【御礼】ひと夏の大きな挑戦を終えました

ご支援をいただきましたみなさま、本当にありがとうございます。また、最終日にオンラインイベントをご覧いただきましたみなさまも、ありがとうございます。

 

8月24日、無事挑戦を終えることができました。達成率は目標金額に対して205%の7,607,000円、支援件数は511人となりました。

 

改めてこの取り組みを振り返りますと、まずREADYFORさんとクラウドファンディングの打ち合わせをし始めたのが2023年2月末でした。そこから丸々半年間、日々の退院支援活動や通常の弁護士業務と合わせて、この挑戦に取り組んできました。

 

挑戦を始めた当初は、確かに滝山病院事件は世間でフォーカスされているものの、本当に一般の方々は関心があるのだろうか、ご支援は集まるのだろうかと、自信などというものはなく、ほとんど不安しかありませんでした。結果的にみなさまからいただいたご支援、そして人数など、全く想像もできない途方もない数字でした。

 

しかし、実際に公開してみると、本当に多くのご支援と、私たちを支えてくださろうとするみなさまが、目に見えて増えていくのがわかりました。テレビの特集や新聞で初めて知り、愕然としたという声、精神疾患をお持ちの方々を支援する方々からの、期待と励ましの声、医療関係者さまからの、問題提起や気付きの声、そして虐待を過去に受けた方や、現在進行形で苦しまれている方からの、悲痛な声をいただきました。

 

この活動を始めた当初は、私たちは毎度孤独を感じながら精神科病院を訪れておりましたが、この挑戦を通して集ってくださった心強いお味方や、この問題をなんとかしてほしいという切実な声をあげるみなさまが、これからは背中を押してくださることと思います。これからより一層頑張ってまいりますので、ひきつづきお力を貸していただけますと幸いです。

 

おそらく、これからも滝山病院事件を筆頭に、問題のある精神科病院でなされていることが明るみに出ていくはずです。ぜひ、メディアの動向や、我々からの発信を、追い続けていただければと思います。

 

これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。