プロジェクト報告
この度は、クラウドファンディング「霞ヶ浦からニホンウナギを守る!「ウナギの湖」復活へのチャレンジ」にご支援いただきましてありがとうございました。
ニホンウナギは、西マリアナ海嶺で産卵し、そこで孵化したウナギが、シラスウナギとして全国に、そして台湾や中国にも行き着くことが分かっています。
私たちの研究では、西マリアナで産卵するウナギの多くは霞ヶ浦のウナギではないかと考えています。そんな「ウナギの湖」である霞ケ浦の保全を、積極的に行っていきます。
私たち、霞ヶ浦アカデミーは毎月第3日曜日に子どもたち向けの環境教育活動を行うほか、湖岸を整備しニホンウナギをはじめとする霞ヶ浦の生き物が棲みやすい環境づくりを行っています。
今回、ご支援により、第2回葦舟世界大会の開催、ニホンウナギの資源研究の推進をすることができました。感謝申し上げます。
葦舟世界大会は、霞ヶ浦の植生帯を保全するために開催しております。大会を通して、たくさんの葦が刈り取られ、その葦原では春に新芽が萌え、フナやコイの産卵も確認されています。
ニホンウナギの資源研究については、お送りさせていただいた会報に連載のカタチで報告させていただいております。
なお、連載は続いております。会報はホームページからご覧いただけます。
https://k-acad.com/newsletter/
現在、2023年3月に開催予定の「第3回葦舟世界大会」の準備を進めています。葦を刈り取り、舟を作り、その舟の出来を競う大会です。舟の作り方はスタッフが説明するため、どなたでも参加できます。
また、舟に乗るのは怖いという方、ボランティアも募集しております。ぜひご参加ください。
今後も、新着情報を通して、みなさまにお知らせをしていければと思っております。
よろしくお願いいたします。