スリランカのアートを紹介するイベントを東京で開催したい!
スリランカのアートを紹介するイベントを東京で開催したい!

支援総額

4,097,000

目標金額 3,800,000円

支援者
247人
募集終了日
2024年8月31日

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2024年07月17日 18:00

アルウィハーレ・ヘリテージ・センターのご紹介

こんにちは!毎日たくさんのご支援をいただきどうもありがとうございます。現在50万円以上が集まっており、 ご支援くださった方々、関係者と力を合わせて実現できるよう引き続き取り組んでまいります!!

 

今日は、展示会にご協力いただくアルウィハーレ・ヘリテージ・センターのご紹介です。今回の展示会は、この工房で働く女性たちへの支援にもつながります。

 

エナ・デ・シルバは1961年にコロンボの自宅スタジオにてテキスタイルやバティックのデザインを開始。その後、スリランカ国内に複数の工房を設立し、地域の女性たちとともにバティックや刺繍をはじめとした伝統工芸の復興に取り組みます。

 

エナ・デ・シルバの家族が所有するマータレの地に設立された工房は現在も稼働しており、2015年エナ亡き後、アルウィハーレ・ヘリテージ・センターと名前を変えました。ここでは、彼女と共に活動した女性たちを中心に、現在でもバティックや刺繍の製作が一点一点手作りでおこなわれています。

 

 
今回の展示会では、このアルウィハーレ・ヘリテージ・センターから、エナ・デ・シルバがデザインしたバティックと、刺繍細工が施されたクッションなど40点あまりを展示会にかかる費用とは別途、予算を用意し購入をしています。(本当に予算が全く足りていません!)
 
日本でも「ろうけつ染」として知られるバティックは、その発祥地でもあるインドネシアの工芸品として有名です。インドネシアでは、チャップと呼ばれる蝋スタンプを用いた、美しい柄続きのデザインをよく目にしますが、繊細な手書きのものをあり、これらは高級品とされているそうです。
 
 
エナ・デ・シルバのバティックは、一点一点全て手書き。スリランカに生息する草花や動物、伝統的なモチーフが施されたエナ・デ・シルバのデザインによる下絵をもとに、一点一点手作業で全てのバティックが作られています。手作業だからこそできる、有機的で生命感あふれる曲線、一つとして同じモノが作られない、人の手による温かい風合いが魅力です。
 
見るだけで気持ちが豊かになるようなかわいらしいデザインのものから、モダン建築に人の手の温かみを添える、黒と白のみのシックで幾何学的なデザインまで、どれも素敵なものばかり。
 

(c) Nuwan Attanayake

 

そして、さらに注目すべきはその色合いと大きさです。エナ・デ・シルバのバティック作品は、シナモン・ベントータ・ビーチの天井を飾るバティックに象徴されるように、心が動かされるような勢いのあるカラフルな色使いも特徴的。また、現在アナンタラ・カルタラで見ることができるような天井から下がる巨大な旗のようなバティック作品なども残しています。この作品は、1970年の大阪万博のセイロンパヴィリオンでも展示されました。

 

バティックは、布に筆で蝋を塗り、染料が入ることを防ぐことで絵柄を表現します。2色、3色、4色と、色合いを出すためには、布に蝋を塗り染色したら、蝋を落としてさらに新しく蝋を塗り、また染色する作業を繰り替えさなければいけません。大きな作品になれば、その作業はさらに大変なものになります。

 

 

そんなエナ・デ・シルバのバティックを生産し続けているのが、このアルウィハーレ・ヘリテージ・センターです。現在女性たちを中心に30名あまりが活動を続けています。その多くは高齢化が進み、若手の育成も必要です。また、工房施設も古くなってきており、新しい設備投資もこれから必要となってきます。

 

また、アルウィハーレ・ヘリテージ・センターで購入したバティックを、他の工房に持って行き、デザインをトレースして再生産するような著作権侵害も大きな問題です。そのため現在は、一般の方のセンター訪問や写真撮影などはお断りされています。

 

今回展示会を主催いただくエナ・デ・シルバ財団は、エナ・デ・シルバの遺産を保護するため、アルウィハーレ・ヘリテージ・センターへの支援や著作権問題にも取り組んでいます。

 

 

エナ・デ・シルバがデザインしアルウィハーレ・ヘリテージ・センターが作製したバティックは、2021年11月にオープンした新しい香港のランドマーク、アジアの現代美術作品を多く取り揃えたビジュアルカルチャー美術館「M+」のパーマネントコレクションにもなっています。

 

そんな価値ある作品を東京で見られる!そんな機会に展示会実行委員一同も本当にワクワクしています。今回の展示会を通して、エナ・デ・シルバの作品とアルウィハーレ・ヘリテージ・センターの取り組みを日本に紹介し、スリランカの芸術と伝統工芸、そしてその技術の継承に繋げられるよう、共に活動しませんか?

 

バンダラランカはあくまでも旗振人です。ご支援くださった全ての方々がこの展示会のスポンサーです。是非、ご一緒にクラウドファンディングを盛り上げていただき、展示会を実現できるようご支援、ご協力のほど、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

(写真はNuwan Attanayake氏によるものを除き、全て2019年に撮影されたものです)

 

リターン

5,000+システム利用料


スリランカ応援プラン

スリランカ応援プラン

感謝のメールをお送りします。

申込数
81
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


展示会応援プラン

展示会応援プラン

展示会の招待券2枚をお届けします。譲渡可能。遠方で展示会に来れないという方も記念としてお受け取りください。

申込数
60
在庫数
240
発送完了予定月
2024年10月

5,000+システム利用料


スリランカ応援プラン

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感謝のメールをお送りします。

申込数
81
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年10月

10,000+システム利用料


展示会応援プラン

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展示会の招待券2枚をお届けします。譲渡可能。遠方で展示会に来れないという方も記念としてお受け取りください。

申込数
60
在庫数
240
発送完了予定月
2024年10月
1 ~ 1/ 22

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