プロジェクト概要

 

2014年4月16日、大型旅客船「セウォル号」が韓国南西部の珍島(チンド)沖で沈没し、修学旅行中の高校生ら304人が死亡した。

 

最高検察庁は、「海運会社が船を無理に増・改築し、過剰積載状態で出港した後、船員の運航の過失で沈没した」と発表。

この政府の発表に疑問を持った、韓国有名ジャーナリストキム・オジュンとドキュメンタリー監督キム・ジヨン。

 

「セウォル号は本当に単純事故なのか?」
「真実は何者かによって隠され続けているー。」

 

科学的な分析資料を収集。4年にわったる緻密な調査により、事実のみをもって、いまだに何も明らかにされていない「その日、その海」に迫まる。

 

▶︎予告編


ページをご覧いただきありがとうございます。セウォル号を忘れない人々の集い日本(日本セサモ)のナムと申します。

 

日本セサモでは、これまでセウォル号沈没事故の真相究明活動、追悼会などのイベントを行なってきました。

 

今回、今年4月韓国で公開され多くの人に話題になったドキュメンタリー映画「その日、その海」を日本で上映し、この事実を多くの人たちに伝えたいという思いからこのプロジェクトを立ち上げました。

 

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「ただ、事実を知りたい。」今もなお、真相を探し続けている遺族の願い

 皆さまも、この事故のことはこ存じだと思います。

 

最高検察庁の発表によると、事故原因は、海運会社が船を無理に増・改築し、過剰積載状態で出港した後、船員の運航の過失。

 

しかし、この発表には多くの疑問点が残されています。

 

例えば、韓国の海洋水産部が、船舶自動識別装置(AIS)の衛星航法装置(GPS)の記録に航跡を復元して公開した航跡図と、政府が発表した航跡図のつじつまが合っていません。

 

加えて海水部は、事故直前AISのデータが一部が消えたと述べていますが、消えた理由が釈然としないうえ、消えたと発表したデータの時間についての説明が二転三転しています。

 

また、そのデータがなくなった区間が、事故原因を究明するために必要な箇所なのです。

 

さらに、沈没した船から発見されたCCTVの収録映画には、"船が沈没する瞬間"が録画されていましたがー。

 

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事故が発生してから4年。

 

"真実がいくら痛くても引き受ける準備はできている。"
"私たちはただ、真実が知りたいだけ。"

 

セウォル号で子どもたちを失った遺族は、今もなお「真実究明」を叫び続けています。

 

1万6,000人の思いによって製作された「その日、その海」


この映画は、政府の発表に疑問を持った、韓国有名ジャーナリストのキム・オジュン、ドキュメンタリー監督のキム・ジヨンの「世の中にセウォル号の真相を知らせたい」という思いのもと制作が決定。

 

韓国のクラウドファンディングで、約1万6,000人から2億円近くの支援を集め、4年間もの制作期間を経て完成、2018年4月公開されました。

 

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韓国のトップスター チョン・ウソンさんもこの映画の趣旨に賛同。
ノーギャラでナレーションに参加したことでも大きな話題になりました

 

この事故に関しては、遺族が公正な捜査を求め、捜査委員会立ち上げを訴える署名運動を実施。2か月で約350万人の署名が集まりました。

 

しかし、捜査委員会の立ち上げは認められたものの、データ開示などを求められる捜査権の付与は認められませんでした。加えて、政府からの推薦られた一部の委員会のメンバーは捜査を邪魔する役割として委員会に入ったため、事態に進展はみられいないまま終わってしまいました。


実は私も、制作のクラウドファンディングにも参加をした一人です。

 

映画を見て、その仮説は衝撃でした。できれば、それが事実であって欲しくない。でも、多くの犠牲者のことを思うと、その「真実」がいくら醜いものであっても、必ず究明してほしいと心から思いました。

 

そして、この映画を通じて一人でも多くの人にこの事実を知ってもらいたいと考えています。

 

▶︎セウォル号2周忌で上映された「悪い国」の一部

 

 

 

8月17日(金)18日(土)なかのZERO小ホールにて上映「その日、その海」

当時、この映画はインテンション(intention)つまり「意図」という衝撃な仮タイトルでした。

 

セウォル号は本当に単純事故なのか?という疑問を、科学的な分析資料を収集、4年にわったる緻密な調査により、事実のみをもって、いまだに何も明らかにされていない「その日、その海」に迫まります。

 

<作品>
タイトル:その日、その海
制作:キム・オジュン
監督:キム・ジヨン
上映時間:110分
ナレーション:チョン・ウソン
配給(韓国):アット・ナイン・フィルム

<上映会>
日程:
2018年8月17日(金)開場:18時30分/開演:19時
2018年8月18日(土)開場:18時/開演:18時30分

※両日上映後、キム・オジュン製作者とキム・ジヨン監督によるトークセッション
※ゲストの事情により内容変更可能性がありますことご了承ください

 

会場:
なかのZERO小ホール(03-5340-5000)
〒164-0001 東京都中野区中野2丁目9−7
JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩8分

主催:
その日、その海上映委員会
協賛:
セウォル号を忘れない人々の集まり東京(東京セサモ)
韓国映画を見る会

 

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この事故を無駄にしないために。

この映画で伝えていることは、韓国だけに起こることでは無いと思います。

 

国民の命、安全について政府がどう動くべきかについて考え、時にはメディアや政府の発表が真実ではないかもしれないということ、そして、そのようなことが起きたさいには、市民が声を上げることの大切さについて考えるきっかけになれればと思います。


今後は日本各地で上映会を実現させることで、この事故の真実究明を少しでも加速していけるよう、活動していきます。多くの人にこの映画を見ていただくことが、大きな力になります。どうか、応援・ご支援をお願いいたします。

 

リターンのラバーバンド「Remember0416」

事件発生当時、韓国のメディアではセウォル号の話をすることが、タブーとされた時期がありました。その時、自分の意思を表示するために、黄色いリボンやラバーバンドが着用されました。

 

このバンドは、「セウォル号の真相を究明してほしい」という願いを持った人たちの証です。

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・セウォル号イベントの様子
・韓国映画を見る会主催の6月9日「共犯者たち」上映会の様子

 

いただいたご支援の使い道

皆さまからいただいたご支援は、映画上映会を開催するための費用(会場費、ゲスト招待費、日本言字幕作成費など)の一部として大切に活用させていただきます。