柑橘王国×伊の伝統｜イタリア帰りの天文学者は愛媛の魅力を届けたい！

■ 達成御礼！ネクストゴール設定しました！

 

皆さまのあたたかい御支援のおかげで、目標金額を達成することができました！御支援いただきました皆さまはもちろん、本プロジェクトをたくさんの方々へ広めてくださいました全ての方々に、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました！

 

目標金額の達成により本プロジェクトの成立は約束されましたが、さらにたくさんの方々へ柑橘王国の魅力をお届けしたいと思い、ネクストゴール（目標金額200万円）を設定させていただきました。引き続きジャバラチェッロをはじめとするウテナチェッロシリーズを通して、柑橘王国愛媛の魅力とコロナ時代を生きる皆さまへエールをお届けしてまいりますので、応援のほど何卒よろしくお願い致します。

 

株式会社ウテナ銘酒

 

 

■ はじめに

 

我々、株式会社ウテナ銘酒は "瀬戸内の晴天に恵まれた穏やかな気候" に着目したワインや柑橘類イタリアンリキュールなどの酒類製造販売業を行っています。2020年よりワイン醸造用ブドウの栽培を開始、2021年にはイタリアの伝統リキュール（リモンチェッロ）と愛媛県の多種多様な柑橘類を結びつけた、柑橘王国の新しいカタチ "ウテナチェッロシリーズ" の販売もスタートしました。

 

しかしながら、COVID-19の蔓延に伴う外出自粛による飲食店の不活化や来県者の減少などの影響で、従来の計画と比べて皆さまにウテナチェッロをお届けすることができていないという状況です。そこで、皆さまにこの柑橘王国の魅力をなんとかお届けできないか、という思いから本プロジェクトを立ち上げさせていただきました。

 

この度、柑橘王国の魅力がたっぷりと詰まったウテナチェッロシリーズの第五弾となるクラウドファンディング限定「ウテナチェッロ 邪祓（ジャバラチェッロ）」をご用意させていただきます。邪気を祓うとされる幻の柑橘「邪祓（ジャバラ）」を用いたジャバラチェッロを通して、瀬戸内/柑橘王国の魅力とこの時代を生きる皆さまへエールをお届けできればと思います。

 

株式会社ウテナ銘酒

 

 

■ 天文学者による御酒造り＠瀬戸内

 

皆さま、はじめまして！株式会社ウテナ銘酒の代表、松岡 健太と申します。私は2018年まで天文学者としてイタリアを拠点に超巨大ブラックホールの研究を行っていましたが、ヨーロッパの地中海性気候と瀬戸内式気候の類似点に気づき、瀬戸内でワインやイタリアンリキュールなどの御酒を造ることを決心して帰国。2019年に仲間と共に故郷である愛媛県で起業しました。現在、2020年から植樹を始めたワイン醸造用ブドウの苗木~2000本を大切に育てながら、本プロジェクトの主役である「ウテナチェッロシリーズ」の製造及び販売に奮闘しております。

 

本プロジェクト代表の松岡（中央）と仲間たち（左：元山、右：宮﨑）。瀬戸内の魅力を御酒というカタチを通して国内外に発信、100年後の瀬戸内に新しい御酒文化を根付かせるべく日々邁進しています。

 

138億年の宇宙の歴史を解き明かすべく、ハワイ島はマウナケア山頂のすばる望遠鏡などを使って遥か彼方の超巨大ブラックホールを観測するなど、非常に刺激的な天文学者生活を送っていましたが、瀬戸内での御酒造りの魅力がそれを上回ってしまい株式会社ウテナ銘酒を設立しました。

 

 

■ 瀬戸内に育まれた柑橘王国

 

皆さま、瀬戸内の魅力をご存知でしょうか？日本でも有数の晴天に恵まれた穏やかな気候でヨーロッパの地中海性気候とも良く似ています。これは瀬戸内を代表する農産物（レモンをはじめとする柑橘類やオリーブなど）が、地中海のそれと共通しているのを見ても明らかです。

 

イタリア北西部のリグーリア海岸にあるチンクエ・テッレから眺める地中海（撮影：松岡）。海に面した山の斜面でレモンやワイン醸造用ブドウなどの栽培が行われている（これは瀬戸内でのワイン造りの可能性も示している）。海からの潮風や反射光などが味わい深い農産物を生み出す。

 

愛媛県もこの瀬戸内の恩恵を受けることで、柑橘王国として栄えてきました。柑橘類の収穫量は平成29年時点で44年連続全国1位を記録（残念ながら平成30年の西日本豪雨でこの記録は途絶えてしまいました）、生産される柑橘類の品目数は40種を超えるなど現在もその威厳を放っています。

 

柑橘圃場から眺める瀬戸内海（写真：松山市）。

 

愛媛県で生まれ育った私は、当時これらをあたり前のものだと感じていました。しかしながら、海外生活を経て改めて瀬戸内を知ると、そのかけがえのない魅力に心を打たれます。

 

 

■ 南イタリアの伝統リキュール

 

イタリアはカンパーニア州、ナポリ湾周辺のカプリ島やアマルフィの海岸一帯が産地として有名なリモンチェッロ（Limoncello）は、地中海が育んだ芳醇なレモンを用いた南イタリアの伝統的なリキュールです。

 

南イタリアに位置するカンパーニア州とナポリ湾周辺（左下）。

 

アルコール度数は30度以上とやや強めの御酒ですが、鼻に抜ける爽やかなレモンの香りに、一口舐めると濃厚な甘さが押寄せ、その後に独特の苦味が広がります。清涼感と高揚感。食後の気分を甘く優しく包んでくれる、まさに大人のドルチェです。

 

イタリアでは食後にデザート感覚で楽しむリモンチェッロ（写真：kizzzbeth/Flickr）。冷凍庫に入れてキンキンに冷やしたものをストレートで飲むのが本場イタリア式。

 

南イタリアの地元民に古くから愛されていたリモンチェッロですが、バカンスなどでイタリアを訪れた観光客をも魅了し、イタリアからヨーロッパ全土へと広まっていきました。今ではイタリアの名産品として世界中で知られています。

 

 

■ イタリアの伝統と柑橘王国の出会い

 

地中海の風土が生み出した南イタリアの伝統リキュールと瀬戸内が育んだ柑橘王国を、ウテナ銘酒が結びつけて誕生したのがウテナチェッロシリーズです。愛媛県が誇る多種多様な柑橘類を惜しみなく使用した瀬戸内香る御酒です。

 

ウテナチェッロシリーズ。多種多様な柑橘類それぞれの色や香味などの特徴が色濃く抽出されており、柑橘王国の魅力がたっぷりと詰まったリキュールです（画像：マチボン 愛媛 Vol.17）。

 

柑橘王国×伊の伝統、柑橘王国の新しいカタチです。本プロジェクトでは全5種類の香味（檸檬/伊予/でこ/邪祓/柚子）をお届けします。

 

ウテナチェッロ 檸檬。瀬戸内の太陽をたっぷり浴びた県産レモンを、惜しむことなく使用したウテナチェッロシリーズ第一弾。イタリアの伝統的な製法で造られた本格リモンチェッロです。

 

今治市は大島にある吉海リキュール製造所にて、皮剥きから瓶詰めまで全ての製造工程を我々が丹精込めて行っています。

 

ウテナチェッロ 伊予。柑橘王国を支えてきた伊予柑（イヨカン）を使ったウテナチェッロシリーズ第二弾、イヨカチェッロ（Iyokacello）。昔懐かしい伊予柑の芳醇な香りが存分に堪能できます。

 

イタリアの伝統的な製法を大切に、愛媛県の柑橘類に最も適したレシピを追求しました。

 

ウテナチェッロ でこ。不知火（シラヌイ：デコポンの名称でも知られる）から造られたウテナチェッロシリーズ第三弾、デコポチェッロ（Decopocello）。南国を思わせる甘い香りが楽しめます。

 

そして、本プロジェクト限定で誕生したのがウテナチェッロ 邪祓（ジャバラチェッロ：注1）です。邪気を祓うことから名付けられたと言われる幻の柑橘「邪祓（ジャバラ）」。その強烈な酸味や苦味は鬼も逃げるレベルだとか。この独特の香味を持つ曲者柑橘を使って生まれたのが、ウテナチェッロシリーズ第五弾のジャバラチェッロです。ジャバラの力でコロナも逃げ出すこと間違いなし！

 

注1）「ジャバラ」については北山村が保有する登録商標または商標となっていますが、本プロジェクトのリターンとしての使用許可を株式会社じゃばらいず北山様より正式にいただきました。

 

ウテナチェッロ 邪祓。その独特の香味によって邪気を祓うと言われるジャバラを漬け込んだウテナチェッロシリーズ第五弾、ジャバラチェッロ。とにかく病みつきになります。

 

ジャバラに多く含まれるナリルチンという成分がアレルギー抑制効果、すなわち花粉症などに効果が期待されるなどと言われておりますが、それらは一先ず忘れましょう。ジャバラチェッロ・・・、クセになります！気づけば、その強烈な香りや苦味を求めている自分がいるはずです。

 

ウテナチェッロ 柚子。本プロジェクトのパトロンコースにおけるリターンで先行公開するウテナチェッロシリーズ第四弾、ユノスチェッロ（Junoscello）。心落ち着く和の香りで安らぎをお届けします。

 

ウテナチェッロシリーズのオリジナルコルクコースターも作製します！

 

本プロジェクト限定のオリジナルコルクコースターのイメージ（檸檬/伊予/でこ/邪祓/柚子の5種類）。

 

ウテナチェッロのエチケットには、瀬戸内を照らす太陽がモチーフとして使われています。我々（地球）から最も近い恒星（自ら輝く星）である太陽。瀬戸内の柑橘類や醸造用ブドウに燦々と降り注いだ太陽の光は、美味しい御酒となり皆さまの食卓へと届けられます。

 

エチケットの"OLTRE LA CORONA DEGLI AGRUMI EHIME"に込められた思い：ウテナチェッロによって現状の柑橘王国の更に向こう側を目指すという意思と、コロナ時代を生き抜く我々人類へのエールが込められています。

 

ウテナチェッロシリーズを通して、瀬戸内が育んだ柑橘王国の魅力とコロナ時代を生きる皆さまへのエールをお届け致します！

 

 

■ ウテナ銘酒の今後の展望

 

ブラッドオレンジのモロやタロッコ、はるか、せとか、かぼす、甘夏、八朔、すだち、河内晩柑、紅まどんな、・・など愛媛県にはまだまだ魅力的な柑橘類がたくさんあります。これら柑橘類を用いてウテナチェッロシリーズを拡大、柑橘王国の魅力を国内外に発信していきます。

 

瀬戸内ワイン事業についても2024年の醸造開始に向けて、ブドウ栽培を引き続き進めてまいります。また、ブドウ圃場に醸造所を構えることで皆さまに産地を訪れてもらい、瀬戸内ワインをその風土と共に楽しんでもらえるよう準備をしていきます。

 

さらに将来的には瀬戸内の幸と御酒が楽しめる飲食事業、ワイン片手に望遠鏡で天体観測といったイベントなどを行う天文事業、これら "星降るワイナリー" を満喫するための宿泊事業などを展開していく予定です。

 

皆さまには御酒そのものをお届けするだけではなく、上記のように御酒を楽しむ場/空間を提供することで、瀬戸内に新たな御酒の文化を根付かせていきます。

 

ウテナ銘酒の今後の展望。瀬戸内海を望む星降るワイナリーのイメージ。

 

 

■ 百年後の瀬戸内に新しい御酒文化を

 

瀬戸内に新たな御酒文化を根付かせる。これは、我々の根本理念です。

 

例えば百年後、愛媛県を訪れた人々が当たり前のように地元の幸と瀬戸内ワインに舌鼓をうち、また地元の人々は家族を紹介するように空いたグラスにワインを注ぐ。食後にはウテナチェッロを頼み、ちびりと飲んでは杯を置き、今日という日を名残惜しむ。

 

そんな未来を実現するために、我々は日々邁進しています。

 

皆さまと共に瀬戸内の御酒文化を育んでいくことができれば幸いです。

 

代表　松岡 健太

 

 

 

本プロジェクトにおける、御酒を提供するリターンに必要な酒類免許は既に取得済みです：今法（免許）第40号。

 

御酒は二十歳になってから：御酒が含まれるリターン（オキモチコース以外）は、二十歳未満の方は御支援いただけません。

 

美味しい御酒で、味わい深い豊かな人生を。

 

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【プロジェクト終了要項】

プロジェクト実施完了日：2021年12月31日(金)