寄付総額
目標金額 3,000,000円
- 寄付者
- 381人
- 募集終了日
- 2024年6月16日
進行を止めにくい「糖尿病性腎臓病」 治療薬開発に向けた研究の加速へ
#医療・福祉
- 現在
- 15,490,000円
- 寄付者
- 822人
- 残り
- 10日
年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
#子ども・教育
- 現在
- 19,010,000円
- 寄付者
- 800人
- 残り
- 10日
夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい
#医療・福祉
- 総計
- 183人
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 9,171,000円
- 支援者
- 576人
- 残り
- 80日
広島市安佐動物公園|マルミミゾウの赤ちゃん誕生をみんなで支えよう!
#子ども・教育
- 現在
- 13,481,000円
- 支援者
- 1,027人
- 残り
- 45日
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
#国際協力
- 現在
- 1,677,000円
- 寄付者
- 154人
- 残り
- 38日
プロジェクト本文
【最終目標額550万円達成のお知らせとお礼】
本クラウドファンディングにおきましては、5月24日より最終目標額を550万円に設定させていただき、引き続きのご支援をお願いして参りました。皆様の温かいご寄付により、6月2日に寄付総額550万円に到達し、最終目標額を達成することができました。本当にありがとうございます。
先日、あおぞらのスタッフがカンボジアの活動地に入り、スヴァイルンビア保健センターの関係者との協議の上、5つの病床と外部にトイレを併設した「母子待機・観察室」の建設に合意いたしました。皆様のご支援のおかげで、より質の高い安全な施設を建設することが可能となりました。
また、コンポンレーン地区の4つの保健センターに分娩台、滅菌用のオートクレーブ、血圧計、胎児心拍確認用のドップラー、聴診器などを提供することができました。より安全で安心な出産への基盤が整いつつあります。皆様の温かいお心が現地に届いております。
ご寄付いただきました皆様、SNSなどで情報拡散にご協力頂きました皆様、その他、応援を頂きました皆様に、心から感謝をお伝え致したく存じます。本当にありがとうございました。
クラウドファンディングもあと13日間を残しております。できるだけたくさんの方の思いを現地に運びたいと考えております。ここからはのべ支援者数350名を目指して引き続きご支援をお願いしていきたいと考えています。
ここからのご支援は第2期の活動(母子待機・観察室の完工式&贈与式、医療者の継続講習、産科救命トレーニングなど)や、その後の継続支援に使用させていただきたいと考えております。
あらためまして、皆様の温かいご寄付・ご支援に感謝いたします。カンボジア僻地でお母さんと赤ちゃんの命が守られる基盤を作る活動に引き続きご協力を頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年6月3日追記
認定NPO法人あおぞら
【ネクストゴール達成のお知らせとお礼】
本クラウドファンディングにおきましては、4月28日よりネクストゴールの目標額を450万円として更なるご支援を皆様にお願いして参りました。おかげさまで5月23日に寄付総額450万円に到達し、ネクストゴールも達成することができました。
皆様からの温かいご寄付で、カンボジア僻地、コンポンレーン地区の保健センターに分娩台、医療資機材を滅菌消毒するための機械などを導入することができます。また本プロジェクトのもう一つの大きな目標である「出産までの間、妊婦さんが安心して待機することができる場所(建物)」を現地に作ることができます。プロジェクト当初は「雨風・直射日光をしのげる程度の場所」を想定していましたが、皆様のご支援のおかげで屋根と壁のある分娩待機施設を建設することも可能となりそうです。
ご寄付頂きました皆様、SNSなどで情報を拡散してくださった皆様、有形無形の応援をしてくださった皆様に心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
まだクラウドファンディング終了まで23日間を残しております。この間にご寄付の総額がさらに伸びますと、出産後にお母さんと赤ちゃんが安全に過ごすためのスペース(産後経過観察室)を分娩待機室に併設することが可能となります。
分娩後、すぐに自宅に帰宅してしまい、産後出血などでお亡くなりになるお母さんもいます。また、出生直後の赤ちゃんは呼吸が非常に不安定ですし、体温の確認や授乳、臍の緒からの感染などについても慎重に経過を見守る必要があります。出産後24時間以上(可能なら48時間)保健施設にとどまることはお母さんと赤ちゃんの安全を守る上でとても重要です。
観察室併設に必要な経費、リターンに必要な経費、クラウドファンディング手数料などを考慮すると、皆さまからのご寄付の総額が550万円となると、分娩待機のための3床、産後経過観察のための2床、合計で5床の「母子棟」の建設が可能となると考えています。
部屋の大きさは10m×5m程度、シーリングファンを設置した部屋となる予定です*。当初は3床の分娩待機室を考慮していたため、増床する2床分のベッドやマットレス、サイドチェスト、椅子などが必要となります。さらに雨季に対応した高床式とするために建物の基礎工事などが通常の建設工費よりも割高になると予想されます。
ネクストステージ達成に関して多大なるご寄付・ご協力を頂いたばかりで大変恐縮ではございますが、より安全で安心な出産のために更なるご協力を頂けませんでしょうか。
つきましては本クラウドファンディングの最終目標額を550万円とさせて頂き、 終了までのあと23日間、日本からたくさんの温かい思いをカンボジア現地に届けるために頑張りたいと思います。
カンボジア僻地で医療が届きにくい地域で出産に臨むお母さんと赤ちゃんの命を守るために、今後も更なるご支援をよろしくお願い申し上げます。
2024年5月24日追記
認定NPO法人あおぞら
*最終目標額に到達しない場合でも産後経過観察室の設置は自己資金により実施を考慮しておりますが規模を縮小したものになる可能性があります。
【達成のお礼とネクストゴールについて】
4月19日よりスタートした本クラウドファンディングですが、公開後10日目、4月28日に目標額の300万円に到達することができました。ご支援くださいました皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
認定NPO法人あおぞらとしては3年ぶりのクラウドファンディングで、かなり緊張をしながらの公開となりましたが、早いタイミングで目標額を達成できたことを大変嬉しく思っております。皆さまからの温かい応援のコメントの一つ一つがとてもありがたく、何度も読み返してはこのプロジェクトの意味と価値、そして責任の重さを実感しています。
クラウドファンディング期間中の5月下旬よりあおぞらは現地に入り、活動を開始いたしますが、
本クラウドファンディングにおいてネクストゴールの設定をさせていただくこととしました。
次の目標金額は450万円に設定させていただきます。
昨今の資材の高騰、輸送費の増加などに加えて、おりからの厳しい円安の影響で当初の予定の1.5倍ほどの予算となることが見込まれています。(現地へはUSドルでの支払いとなります。)ネクストゴールで頂いたご支援金につきましては、本プロジェクト、特に保健センターの施設充足に使わせていただきます。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合には自己資金にてプロジェクトを進める予定ですが、予算調達の関係で支援が先送りとなり、プロジェクト第2期の終了が遅れる可能性があります。すでにたくさんの方にご支援いただいている状況下で大変心苦しい思いもありますが、皆さまからの更なるご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
皆さまからの思いを確実に現地に届けることをお約束し、今後も活動に努めてまいります。
残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして拡散・広報のご協力頂けますよう、よろしくお願いいたします。
2024年4月30日追記
認定NPO法人あおぞら
このカンボジア僻地のヘルスセンターを支援するクラウドファンディングにご興味を寄せて頂きまして誠にありがとうございます。
認定NPO法人あおぞら理事長の葉田甲太です。
医療の届かない途上国僻地への支援を目的として2017年に認定NPO法人あおぞらを設立しました。
「とどける ささえる つたえる」をキーワードに、カンボジア、タンザニア、ラオスなどの国々で活動をしています。赤ちゃんとお母さん、家族から地域へ、そのつながりに注目し、「涙を止め、笑顔を作ること」を目標としています。
途上国の僻地では、たくさんの赤ちゃんが生まれてすぐに亡くなってしまう現実があります。その状況を少しでも改善したいという想いから、あおぞらは2018年より途上国の医療者を対象に生まれたばかりの赤ちゃんを救う方法である「新生児蘇生法」の講習を行っています。
そして途上国では、赤ちゃんだけではなく、分娩時にお母さんも命の危険に晒されています。
今回のプロジェクトではお母さんの命を守るための支援も行いたいと考えています。
カンボジアの新生児死亡率は日本の15倍、妊産婦死亡率は日本の50倍以上です。
お母さんの命と赤ちゃんの命を守るために大切なことは、以下の2つです。
『分娩が行われる保健施設の環境整備』
『そこで提供される医療の質を上げること』
この2つが整えば、安全な分娩が可能になります。
今回の支援対象となる地域にはいくつかの保健センターがありますが、その保健センターのいずれにおいても施設設備の老朽化、備品の不足などが問題となっています。また、妊婦さんが出産前後に安全に過ごせる場所もありません。お母さんと赤ちゃんの命が危険に晒されている状況を改善する必要があります。
現地の医療スタッフの知識、経験の不足も問題です。どのようにして母体を守るか、どのように赤ちゃんを救うか、そのトレーニングも過去に何回か行われたのみです。保健センターのスタッフの技術は命に直結するので、技術を維持するために定期的にトレーニングが行われる必要があります。
今回のクラウドファンディングでは、特に「分娩が行われる保健施設の環境を整備する」という課題に対して皆様のご協力をお願いしたいと考えています。
何十年も使って壊れてしまった分娩台、分娩に必要な器具を消毒するための機器、新生児蘇生をするための物品、陣痛が始まったお母さんが待機する場所、出産後、赤ちゃんとお母さんが一緒に過ごす場所、、、いずれも安全な出産のために必要な設備です。ぜひ皆様の温かいご支援を頂けますようお願い申し上げます。
今回のクラウドファンディングを通して、現地のお母さんと赤ちゃん、ご家族の笑顔や、今も頑張っている医療スタッフの思いなどをお伝えできたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
認定NPO法人あおぞらは、2018年2月のカンボジアサンブール地区の保健センター改築のプロジェクトを皮切りに、2019年のタンザニア僻地の病院建設、さらに同年、ラオス国内の3か所で新生児蘇生法講習実施と活動をしてきました。
2020年3月、全世界を襲った新型コロナウイルス流行のため、直接現地での活動が難しくなった中でも、カンボジア現地NPOであるクリアカンボジアとの共同でカンボジアの小学校の手洗い場建設・水質改善事業を行ったり、国内では20万枚のマスクを届けるプロジェクトなどを行ってきました。
※皆様からの多大なご協力と貴重なご寄付、大変ありがとうございました!!
パンデミックが収束に向かい、国外の渡航制限が解除され始めたころより、あおぞらは、支援していた現地での活動を再開しました。
国の保健指標を改善するためには、医療者が適切な技術を持ち、それを現場で実践することが大切です。より効果的で実践的な新生児蘇生法講習をカンボジア全土の医療者に届けるために、現地でJICAや中央行政と対話を続けました。
その結果、カンボジア国立母子保健センターやコンポンチュナン州病院との繋がりが生まれ、現在は新生児蘇生法講習をより多くの医療者に届けることが出来るようになりました。
その中で生まれた貴重なご縁の一つが、コンポンチュナン州病院でJICAボランティア助産師として活動していた羽生悦子隊員との出会いです。これまでサンブール地区を中心に活動していたあおぞらにとって大きなターニングポイントとなりました。
今回のこのプロジェクトは、あおぞらのプログラムディレクターである嶋岡と、JICAボランティア助産師だった羽生さんの、2つのカンボジアでのストーリーがリンクして生まれました。ここでその2つのストーリーを紹介させていただきます。
【1つ目のストーリー:あおぞら 小児科医 嶋岡 鋼の想い】
私はこれまで、生まれたばかりの息ができない赤ちゃんを救う方法である「新生児蘇生法」を途上国の医療者に伝えるための活動を続けてきました。ブータン、カンボジア、ラオス、モンゴル、タンザニアなどの国々でたくさんの医療者に出会い、たくさんの現場を見て、たくさんのことを学んできました。どこの国の医療者も過酷な現実に向かい、自分たちにできることを一生懸命にしていることを知りました。「世界の果てまで新生児蘇生法を届ける」ことを自分自身のライフワークとして活動してきましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行でその活動は中断されてしまいました。
渡航制限が解けた2022年11月、久しぶりに訪れたカンボジア、ご縁があってコンポンチュナン州病院で新生児蘇生法講習を行う機会を得ました。少し高揚した感覚を持って現地に入ったことを覚えています。蘇生法講習の前に時間があったので、あおぞらチームと、JICAボランティアの羽生さんと、現地小児科医のDr. Vanndetと新生児が入院している病棟を見学していました。低出生体重児が収容されている部屋でDr.Vanndetの話を聞いていたその時のこと、葉田くんが深刻な顔で僕に声をかけました。
「先生、息してない赤ちゃんがいる。」
さっき通ったばかりの通路の横にあった、赤ちゃんを収容するインファントウォーマーにいた赤ちゃんです。駆けつけて見ると呼吸は止まっていて、皮膚色が悪い、とても危険な状態でした。Dr.Vanndetと蘇生処置を施し、なんとか赤ちゃんの呼吸を再開させることができたのですが、赤ちゃんはあまり状態が良いとは思えませんでした。講習の開始時間が近づいていたので、Dr.Vanndetにその場をお任せして、一度その場を離れたのですが、講習中もずっと気になっていました。
講習終了後、すぐに病棟にかけつけてみましたが、赤ちゃんはすでにそこにいませんでした。私たちが講習を行なっている間に亡くなって、1時間ほど前にご家族と病院を後にしたとのことでした。さっきまでそこにいた命が今はいない。自分が赤ちゃんを救う講習をしているのに、その場で赤ちゃんが亡くなっている、という事実。自分の手が届きそうなほど近いその場で、まだ赤ちゃんが亡くなっているという現実と自分が何もできなかった無力さ。いろいろな感情が湧き上がり、胸が痛みました。
少しの沈黙の後、Dr.Vanndetが「なぜこの赤ちゃんは亡くなったんだろう、その理由を僕は知りたいんです」と私に話しかけました。その呟きにも似た彼の問いを聞いて私はハッとしました。世界ではまだまだたくさんの赤ちゃんが亡くなっていて、それを救いたいと思う仲間たちがいる、そんな大切なことを忘れかけていたことに気づきました。自分の途上国での活動への思いが再起動されたような一瞬でした。
「ここでやる」
決意にも似た思いが、心の中に湧き上がりました。具体的にはまだ何も見えなかったけれど、何かをしなくてはいけないような、そんな気持ちになりました。
その後、現地に滞在していた羽生さんとの交流、新生児蘇生法講習の仲間である柳先生との対話、あおぞらによるコンポンレーンでの視察、などを経て、このプロジェクトが具体化してきました。コロナ禍中は、対象国の保健省や教育機関である大学の教授、それを支えるJICAやWHOの方々などとウェブ会議をすることが多く、公衆衛生的なアプローチや医療者教育が私の活動の中心となっていました。今回、現場の、特に医療が届きにくい僻地での命に思いを馳せることで、10年ほど前に途上国での活動を始めた頃の自分の純粋な気持ちを思い出し、原点に回帰することができたように思います。
【2つ目のストーリー:元JICAボランティア 助産師 羽生 悦子の想い】
私の勤務していた病院は、州内で一番大きな病院で、他の病院やヘルスセンターから、難産のお母さんや具合の悪い赤ちゃんが、毎日のように搬送されてきました。
ある日、トンレサップ川の向こう側のコンポンレーンという地区のヘルスセンターから、妊婦さんの搬送要請があり、病棟の助産師と一緒に船着き場まで救急車で迎えに行きました。
ところが待てど暮らせど、妊婦さんは一向にやってきません。1時間以上待ち、ようやく小さなボートに乗せられて川向うからやってきた妊婦さんは、けいれん発作をおこしており、意識がなく、男性4人に抱えられて、ボートから救急車へ運びこまれました。
本当に衝撃的な光景で、今でも忘れることがありません。
どうしてこんなに悪い状態なんだろう?どうしてこんなに搬送に時間がかかるんだろう?
と、疑問を抱いたことが、コンポンレーン地区に関心を持ったきっかけでした。
コンポンチュナン州で生活した2年間で、地域の特徴についても少しずつ分かってきました。
- コンポンレーンには病院がなく、ヘルスセンターの看護師や助産師が地域住民の健康管理を担っている
- カンボジアでは未だに経済格差が大きく、同地区においても川を渡って州病院を受診するための20~30ドルの交通費を工面することが難しい人がいる
- 経済的な事情で仕事を休めない、ヘルスセンターが遠いなどの事情で妊婦健診を受けられない妊婦さんがいる
- 州都に渡るために車ごと乗れるフェリーが1時間に1回程度出ているけれど、車がいっぱいなるまで出発しないので、緊急時や夜間は漁業用の個人所有のボートと交渉して乗せてもらう必要がある
- 雨季には地区内のあちこちで冠水が起こり、移動に大きな制限が生じる
これらの経済面や地域の特徴に起因する課題により、妊婦さんは受診行動を取りにくい環境で生活をしています。
隊員活動も終盤となったある日、コンポンレーン地区から搬送された妊婦さんと同じけいれん発作の症状を起こした妊婦さんが、私の病院へ運び込まれました。帝王切開で分娩となりましたが、すでに赤ちゃんは亡くなっていて、お母さんも出血が止まらずに亡くなりました。
二人が亡くなったことへの悲しみ、カンボジアの医療に対するもどかしさ、何もできなかった自分への無力感・罪悪感など複雑な気持ちで落ち込みました。数日が経ち、ただ落ち込むのばかりでなく、自分にできることを考えるようになりました。
地域の助産師やヘルスボランティアと共に、妊婦さんが自分自身で体調管理ができ、健康に妊娠期を過ごせるようサポートをすること、異常な症状が出た場合には、一分一秒でも早く受診行動を取るよう注意喚起をしたり、日頃からの準備を促すための活動をしたいと考えています。私が出来ることは小さいことかもできませんが、それでも助産師として自分にできることを模索していくことが亡くなった二人に報いることになると信じています。
なぜ赤ちゃんとお母さんが亡くなってしまったのか。
もしそこに医療があったならばこの命は救えたのか。
もしそこで何かしてあげられたらその涙は流れなかったのか。
赤ちゃんの命を救いたい、お母さんの命を救いたい、家族の涙を止めたい。
その思いがリンクしてこのプロジェクトが形となり始めました。
コンポンレーン郡は、カンボジアのほぼ中央にあるコンポンチュナン州にあります。同州にある8郡のうちの一つで、州都からトンレサップ川を渡った向こうにあります。コンポンレーン郡は、10コミューン、48村で構成され、人口58,419人(2023)が暮らしています。5つのヘルスセンターが約6万人の住民の健康を支えています。
コンポンレーン地区は山があり、1991年内戦終結までポル・ポト率いるクメールルージュの潜伏地となっていたため、そこに暮らす人たちはいませんでした。内戦後に移住してきた人びとで形成された地域で、比較的貧困世帯が多いと言われています。乾季と雨季で水位が大きく変化するため、乾季はトンレサップ川の中州に移動して農業をし、雨季は中州が沈むため陸地で漁業などを行う生活をする人たちがいるのが特徴です。
カンボジアのヘルスセンターは住民に最も身近な保健施設であり、予防接種や妊産婦検診、分娩介助などの保健サービスを住民に提供しています。
コンポンレーン地区の人口58,419人、予想妊婦1,192人、2023年合計分娩件数709件に対し、妊産婦へ医療サービスを提供するヘルスセンターは4つ、助産師8名のみで、人材不足が大きな課題です。特にコンポンハウ(Kampong Hav)ヘルスセンターとスヴァイ・ルンピア(Svay Rompear)ヘルスセンターはそれぞれ年間の分娩件数が約300と毎日のように赤ちゃんが生まれます。この地域にはヘルスセンター以外に医療機関がないため、他の選択肢がある地域に比べてコンポンレーン郡のヘルスセンターの重要性は圧倒的に高いと言えます。
実際のコンポンレーン郡のヘルスセンターの現状を理解するために、あおぞらの葉田、大窪は現地の羽生隊員、コンポンチュナン州病院の助産師と産科医と共に2024年2月に現地視察に入りました。
首都プノンペンからコンポンチュナン州都までは車で2時間弱、その後、川岸から車を乗せられる大きな船で川を渡り(待ち時間約20~30分+乗船30~40分)、コンポンレーン郡の妊産婦に医療サービスを提供する4つのヘルスセンターの内3つを視察しました。(1つは1日かけても日没までに往復できるか分からない、ということで時間の制約上諦めざるを得ませんでした。)
※日本人のイメージする「川」と違い、中州の合間をぬって対岸までボートで30分以上かかる、湖のような大きな河です
各ヘルスセンターの視察で各施設で見えた課題は以下のとおりです。
1. 人の課題
1-1.医療スタッフの人員不足
- 助産師はヘルスセンターに1人~3人のみ配置され、合計8人の助産師で年間700件程度の分娩に対応している状況である。
- 2人しかいないヘルスセンターは、1人が不在の際は、24時間勤務が数日続くこともある。(実際24時間体制で常駐出来ていない状況)
- 行政も助産師を増やしたいが、配置できる助産師がいない。
※農作業で忙しく、妊娠7か月で初めての検診に来た妊婦さん。
※2人しかいない助産師の1名が研修で不在のため、24時間勤務2日目の助産師さん。
1-2.医療スタッフの職能の不足
- 講習を受ける機会が少なく知識がブラッシュアップされていない。職能不足のため搬送前の初期治療が不完全になる。
- 新生児蘇生法研修は州保健局により1~3年に1度程度不定期に実施されることがあるものの、何年も前に1度だけ受けただけの助産師が多く、練習をする備品がない状況である。
1-3.妊婦が産前検診になかなか来ない、異常時にすぐにヘルスセンターに来ない
- 妊娠後期で初めて検診に来る、破水してから長い時間が経ってから来る人も多い状況である。
- ヘルスセンターに来た時点で状態が悪化しているケースも多い。(助産師や村のヘルスボランティアが産前検診の重要性、異常時の徴候について住民に伝えられていない≒住民がその重要性を理解できていない)
2. 物理的な課題
2-1.移動の困難さ
- 乾季は中州に住み農作業に忙しく、更に保健センターからも遠くなる住民もいるため、保健センターまでの移動が困難である。
- 雨季は道が冠水し状態が悪くなり、州病院への搬送に時間が掛かる。
- 搬送時には、バイクやトゥクトゥク、ボートを手配する必要があるため、時間もお金も掛る。(州病院まで緊急搬送するには約3000‐5000円の移動費がかかるため、妊産婦家族が払えない場合は、ヘルスセンターのスタッフがカンパして負担することもあるとのこと)
2-2.設備の老朽化 必要物品の欠如
- 分娩に必要な器具を消毒するための高圧蒸気滅菌器が壊れているため、消毒がされていない。
- 分娩台を補修しながら20年以上使っており、安心して出産が出来る状態ではない。
2-3.施設そのものの問題 (スヴァイ・ルンピア保健センター)
- 出産後、赤ちゃんとお母さんが一緒に過ごす部屋にベッドが1床のみ。分娩が続くと24時間以内に帰されることも多い。
- 陣痛が始まった妊婦が待機する場所がない。屋根もないヘルスセンターの裏庭で出産まで待っている。雨季には、裏庭が冠水するためセンター内の狭い通路で待つしかない。産前産後に膝まで水が浸かっている状態で歩いて裏庭のトイレまで行かなければならない。
コンポンレーン郡を視察することで、それぞれのヘルスセンターやこの地域の問題を確認することができました。あおぞらが取り組まなければならない課題がそこにあると感じ、支援への思いを新たにしました。
現地調査で得たデータや確認できた課題をもとに立ち上げたプロジェクトの概要は以下の通りです。
■活動の目的と内容
●妊婦が健康に妊娠期を過ごし、異常があるときは一分一秒でも早く受診できるように
助産師の産前検診における保健指導能力の強化:
州病院の助産師と連携し、ヘルスセンターの助産師のヘルスボランティアへの指導力強化、妊婦の健康管理と異常時の対応に特化した勉強会の実施。
●ヘルスセンターで妊婦が安心して出産が出来るように
ヘルスセンターの環境整備:
壊れた分娩台や高圧蒸気滅菌器の入れ替え、直射日光や雨季の冠水から守られた陣痛室待機室の設置、血圧計等の供与。
●赤ちゃんが仮死状態で生まれた場合、ヘルスセンターで蘇生が実践できるように
助産師の新生児蘇生法能力強化:
助産師に対する新生児蘇生法研修の実施、練習用備品の供与。
●州病院に搬送された妊婦や赤ちゃんが適切に健康管理されるように
州病院の能力強化:
搬送受け入れ先のコンポンチュナン州病院の産科/小児科の医療スタッフを対象として、産科救急、新生児救急のワークショップを提供。
■活動概要
活動場所:カンボジア コンポンチュナン州
対象者:
コンポンレーン郡保健センター助産師8名(直接対象)
村のヘルスボランティア96名(間接対象)
コンポンチュナン州病院 産科及び小児科の医療従事者 27名
最終受益者:コンポンレーン郡住民58,419人(妊婦約700人/年間)
実施期間:2024年5月~2025年3月
■活動詳細とスケジュール
【第1期】2024年5月 医療人材への支援
●日本人助産師(羽生)と州病院の助産師との連携による
①ヘルスセンター助産師8名に対する、妊婦の健康管理と異常時の対応に特化した産前検診における保健指導、及び村のヘルスボランティアへの指導能力を強化するための勉強会の実施。
②助産師、村のヘルスボランティアとの妊産婦への訪問同行指導。
③ヘルスセンターに対する血圧計の供与
●日本人医師(嶋岡、柳)による
①ヘルスセンター助産師に対する新生児蘇生法研修の提供。蘇生の練習用の備品の供与。
②搬送受け入れ先のコンポンチュナン州病院の産婦人科、小児科の医療スタッフを対象として、産科救急、新生児救急のワークショップを開催する。※第2期に実施する可能性あり。
【第2期】2024年6月~2025年3月 環境整備支援
●壊れた分娩台の入れ替えや陣痛室の建設、分娩待機室のベッドや椅子、高圧蒸気滅菌器等などの機材設備への支援
6月 機材、設備の発注
9月 分娩台等の機材の納品
10月 陣痛室建設の完工
11月 完工式&贈与式
11月 成果の確認:完工状況、物品の納品状況と活用状況、研修後の技術の定着、活用状況等の確認、課題解決
■資金使途
●目標金額:300万円
●必要金額:400万円
●資金使途:頂いたご寄付は、以下の事業を実施するための必要経費に充てさせていただきます。
【安全な出産のためのヘルスセンターの環境整備】
- 分娩台 2台
- 陣痛室建設(9m×10m)
- 陣痛室内の備品(ベッド、椅子等)一式
- 高圧蒸気滅菌器30L 1台
- 妊婦用の血圧計 7台
- 新生児蘇生法練習用モデル人形(簡易版)4つ
※自力で修理できない使用できない状態にならない限り何十年と長く使う可能性がありますので、出来るだけ丈夫で質の良いものを提供したいと考えています。
【医療者に対する技術研修実施(コンポンチュナン州病院と連携しての実施)】
- 現地ヘルスセンター助産師の新生児蘇生技術向上のための研修
- 現地ヘルスセンター助産師への産前検診指導力強化(妊婦の健康管理や異常の感知等)のための勉強会
- 搬送先州病院の医療者に対する職能拡大のための研修
※研修実施のための専門家(医師、助産師)、事業運営のためのスタッフはボランティアとして活動しますので人件費は含みません。
【目標達成後の実施追加案】
- 追加の勉強会/研修の実施
- 産後入院室の増設等
カンボジアでは、母子保健基礎指標が目覚ましく改善していますが、周辺諸国に比べると、未だ十分なレベルにあるとはいえません。
特に、新生児死亡率の改善傾向は、他の母子保健指標に比べて緩やかであり、現状では乳児死亡の5割以上が生後28日までの新生児期に起こっており、新生児死亡を減らすことは、喫緊の課題です。
出所:https://data.worldbank.org/indicator/SH.DTH.NMRT?locations=KH
特に、コンポンチュナン州の新生児死亡率はカンボジアの新生児死亡率に比べて高く、過去10年間の5歳未満の死亡率では、カンボジア全国24行政区のうち、3番目に高いとされています。(出所:カンボジア人口保健調査2021-2022)
|本プロジェクトにおける あおぞらのミッション・ビジョン
○一人でも多くの赤ちゃんを救うために、対象地域の病院及びヘルスセンターの医療者の職能を拡大する。
○プロジェクト対象地域のお母さんたちが、近くのヘルスセンターで安心して出産ができるようにする。
本プロジェクトを通してコンポンレーン地区のヘルスセンターにおける医療の改善、妊産婦死亡率及び新生児死亡率の低減へ貢献することを目指します。
このような過酷な状況で分娩に臨まなくてはならないお母さんと、生まれくる赤ちゃんの命。
一人でも多くの赤ちゃん、お母さんの命を救い、笑顔を増やしたい。
不安な出産を少しでも安心して迎えられるように
危険な分娩が少しでも安全な分娩になるように
保健センターの助産師が技術的に自信を持って分娩介助が出来るように
お母さんも助産師も適切に危険を察知して一分一秒でも州病院への搬送を判断できるように。
現地視察を終えて心に浮かんだことは、公衆衛生学的な保健指標を改善することでもなく、大きな助成金を得て国単位で活動することでもなく、ただシンプルに目の前にある命を救いたい、という強い思いでした。
あおぞらは、かつてそういう想いを大切にするNPOでした。
新型コロナウイルスが世界を襲った分断の3年かの間に失いかけていたもの、『目の前にいる人のために何かをする』という情熱を今回の現地視察で思い出しました。
とは言え、想いだけでなんとかなる問題ではありません。目標を達成するには、自己資金だけでは足りません。志を同じくした皆さんのお力添えをいただき、カンボジアの僻地の赤ちゃんとお母さん、家族に支援を届けたいと思っています。
皆様からの寄付が現地にもたらす変化は、救われるべき命を守ることにつながります。同じ想いを共有していただける皆さまのご協力をお待ちしております。
温かいご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
葉田 甲太 あおぞら理事長/総合診療医
カンボジアで新生児を亡くしたお母さんと出会い、2017年7月にNPO法人あおぞらを設立。2018年カンボジアサンブール地区に新病院を開設。2019年5万人の命を守る病院をタンザニアのタンガ州クウェディボマ地区に開院。新型コロナ感染症の世界的流行を受け、カンボジアの小学校に手洗い場を建設、パレスチナ難民に10万枚のマスク支援、遠隔での新生児蘇生法教育を世界で開始。著書『僕たちは世界を変えることができない』等、台湾や韓国でも翻訳され累計10万部。
嶋岡 鋼 あおぞらプログラムディレクター/小児科医
これまでたくさんの国を訪れ、たくさんの医療者と出会いました。どの国でも医療者は一生懸命に赤ちゃんとお母さんの命と向き合っています。保健行政の仕事をしている人たちともたくさん対話をしました。彼らもまた、与えられた課題に取り組み、大きな変化に向けて日々格闘しています。赤ちゃんとお母さんの命を守ろうと頑張っている、世界中の仲間たちにエールを送り、勇気や希望を与えられるような活動をしたいと思っています。僕たちが歩いたその後に、少しでもいいから笑顔がありますように、と祈っています。
羽生 悦子 あおぞらアドバイザリースタッフ/助産師
JICA海外協力隊の助産師隊員として、2022年3月〜2024年3月までコンポンチュナン州病院で産科病棟の助産師と共に、分娩管理の安全性向上、赤ちゃんの蘇生技術向上、観察技術向上を目指して活動してきました。2年の間に縁あってあおぞらの皆さんと出会い、仲間に迎えていただきました。拙いながらも習得したクメール語と州病院スタッフとの繋がりを大切にカンボジアのお母さんと赤ちゃんへの支援をつづけていきたいです。
大窪 玲子 あおぞらプログラムマネージャー
国際協力業界で働いて18年、スタートはカンボジアの駐在員でした。またご縁がありカンボジアの赤ちゃんとお母さんに支援を届ける活動が出来て嬉しく思います。私自身、日本のように医療環境が整ってなければ無事に出産が出来たのかわからない状況でした。皆さまに頂いた想いと寄付は責任をもって大事に現地に届けます。温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
ー なぜ あおぞらとして、コンポンレーン郡のヘルスセンターを支援するのか
カンボジアで8年前に出会った、赤ちゃんを亡くした女性は、泣いていました。
その涙をみて、NPO法人あおぞらを立ち上げ、皆様のおかげで、カンボジア、ラオス、タンザニアに、色々な支援をさせて頂きました。
最近では、赤ちゃんを救える医療者が増えるように、民間企業と協力して新生児蘇生シミュレーション教育用デバイスの寄付等も行っています。
たまに言われる事があります。
「まだ、途上国支援をしてたの?」
支援を届けるために、NPO、臨床、研究、行政、民間企業など色々な手段があります。時代がたつにつれて、変化しているものもあります。
いつもその中で思っていること、そして、僕がいまだに行動している理由は、解決方法はいろいろ違ったとしても、ほとんど変わっていません。
今この時にも、赤ちゃんを亡くして泣いているお母さん、お父さん、生きたいけれど生きられない赤ちゃんがいるからです。
それを改善するために自分ができることは非常に小さい。それでも今でできる事を全力でやりたいと今も変わらずに思っています。
小さい頃、国境なき医師団に憧れ、医師となりました。
日本の僻地で色々な方にお世話になりながら、医師として働かせて頂きました。
そして、NPO代表としても、世界の僻地で活動させて頂きました。
それでも、変わらずに思うのは、まだまだできる事がある、泣いてる人がいる、だから、どんな結果になったとしても、これからも、目的を変えずに、いろいろな方法を模索しながら行動し続けたいと思います。
やはり泣いているお母さんが笑顔になった瞬間、赤ちゃんが元気に暮らしている姿を見ると、嬉しい。
それらは、自分の一つの夢でもあるからです。
大変恐縮ですが、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
あおぞらは、2020年11月11日に京都府の認定を受けた「認定NPO法人」です。
あおぞらに寄付をされた方は税制優遇の対象となり、寄付金控除を受けることができます。
個人の場合:
2000円以上の寄附をされた方は、寄付金受領証明書を添えて確定申告を行うことで所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
法人の場合:
「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。
寄附をされた方には、後日「寄付金受領証明書」を送付致します。
証明書名義:
READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先の氏名」を宛名として作成します。
証明書発送先:
READYFORアカウントにご登録のEmailアドレスにお送りします。(ご希望の方にはご郵送致します。)
寄附の受領日(証明日):
READYFORから実行者に入金された日となります。
証明書の発送日:
2025年1月中を予定しています。
※掲載している名称および画像は撮影者及び被写体(またはその保護者)から許諾を得て掲載しています。
- プロジェクト実行責任者:
- 葉田甲太 特定非営利活動法人あおぞら
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
認定NPO法人あおぞらが、カンボジアのコンポンチュナン州コンポンレーン郡の保健センターで安全な出産ができるように環境改善のため陣痛室建設、分娩台供与等を行う。合わせて、保健センターの助産師に対して技術研修(新生児蘇生法研修、保健指導強化勉強会)を実施する。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金(主に寄付及び会費収入)及び一部メンバーの自己負担で対応予定です。
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プロフィール
認定NPO法人あおぞら理事長・医師(総合診療医)。カンボジアで新生児を亡くしたお母さんと出会い、2017年7月にNPO法人あおぞらを設立。2018年カンボジアに新病院を開設。2019年5万人の命を守る病院をタンザニアに開院。新型コロナを受けカンボジアに手洗い場支援、パレスチナ難民に10万枚のマスク支援、遠隔での新生児蘇生法教育を世界で開始。著書『僕たちは世界を変えることができない』等、台湾や韓国でも翻訳され累計10万部。
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ギフト
500円+システム利用料
ワンコインで繋がる命がある!(6月4日追加)
◇クラウドファンディングも終盤、さらに多くの方に関心を持っていただきたいと考え、ワンコインでご参加頂けるリターンを設けました。
私たちと一緒に、カンボジア僻地の赤ちゃんとお母さんのために活動しましょう!
※本リターンは、寄付金領収書のみになります。
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料
感謝のメールをお送りします
◇応援していただいた皆様に、感謝の気持ちを込めてメールをお送りします。
・感謝のメール
・寄付金領収書
- 申込数
- 74
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
500円+システム利用料
ワンコインで繋がる命がある!(6月4日追加)
◇クラウドファンディングも終盤、さらに多くの方に関心を持っていただきたいと考え、ワンコインでご参加頂けるリターンを設けました。
私たちと一緒に、カンボジア僻地の赤ちゃんとお母さんのために活動しましょう!
※本リターンは、寄付金領収書のみになります。
- 申込数
- 30
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
3,000円+システム利用料
感謝のメールをお送りします
◇応援していただいた皆様に、感謝の気持ちを込めてメールをお送りします。
・感謝のメール
・寄付金領収書
- 申込数
- 74
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年3月
プロフィール
認定NPO法人あおぞら理事長・医師(総合診療医)。カンボジアで新生児を亡くしたお母さんと出会い、2017年7月にNPO法人あおぞらを設立。2018年カンボジアに新病院を開設。2019年5万人の命を守る病院をタンザニアに開院。新型コロナを受けカンボジアに手洗い場支援、パレスチナ難民に10万枚のマスク支援、遠隔での新生児蘇生法教育を世界で開始。著書『僕たちは世界を変えることができない』等、台湾や韓国でも翻訳され累計10万部。