患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい 5枚目
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい 2枚目
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい 3枚目
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい 4枚目
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい 5枚目
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい 2枚目
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい 3枚目
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい 4枚目
患者さんが入院継続を望まない精神科病院からの退院を支援したい 5枚目

支援総額

7,607,000

目標金額 3,700,000円

支援者
511人
募集終了日
2023年8月24日

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プロジェクト本文

 

精神障がいをお持ちの患者さんや、その支援者さんの視点で、社会的入院や虐待、社会システム、支援のあり方を語り尽くしたオンライン討論会です。ぜひみなさま、ご視聴ください。

 

 

 

 

※1:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/z-fukushi/gyosei/gyousei04.html

※2:病院報告、OECD Health Staticsより藤井克徳、佐野竜平作成(2022.8)

 

 

2023.8.8 

オンライン討論会を開催いたしました。今の精神医療に対して一石を投じる議論がなされています。ぜひ以下よりアーカイブをご視聴ください。

 

※終盤にて一部音声に乱れがあり、申し訳ございません

 

 

【当プロジェクトメンバー】弁護士 相原(左)と、NPO法人トモニ代表 細江(右)

 

プロジェクトメンバー紹介

 

弁護士 相原 啓介

入院患者の代理人として、医療法人社団孝山会 滝山病院の虐待を告発。要望のあった患者は実際に退院にもつなげた。心理カウンセラーとしても約18年間の経験あり。当プロジェクトでは退院に関わる法的整理、社会福祉士など専門家と患者との繋ぎなど退院に必要な要件の全般に並走。

 

NPO法人トモニ代表 細江 昌憲

精神保健福祉士(PSW)。東京都立川市で就労継続支援B型の福祉施設を運営する。主に精神障害者による調理パンや手芸品の製造・販売をサポート。社会的入院患者の退院先としてグループホームを運営し受け入れている。当プロジェクトではグループホームへの患者の受け入れ、居住先の手配、行政手続きなどを担当。

 

その他、精神科医療、福祉、報道など、さまざまな専門家からプロジェクトチームが成り立っています。

 

 

 

不必要な入院や虐待。一部の精神科病院の現状

 

プロジェクト代表 相原 啓介よりご挨拶

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。「一部の問題等のある精神科病院からの退院支援プロジェクト」のメンバーのひとり、弁護士の相原 啓介です。

 

私個人は、東京都八王子市にある医療法人社団孝山会 滝山病院や、別のある病院に入院していた患者さんの退院や転院の支援を、これまで約2年半に渡り行ってきました。 

 

その活動の延長として、今回立ち上がった団体の運営に携わっています。団体活動の目的は、主に精神科病院を中心に、一部の医療施設で不必要な入院を強いられていたり、虐待を受けている患者さんの、転院・退院に関わる意思決定の支援です。

 

 

記者会見の様子

 

これまで関わったケース

・暴力 暴言

・不当な身体拘束

・新型コロナウイルスの陽性患者を大部屋に集めて南京錠で違法に隔離 など

 

しかもそれらの虐待は、院長自身が認識していながら、院内スタッフに適切な指導をしていない場合もあります。  

 

声を大にして言いますが、一般的にほとんどの精神科病院では適切な医療がなされているのではないかと考えております。しかし、一部の施設では不適切な長期入院や、日常的な入院患者さんへの虐待が行われているのです。まだ明るみに出ていないだけで、いまだにそうした虐待が横行している施設もあるかもしれません。

 

そして、最悪の場合には不必要な入院の末に、退院の希望が叶わず「死亡退院」される患者さまもいらっしゃいます。そうした悲劇は、なんとしても避けなければなりません。

 

 

意思決定の軽視から生まれる、不必要な入院や虐待

 

本来、どんな病気であっても、どこの病院でどういう治療を受けるのかといったことは患者さんご本人が決めることです。

 

しかし、患者さんの状態によっては適正な意思決定ができない可能性がある精神科領域では、ご本人ではなく、周りにいる関係者や行政、病院が事実上決めてしまったり、法律に基づき決めてしまうケースが多くあります(強制入院)。

 

法律に基づく強制入院のケースは、精神保健福祉法の措置入院や医療保護入院の規定に則っていますが、適切な意思決定ができる患者さんであるにもかかわらず強制入院の措置をとられるケースや、強制入院が必要だったとしても、権利が保障されるべき病院の選択ができないケースがあります。

 

 

このようにして、本来は入院治療が必要ないにもかかわらず、精神科病院で暮らす患者さんが生まれてきました。事実、厚生労働省の調査によると、受け入れ条件が整えば退院可能な精神科病院の入院患者は、国内に約7万人いるとされています(https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/z-fukushi/gyosei/gyousei04.html)。

 

また、患者さんの中には、身寄りがない、経済的に困窮している、透析治療など特定の治療も合わせて必要である、といった理由で受け入れ先がない方も多くいます。その結果、入院治療の必要がないにもかかわらず長年にわたって退院できない患者さんがたくさん生まれたり、外部の目が届きにくい閉鎖的な環境の中で虐待事件が起こりやすい土壌ができています。

 

 

ベッドの入院患者に対する施設職員の虐待が疑われるシーン

 

見方を変えれば、不必要な入院や虐待は、さまざまな事情をお持ちの患者さんを受け入れようとしない、私たちの社会が生み出した問題でもあるのです。

 

 

直近の活動 - 医療法人社団孝山会 滝山病院からの退院支援 -

 

私たちが退院・転院支援の活動を活発化させるきっかけとなったのが、医療法人社団孝山会 滝山病院での入院患者さんへの虐待事件です。各種報道により、ページをご覧のみなさまも、ご存じかもしれません。

 

2年ほど前、患者さんからSOSの連絡を受けたことをきっかけに、滝山病院に入院していた患者さんに関わるようになりました。内情は信じがたいものでした。報道にあったとおり、暴言や暴行などの虐待が行われ、不適切な医療体制も浮き彫りになりました。

 

患者さんには身寄りのない方が多かったことに加え、コロナ禍で外部との面会が制限されたことで、外部の目がなく虐待が発生しやすい状況になっていました。そのため、私たちはボランティアで10人の患者さんの転院、退院支援を行ってきました。

 

医療法人社団孝山会 滝山病院事件とは

2023年2月、私たちは虐待など暴力行為が発生している内情を警察と東京都に告発。その後、看護師ら2人が逮捕、2人が書類送検され、病院には病院には医療法と精神保健福祉法に基づく改善命令が出されました。警察による捜査や行政による調査はまだ続いています。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/04/26/02.html

 

退院後に元気に暮らす元入院患者さんのご様子

 

 

患者さんの意思決定の権利を守るために - クラウドファンディング挑戦 -

 

こうした悲劇的な事件が繰り返されないよう、患者さんご本人が治療の内容や病院を選ぶことができるという、当たり前の環境に戻していく必要があります。無駄な長期入院を避け、虐待が起こりやすい土壌をなくすだけでなく、良い病院へ患者さんが集まる流れを作っていきたいと思います。

 

そのために私たちは、さまざまな専門家に協力をお願いし、その意思決定のプロセスを支えていく仕組み作りを行っていきます。

 

まず、患者さんやそのご家族から、退院・転院支援のお申し込みをいただきます。

※意思表示ができない、かつ身寄りもいない患者さんも本来は対象としたく思いますが、現状の制度では患者さん側からのお申し込みが必須となります

 

本人が望む転院・退院のためには、病院と個々の患者さんの利害が対立する場合に、患者さんの側に立つ支援が必要です。本人が本当はどうしたいのかに寄り添い実現する意思決定支援を、法律や福祉の専門知識に基づいて、他の医療機関にも協力を仰ぎながら行っていきます。

 

 

 

時に弁護士である私との面会自体を病院に拒絶されることもありますが、そうした場合は面会妨害禁止等仮処分の申立てといった裁判手続を通じて妨害を防いだりするなど法律家としての活動が必要です。

 

それだけでなく、現実に退院後に住むアパートや転院先の病院探し、退院後の生活を支える各種福祉制度等を利用するための手続き、生活保護受給者であれば各市区町村の担当者との連絡・調整、ご家族等がいる場合にはその方々との連絡・調整等々、非常に多くの手続きや作業が発生します。

 

無事に退院でき、地域で暮らし始められたとしてもそこはゴールではありません。行政による福祉サービスもありますが、患者さんが調子を崩したときなどそれだけではカバーできない面も多くあります。

 

現在、プロジェクトチームのメンバーとして、NPO法人トモニさんと連携しており、患者さんの受け皿となるグループホームの運営や、上記の手続きや作業をはじめ、一緒に意思決定〜退院後の支援まで通貫で行える体制を整えています。

 

NPO法人トモニさんが運営するグループホーム​​​​​
共用スペースで談話するスタッフ(左)と入所者(右)

 

一方、これまではこうした事項には全て私たちが対応し、かかる費用も自己負担しておりましたが、転院を求める声が高まるなか、マンパワー的にも経済的にも限界が近づいています。

 

そのため、先述の図で示した通り、こちらも体制を整えて臨みたいと思いますが、継続するにはどうしても費用が足りません。そこで今回、クラウドファンディングでみなさまの力をお借りできないかと考えています

 

一人一人のおかれている状況がそれぞれかなり異なりますが、おおむねご支援する患者さんお一人につき15〜30万円を目途に、今後の活動費用を広くみなさまから募らせていただきたいと思います。

 

私たちの活動は滝山病院に限らず、まだ明るみに出ていない、不必要な入院や虐待に苦しむ患者さんを支援するためのものです。こうした事象は、さまざまな事情をお持ちの患者さんを受け入れようとしてこなかった私たちの社会が生んでいる側面が強い以上、この実態をみなさまに知っていただきたいと思います。

 

そして、患者さんを辛い環境から再び明るい場所に引き戻せる社会を、みなさまと作っていきたいと思います。

 

温かいご支援を、よろしくお願いいたします。

 

< 目標金額 >

370万円

 

< 資金使途 >

精神科病院の入院患者さんの意思決定支援活動費用(2025年3月までの活動費)

・退院・転院を希望される患者さんの意思決定伴走

・受け入れ先との調整

 上記対応する各専門家の活動費用とさせていただきます。

※皆様からいただいた支援金は弁護士 相原啓介が資金管理をします。プロジェクトとリターンは任意団体「一部の問題等のある精神科病院からの退院支援プロジェクト」が実施・発送します。

 

 

 

プロジェクトのご留意事項

 

・本クラウドファンディングでのご支援は、寄付控除にはなりませんのでご注意ください。

 

・ご支援の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。

 

・ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

 

・ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

 

・ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

・本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

 

プロジェクト実行責任者:
細江昌憲(一部の問題等のある精神科病院からの退院支援プロジェクト)
プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

弁護士や社会福祉士などの専門家が構成する「一部の問題等のある精神科病院からの退院支援プロジェクト」が、不必要な入院や虐待が発生している精神科病院の入院患者さんの、退院や転院の意思決定を支援するための活動費を募ります。

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リターン

3,000+システム利用料


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3,000円:患者さんの意思決定支援を応援

感謝のメールをお送りします

支援者
189人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年9月

10,000+システム利用料


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10,000円:患者さんの意思決定支援を応援

・感謝のメール
・活動報告書をお送りします(PDF)
・活動報告書へのお名前掲載(希望制)
・オンライン活動報告会にご招待します
※2024年3月までに実施します。実施日程は開催の1ヶ月前を目処にご連絡いたします。

支援者
264人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

30,000+システム利用料


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30,000円:患者さんの意思決定支援を応援

・感謝のメール
・活動報告書をお送りします(PDF)
・活動報告書へのお名前掲載(希望制)
・オンライン活動報告会にご招待します
※2024年3月までに実施します。実施日程は開催の1ヶ月前を目処にご連絡いたします。

支援者
32人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

50,000+システム利用料


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50,000円:患者さんの意思決定支援を応援

・感謝のメール
・活動報告書をお送りします(PDF)
・活動報告書へのお名前掲載(希望制)
・オンライン活動報告会にご招待します
※2024年3月までに実施します。実施日程は開催の1ヶ月前を目処にご連絡いたします。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

100,000+システム利用料


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100,000円:患者さんの意思決定支援を応援

・感謝のメール
・活動報告書をお送りします(PDF)
・活動報告書へのお名前掲載(希望制)
・オンライン活動報告会にご招待します
※2024年3月までに実施します。実施日程は開催の1ヶ月前を目処にご連絡いたします。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

300,000+システム利用料


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300,000円:患者さんの意思決定支援を応援

・感謝のメール
・活動報告書をお送りします(PDF)
・活動報告書へのお名前掲載(希望制)
・オンライン活動報告会にご招待します
※2024年3月までに実施します。実施日程は開催の1ヶ月前を目処にご連絡いたします。
・当プロジェクトメンバーの相原からオンラインにて直接お礼をさせていただきます
※お礼の日程はメールにて調整させていただきます

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

500,000+システム利用料


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500,000円:患者さんの意思決定支援を応援

・感謝のメール
・活動報告書をお送りします(PDF)
・活動報告書へのお名前掲載(希望制)
・オンライン活動報告会にご招待します
※2024年3月までに実施します。実施日程は開催の1ヶ月前を目処にご連絡いたします。
・当プロジェクトメンバーの相原からオンラインにて直接お礼をさせていただきます
※お礼の日程はメールにて調整させていただきます

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

1,000,000+システム利用料


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1,000,000円:患者さんの意思決定支援を応援

・感謝のメール
・活動報告書をお送りします(PDF)
・活動報告書へのお名前掲載(希望制)
・オンライン活動報告会にご招待します
※2024年3月までに実施します。実施日程は開催の1ヶ月前を目処にご連絡いたします。
・当プロジェクトメンバーの相原からオンラインにて直接お礼をさせていただきます
※お礼の日程はメールにて調整させていただきます

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

プロフィール

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