長く平和がつづくように”清明の守り神　清たん”の力が必要です。どうぞご支援よろしくお願いします。(._.)