プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

はじめまして。株式会社STSPを経営しております門間寛修です。私は、過去の体験から「がん患者さんを支える方を支えたい」と思い、がん患者さんと家族をサポートするレシピサイト「カマエイド」を立ち上げました。

 

カマエイドの名前の由来は、「カマ(釜=食事)+エイド(助力する、サポートする)」という意味であり、食事を通じて闘病生活をサポートする、という想いを込めています。由来のとおり、がん患者さんやご家族の「家庭での食事」をサポートすることを目的に、病院や高齢者施設で活躍してきた管理栄養士が考案したレシピを掲載しています。

 

 

がん患者さんは、手術や抗がん剤などの治療方法も人によって異なるので、治療にともなう「食事の悩み(副作用など)」も人によって様々です。

 

昔はがん患者さんの多くは入院をしていましたが、今では通院での治療を選択する方も増えてきており、そのため「家庭での食事」に悩みを抱えて困っている方も増えてきています。

 

そこでカマエイドで掲載しているレシピは、「味がしない」「少量で栄養をとりたい」「噛むのが辛い」といった、がん患者さんが抱えるであろう「食事の悩み」の解決を目的としたレシピを掲載しています。アンケート調査を行い、患者さんや家族の率直な意見を参考に、レシピやサイト機能へ反映しています。

 

多種多様な悩みに対応できるようにアンケートを行なっています

 

カマエイドを立ち上げて約2年。

コツコツレシピを集め、もうすぐ1,000件に到達します。

 

今回クラウドファンディングでご支援いただいた資金をもとに、もっと多くの悩みに対応できるレシピ開発、それに伴うレシピ、悩み検索の機能追加を行います。

 

レシピ開発は、ユーザー投稿型ではなく、必ず管理栄養士の監修レシピとし、管理栄養士の経験を盛り込んだレシピを一つ一つ作成しているため、 どうしても爆発的にレシピ追加することが困難です。

 

カマエイドは、まだまだがん患者さんの様々な食事の悩みに対応できているとは言えません。人によって好み、悩み、症状は、かけ合わせると本当に多岐に渡ります。悩みを抱えているがん患者さんと、支える周りの大切な人のために、少しでも支えになりたい。

 

皆さんの応援、どうかよろしくお願いいたします!

 

 

カマエイドを立ち上げたきっかけは、私の姉が、がんを罹患したことがきっかけでした。罹患したのは、100万人に1人といわれるほど珍しい副腎がんであり、発見されたときは、すでにかなり進行していました。

 

正直なところ姉が罹患するまで、私にとってがんは「他人事」でした。病気(がん)についての知識も乏しく、いざ身内が「がんに罹患した」状況に直面した時、家族として「自分には何もできない」という無力感に苛まれました。

 

罹患がわかってからは病院での治療を基本として、少しでも闘病生活の支えになればと、自分にできることがないか模索していました。

 

いろいろと模索しているなか、「食事」については家族でもサポートできる範囲であり、「食事の時間」がみんなで一緒に過ごすことができる大切な時間であることに気がつき、食事のサポートに向き合うようになりました。

 

姉は治療の影響から「味を感じにくい」「あまり量が食べられない」「お腹が張る(便秘)」などの悩みを抱えていました。そのため、妻にも協力してもらい、姉の要望を聞きながら、「どんなものが食べられそうか?」「こんなものなら少量ずつでも食欲がある時に食べられるんじゃないか?」と、インターネットやレシピ本で調べていました。

 

食材にも気を使いつつ「味を感じにくい」「あまり量が食べられない」といった悩み解決につながるレシピを考えていましたが、「自分にできること」や「一緒にできること」を見出していくことで、一緒に闘病生活を戦っていると、私自身も少しずつ前向きな気持ちになることを感じていました。

 

姉は、他界してしまいましたが、今現在、過去の私と同じ境遇にあり、「自分には何もできない」と自分自身を責めてしまっているご家族の方もたくさんいるのではないかと思います。

 

家族や身近な方は、医療スタッフと同じ「サポートする側」を担うことになりますが、仕事や子供の世話など日々の生活に追われてしまい、精神的・体力的にもまい

ってしまう事も珍しくありません。 

 

患者さん自身を支えるのはもちろんですが、患者さんをサポートする人のためのサービスやツールがもっと必要だと感じ、このサービスの立ち上げを決心しました。

 

姉の他界から3年、2人とも立派に成長しています。 

 

最近、カマエイドを利用してくれるユーザーの「声」が届く事が増えてきています。「毎日参考にしています」「助かっています」という励ましをいただける事も増えてきており、カマエイドが進んでいる方向性は間違っていないと感じようになりました。

 

カマエイドのユーザーが届けてくれる「声」です。

 

一方で、「栄養素の制限からもレシピを検索できるようにしてほしい」「複数の悩みを掛け合わせて検索できるようにしてほしい」「制限されている食材を含むレシピを表示しないような機能もほしい」など様々なご要望をいただいています。

 

状況によっては、制限されている栄養素があったり、噛むことができない患者さんや、吐き気が多く食べづらい患者さんは、どうしても限られたメニューになってしまいます。

 

「食べたいのに、食べられない」

 

このような悩みの解決をサポートしたい。患者さんやご家族の方の毎日の負担が減り、少しでも闘病生活を前向きに過ごすことができるよう、新たにレシピやサイト機能の開発を行うため、プロジェクトを立ち上げました。

 

 

 

私は、このプロジェクトを通じて「がん患者さんを支える方を支えたい」と考えています。毎日の「家庭での食事」をサポートすることで、「私にもサポートできている」「私も一緒にチャレンジできている」と実感できる経験やきっかけを提供し、少しでも前向きに過ごしてほしいと考えています。

 

厚生労働省「平成26年患者調査」によると、継続的に治療を続けている方は160万人と推計されています。この推計をもとに、カマエイドは「月間20万人」の家庭での食事をサポートする事を目指しています。

 

カマエイドが、便利で、日常的に利用いただけるサービスとなるために、認知度、コンテンツ量、サイト機能を充実させます。その後は、レシピやコンテンツの充実にあわせ、より家庭で日常的に利用いただけるよう、書籍(レシピ本)への展開も考えています。また、病院や食品メーカーなど、外部との取り組みを増やしていきます。病院でのノウハウや、各食品メーカーさんの食品・調味料が課題解決につながる可能性もありますし、「最新」の情報を届ける事も重要だと考えています。


カマエイドの次のステップとしてチャレンジしたい領域も考えています。高齢者の嚥下障害・咀嚼困難や、他疾患での食事支援など、カマエイドで培ったネットワークや仕組みを展開したいと考えています。

 

カマエイド開発サポート栄養士・川口先生からのメッセージ

 

カマエイドは、がん専門管理栄養士のアドバイスをレシピ開発やサイト運営に役立てています。ご協力いただいている川口先生からのメッセージです。

 

 

大妻女子大学家政学部教授 がん病態栄養専門管理栄養士 川口美喜子先生

 

管理栄養士として、がん患者の「食べる」に寄り添ってきました。

がん患者さんと家族、そして大切な人のために「食べる」を支えるkama+aid(カマエイド)の立ち上げに関わり、カタチができてきました。

 

食べたいけれど食べられない、

食べられないけれど食べることを思う。

病期の過程や治療法によって「食べる」ことへの思いは様々ですが、生きることの幸せの一端は「食べる喜び」を繋ぎ続けることだと思います。

 

ひとりひとりの笑顔と「美味しい」の一言を支えるために、メニューやより良い食空間、食の物語を充実した情報として発信したいと思います。

 

カマエイドプロジェクトのご支援をよろしくお願いします。

 

 

 

①レシピ開発費用 
今回のプロジェクトのリターンに含めておりますが、レシピ開発にも使用させていただきたいと考えています。
クラウドファンディングのプロジェクトを通じてたくさんの方に「カマエイド」のことを知って頂き、食事の悩みや要望を教えていただきたいと考えています。リターンにて、教えていただいた悩み・要望に沿ったレシピを提供するとともに、今後のレシピ開発の参考にしたいと考えています。 
 
②カマエイドの機能開発(システム開発)

現在も「食事の悩み」や各種条件よりレシピ検索が可能ですが、より多種多様な悩み・要望に応えることができるサイト機能を開発したいと考えています。複数の「食事の悩み」が選択できる機能や、食材や栄養素など「個人の嗜好や制限」にあわせたレシピ提供を構想しています。

 

一例となりますが、消化器系の手術をしたため「食物繊維は控えめに」「ガスを発生させやすい食品は控えめに」「○○の食材は控えている」など、今後ずっと悩みや制限を抱えていく方もたくさんいらっしゃいます。このような「食材や栄養素」面での悩みや制限を抱えている方でも使いやすくなるよう、サイト機能追加を考えています。

 

構想していますサイト機能追加は、外部のパートナー企業さんと連携した開発となりますので、システム開発にも今回のプロジェクトの資金を使用したいと考えています。

 

最後に

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

がんで困っている方をサポートしたい、という思いから、自分と同じ境遇の「がん患者さんの家族(近くで支える人)」を支える事からチャレンジしよう、と考えました。

 

私は、自分が当事者(がん患者の家族)だったからこそ、困っている事や悩んでいる事など、共感できる点も多いと考えています。また、「がん患者さんを支える方を支える」ことで、結果的にがん患者さんのサポートにつなげていきます。

 

まだまだ駆け出しのカマエイドですが、川口先生やがんセンターさん、各メーカーさんとの取り組みを広げていき、日本全国のがん患者さんと家族の「家庭での食事」をサポートするインフラとなることを目指していきます!


そのための第一歩として、皆さまの応援よろしくお願いします。 

 


最新の新着情報