寄付金控除型

子どもや家族の孤立を防ぐ。多機能・都市型の支援拠点モデルを福岡から

認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN

目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は寄付金を受け取ります（All in 方式）。原則、寄付のキャンセルはできません。寄付募集は12月26日（金）午後11:00までです。

寄付総額

15,723,500円

目標金額 20,000,000円

78%

寄付者: 383人

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子どもや家族の孤立を防ぐ。多機能・都市型の支援拠点モデルを福岡から

認定NPO法人 SOS子どもの村JAPAN

2025年11月11日 20:22

利用急増、「里親ショートステイ」の普及から見えてきたこと

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子どもや家族の孤立を防ぐ「まちのあかりプロジェクト」クラウドファンディングにご支援いただき、ありがとうございます！

私たちが福岡のまちにつくろうとしている多機能・都市型の支援拠点には、里親さんが急な事情でショートステイのお子さんを預かることができなくなった時に、代わりにお受けする「ショートステイの部屋」を設ける予定です。

子どもを一時的に預かる「ショートステイ」は、子育てに疲れた親御さんの休息の時間を生み出す「最後の砦」であり、いま、市内の多くのご家庭が必要としている仕組みであることがわかっています。

SOS子どもの村JAPANでは、「里親による子どもショートステイ（里親ショートステイ）」の普及を福岡市民の皆さまと進めてきて、利用状況は毎年増加し続けています。

今日はそんな「里親ショートステイ」のニーズと利用実績について、ご紹介します。

※「里親ショートステイ」とは…一時的に家庭でみることができない子どもを、地域の里親さんが1日～数日間、預かる仕組みです。SOS子どもの村JAPANは、2022年から福岡市の家庭養育推進自治体モデル事業を受託し、利用者と里親のマッチング、各種調整、里親子・利用者支援を行っています。

このグラフを見ても、市全体で子どもショートステイの利用が急増していることがわかりますが、SOS子どもの村の里親ショートステイ利用のべ日数は、2023年度の1329日から大幅に増え、2024年度は2000日を超えました。

利用理由としては、育児疲れを理由にした利用が年々増え続けています。

なかには、一時保護になるかどうかという厳しい状況のご家庭もあり、要支援家庭として他機関も関わり、ソーシャルワークが重要になるケースが増えてきました。

ひとり親家庭の利用が多いですが、その中には、定期的な出張や土曜日が仕事の方もいます。頼れる親族や友人がいないひとり親家庭にとって、宿泊できるショートステイは、必須のサポートになっています。

家族の形が多様化し、共働き家庭も増える中で、子育ての負担が家庭内に集中しやすくなり、「頼れる人がいない」状況が生まれています。

こうした孤立は、家族の形にかかわらず、どの家庭にも起こり得ることです。誰にも気軽に相談できず、不安や疲れを抱えたまま、限界に追い込まれてしまう親子もいます。

初めてステイを利用した方が、「いい里親さんで安心しました」「子どもが楽しく過ごしたようで嬉しいです」と報告してくれることもあり、その後、継続的な利用に繋がっていく嬉しい状況がある一方、1日の受け入れには限度があり、依頼をお断りする件数も依然として2割程度あります。

すべての利用希望者が確実に使える里親ショートステイにしていくために、今後も、里親を増やすだけではなく、コーディネートの工夫や他機関の理解促進、家族支援の充実に注力していきます。

（詳しい利用実績や活動報告は2024年度レポートをご覧ください。）

まちのあかりプロジェクトで立ち上げる新拠点には、「ショートステイの部屋」だけでなく、1階から6階までの建物全体に、地域交流スペースや子どもたちのための居場所、相談室など、さまざまな機能がまとまっています。

こうしたたくさんの支援の入口がひとつの建物内にあることで、「助けて」という声をなかなかあげられていない家庭ともつながれる機会が増えていくはず、と私たちは考えています。

また、建物内にとどまらず、地域社会全体をつなぐ「ハブ」としての役割を果たし、子ども食堂や子育てサロン、区役所や児童相談所、学校といった関係機関との連携を深めていきます。

子どもや家族が安心して暮らせる“まちのあかり”のような子育て支援拠点を実現するために、皆さまの応援を引き続きよろしくお願いいたします！

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※「地域交流室」オンラインツアーは、開所予定の翌月（2026年8月）に開催予定です。詳細は、7月頃までにメールにてご案内いたします。

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※「地域交流室」オンラインツアーは、開所予定の翌月（2026年8月）に開催予定です。詳細は、7月頃までにメールにてご案内いたします。
※「地域交流室」現地見学会の、現地までの交通費や宿泊費は、各自負担となります。日程については、個別に調整いたします。

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※領収証の発送は令和8年（2026年）1月下旬を予定しております。

※「地域交流室」オンラインツアーおよび現地見学会は、開所予定の翌月（2026年8月）に開催予定です。詳細は、7月頃までにメールにてご案内いたします。
※感謝の会＠子どもの村福岡は、2026年9月に開催予定です。詳細は、7月頃までにメールにてご案内いたします。
※現地までの交通費や宿泊費は、各自負担となります。

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