「竹原・仁賀の里山体験拠点づくり」プロジェクト終了報告
「出会う、繋がる、始まるトコロ!竹原・仁賀の里山体験拠点づくり」にご支援くださった皆さま、こんにちは。
ついに、9月30日がやってきました。本日、最後に残っておりました各種アクティビティコースの体験チケットを発送させていただきましたので、近日中にお手元にお届けできると思います。なんとかお約束の期日までに発送することができました。
振り返ると、2018年12月にクラウドファンディングへの挑戦を決め、バタバタと準備を進めて1月21日に開始。初めてのクラウドファンディングで右も左も分からない中、2月25日に目標の200万円を達成するまでは、達成できるかどうか心配で心配で、落ち着いて眠れぬ日々を過ごしました。最終日の28日には目標を大きく超えて2,536,000円のご支援を、230人のご支援者の皆さまからちょうだいしてクラウドファンディングが成立。無事プロジェクトを開始することができました。
この場をお借りして、改めて心より御礼申し上げます。
【成立から、今日までの経緯】
クラウドファンディング成立後、すぐに工事業者さんとの相談を開始しました。
表土が流されて歩くのが困難になっていた店舗へのアプローチのスロープは4月1日には舗装完了。徒歩でも自転車でも台車でも、スイィ~っと滑るように上れるようになりました。ついでに広場の整地も行い、直径13mの大きなシェードを立ててイベントをしたり、グランピング用テントで快適キャンプができる環境になりました。(西川建材工業さんに施工していただきました)
同時進行ですすめていたリターン品の陶器づくりやコースターの絵付けも少しずつ進め、7月18日から順次発送させていただきました。
そして、それまで細かい打ち合わせを重ねてきた納屋の工事が8月13日にスタート。真夏の猛暑の中にもかかわらず、シャワールーム、洗面所、お手洗い、扉取り付け、シンク取り付け、虫侵入防止の工事(素人には難しい部分)を進めていただき、当初の予定より少し押し気味だったので心配しましたが、お披露目会前日の9月27日にはキッチリ完了していただきました。(Soltusさんにデザイン・設計・施工していただきました)
この間、自分たちでできることは出来るだけやってきました。その中で最大の山場が薪小屋づくり!コストコで丁度いいサイズの小屋を見つけたので、「ココで売ってるくらいだから簡単に作れるだろう~」と甘く見てました。送料をケチって自分で頑張って運んだのを皮切りに、幾多の苦難が待ち構えていました(苦笑)。特に最後に屋根を乗せるときなんて、クレーンがいるんじゃないか?と思うくらいの重量。男子3人でなんとか工夫して乗せました。
いまでは小屋の中に、たくさんの薪が保管されています。
これから焚き火を囲むイベントをどんどんやっていきますよ~!
これで、なんとかお客さんをお迎えできる準備はできましたが、実はマダマダ細かい作業が残っています。雑草が生え放題な庭や広場をキレイにしたいのと、屋内に入ってくる虫をできるだけ減らすための細かい穴埋め、内装のペイントなどなど。内装ペイントは、ワークショップを開いてみんなでワイワイやろうと思ってますので楽しみにしていてください!
【収支報告】
ご支援いただいた資金は、以下のように活用させていただきました。
納屋工事 約260万円
舗装・整地工事 約115万円
井戸工事 約27万円
寝具、ソファなどの備品 約50万円
グランピング用テント、イベント用シェード 約60万円(593,000円)
薪小屋、倉庫 約36万円(366,398円)
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合計 約548万円
※上記に含まれないもの:リターン経費、消耗品・木材など細々したもの、人件費、不動産取得費用
こうして集計してみると当初の予定(総額400万円)より随分かかってますね。どおりで預金残高が少ないはずです…
工事が絡むとどうしても当初の予算内におさまりません。
しかし、よりよい環境を整えるための投資です。これからも、居心地の良い空間づくりを頑張っていきます。
【リターンの発送状況】
9月30日に、最後に残っておりました各種アクティビティのチケットなどを発送いたしました。
アクティビティはどうしても拠点となる納屋改修完了を待たねばなりませんでしたので、ギリギリになりました。
届かないなどお困りのことがございましたら、ご連絡ください。
【今後について】
仁賀は、とてもとても魅力的な場所です。店長みどりが仁賀に魅了されてSpace Anthologyを移転オープンして約6年。オーナー福本の息子が仁賀小学校に転校するタイミングでSpace Anthologyの経営を引き継いで1年半。
私たちはすっかりハマってしまった里山・仁賀ライフですが、あまり知られていない仁賀の魅力をもっと沢山の人に知ってもらいたい、そのためにSpace Anthologyをもっともっと居心地の良い空間にして、仁賀全体を楽しみ尽くすための拠点として活用したい…そんな想いで挑戦したクラウドファンディングでした。
ご支援くださった皆さまのおかげで、主だった施設整備ができました。
生まれ変わったSpace Anthologyに息を吹き込むのは、われわれスタッフであると共に、ご支援してくださった皆さま、そしてこれからご利用いただくまだお会いしたことのないお客さまです。どうぞ、Space Anthologyを一緒に育ててください。こんなふうに使いたい!こういう使い方はどう?…きっと、中の人だけでは思いつかない素敵な活用方法がたくさんあると思います。
Space Anthologyのこれからに、どうぞご期待ください。