~第1弾~ 挑戦を続けて、伝統を守る 〜これまでの和音響鳴〜

今回で第6回を迎える和音響鳴LIVE。
これまで和音響鳴はどんな歴史をたどってきたのか、皆様と一緒に振り返ってみたいと思います。

 

師匠である父と祖父が2007年、2008年に続けて他界をし、改めて太鼓と一対一で向き合う時が訪れました。


自分の考える太鼓とは何か?ーその答え探しがきっかけだったのかもしれません。

 

民俗芸能である太鼓を、複式複打法・組太鼓によって太鼓音楽というジャンルを確立し、舞台芸術まで押し上げた祖父。自身で総合プロデュースと出演をし、日本全国の芸能や世界中の音楽家を招いて舞台を催していた父。その両師から相伝したことを、私なりに表現するためには、自分で企画・演出・出演しなければ達しえないと考えました。
そして、企画・演出する上で自身が感銘を受けたアーティストにゲスト出演依頼を直談判しました。

 

初の東京での自主公演という事で、何もかもが揃っておらず。1人悪戦苦闘をしながら準備を進めました。
初回の場所は、私が現在も指導をしている高校がある東大和市を選びました。東京で当時の繋がりがある場所というのが1番の理由でしたが、地元では無いため広報や販売促進は非常に厳しかったです。何度も東大和市に通っては、ポスターやチラシの設置をお店へ依頼にいきました。

 

そんな厳しい状況でしたが、家族・弟子・友達・出演者の支えと協力によって来場希望者が増えたのと共に、新聞社にも取り上げて貰えたのがきっかけで多くの問い合わせがありました。

 

“和音”とは2つ以上の重なり合う音のことです。
その“音”の響きが重なり“共鳴”しあう舞台をつくりたい。
そして、舞台と客席が一体となり“共感”できる空間を創りたい。


前記した和音響鳴ライブの芯である想いを必死に表現すべく、盛り沢山に詰め込んだ形で開催しました。

邦楽である太鼓とは異ジャンルの、TAPダンサーTAKAとの競演がお客様の印象には強く残ったようで、初開催より6年経った今でも再演を望まれています。

 

また、AmazonでCD売上1位にも輝いた神楽笛・篠笛奏者のことさんとの競演は、互いに違う地方の神楽を背景に持つ者同士という事で、玄人や邦楽関係者から賞讃する声も多かったです。

 

このように、終演後にメールやお便りでそれぞれの音の響きあいに感動して頂けた様子が綴られており、「自分の思いが言葉だけでなく音としてちゃんと伝わったのだ」と実感できました。

 

 

自分の考え付くものを盛り込みすぎた部分もあり、公演時間が長くなりすぎてしまいました。

 

出演者も多かったため、各々の音をもう少しじっくり聞きたかったという声もありました。

 

この貴重な機会を胸に、第2回和音響鳴を企画したいと決意しました!

 

次回、第2回公演について近日にUP致します。


第一回出演者

日時:2009年5月23日

場所:東大和市民会館

山本麻琴、御諏訪太鼓、日本太鼓塾、東大和高校和太鼓部八幡太鼓

ゲスト
TAKA(TAP)、こと(神楽笛・篠笛)、本間豊堂(尺八)、内藤眞代(箏・十七絃)


 

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