石井友規

支援総額

1,480,000円

目標金額 3,500,000円

支援者: 78人

募集終了日: 2024年9月30日

https://readyfor.jp/projects/stop_umigomi?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social

専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます

海洋ごみ問題が学べる動画と冊子を制作して全国の学校へ無償で届けたい

石井友規

2024年09月29日 23:20

起業家育成のキャリア教育が海を救う

シェア
ポスト
LINEで送る
noteで書く

●○みんなで美しい海を守ろう（vol.15）○●

◆残り１日◆　

皆様のおかげで、プロジェクトの目標額に向けて着々と進んでおります。

残りはあと２０８万円ですが、このプロジェクトが成功すれば、全国の子どもたちへ教育をもって美しい海の大切さを伝え、海洋ごみの無い未来へ繋げることができます。だから目標達成に向けて引き続き走り続けます。

環境省と日本財団が今週一週間行っている海洋ごみ対策共同事業「海ごみゼロウィーク」ですが、奈良県にはこの日本財団の『海と日本PROJECT』がないので、昨日と今日の二日間で家族と一緒に河川や町中を清掃しました。

ごみとしてはタバコが一番多く、次いでペットボトル。あとはお菓子の袋やビニール片など様々なプラスチックごみが落ちています。

タバコのポイ捨ては、捨てる人にとって罪悪感は最少かもしれませんが、海洋ごみとしては最悪な存在です。タバコの吸い殻は非常に細い化学繊維で出来ており、マイクロプラスチックへ一直線です。さらにタバコにはヒ素やニコチンなど有害物質が含まれており、マイクロプラスチックは有害物質を吸着する特性を持っていることから、それらは共に魚の胃の中に取り込まれ私たちの食へ戻ってくる可能性があります。まさにタバコの吸い殻というのはマイクロプラスチックと有害物質のコラボレーションで鬼に金棒です。

ペットボトルやお菓子の袋は風で飛ばされやすく、川に落ちてしまうと簡単に海まで流れてしまうごみでもあります。レジ袋も同じようなものですが、レジ袋は薄いためすぐに劣化、破れやすくなるため、見つけて拾おうとしても、簡単に粉々になってしまい、これも拾うのが難しいごみです。

今、ここでの話は不法投棄やポイ捨て、ごみの管理不足の話をしていますが、海洋プラスチックの話をさらに広げると、人工芝、肥料カプセル、洗濯排水、タイヤの擦りカスなど普段の生活の中からもたくさん出ています。太陽にさらされるような屋外でも、あらゆるところでプラスチック製品が使われており、紫外線の劣化により次第に粉々になっていくなど、挙げればキリがないというのが現状です。

ではどうしたら良いのか。このような実情から、今すぐプラスチック製品の使用をやめましょうと規制したとしても、これはかなり難しい話です。

そこで僕の環境教育では、その話をした上で、生分解性プラスチック（バイオプラスチック）や代替品、3R（リデュース・リユース・リサイクル）など未来の社会の話をしています。

特に生分解性プラスチックは、製造のコストや強度など課題はあるものの、まだまだ改良の余地があること。それ以外に野菜くずからラップが作られる話など、これからもさらに色々な発明が続けられることから、解決するための新しい未来は、みんな（授業を受けている子どもたち）が作ることができる、という話をします。