支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 15人
- 募集終了日
- 2019年2月25日
大谷美術館|貴重な文化財を守り活かすためにご寄付を。
#地域文化
- 現在
- 1,197,000円
- 寄付者
- 41人
- 残り
- 45日
筆者が最後にたどり着いたユートピア、京都。その美しい風景を皆さまへ
#地域文化
- 現在
- 720,000円
- 支援者
- 15人
- 残り
- 45日
時を刻む永遠の美・伝統技術が生んだ『Sランク』職人の未来の為に
#地域文化
- 現在
- 243,870円
- 支援者
- 5人
- 残り
- 25日
若者から高齢者まで、高知で「アップサイクルファッションショー」開催
#まちづくり
- 現在
- 360,000円
- 寄付者
- 17人
- 残り
- 40日
文化をつなぐ|芸能芸術支援-芸団協マンスリーサポーター
#地域文化
- 総計
- 3人
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 8,544,000円
- 支援者
- 316人
- 残り
- 86日
吉村作治エジプト調査隊、存続の危機!
#地域文化
- 現在
- 7,445,000円
- 支援者
- 371人
- 残り
- 50日
プロジェクト本文
終了報告を読む
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ご支援のお礼と最終目標について
ここまでご支援ありがとうございます!
本当にみなさまのご支援のおかげで、十二単を等身大化することができます!
素敵な形にしっかりと仕上げたいと思います。
残りの期間の最終目標はとしては、150万円を目指します!
由佳子の作品を一人でも多くの方に届けることと、十二単を等身大化したいとのこの夢をこのプロジェクトを通じて、一人を現実化する参加者に一人でも多くの方になっていただけますと幸いです。
ご支援いただいた支援金については、本来自己負担を検討していた残りの十二単等身大化のための費用に充てさせていただきます。
引き続き、一緒にご支援や拡散のご協力よろしくお願いいたします。
後藤 通昭(2019.2.20追記)
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亡き妻が製作したアートなおひなさまを等身大の十二単に
日本だけに伝わるひなまつりを一人での多くの人に楽しんでほしい。
はじめまして。写真家をしております後藤通昭(ごとう・みちあき)と申します。
私の妻である、後藤由香子(ごとう・ゆかこ)は人形作家でした。彼女は、伝統とモードを融合させた斬新なひな人形をつくり、ミヤネ屋など全国放送でも特集されるなど、今後の活躍をも期待されている雛人形作家でしたが、2017年に卵巣がんでわずか2ヶ月の闘病の末他界しました。
横浜人形の家でも追悼作品展が行われ、たくさんの人から感動の声をいただきました。
妻の手がけた作品の一つとして、カネボウ KATEのWEBムービーで使った代表作品「Gothic」の等身大の十二単衣があります。これは、由香子自身が約1ヶ月製作した実物大のおひなさま衣装です。おひなさまの型取りから始まって、完成まで由香子と夫の私2人で製作しました。
由香子は亡くなってしまいましたが、
『平安時代からうけつがれた日本にだけ伝わるひなまつりと、十二単の文化を今を生きる女性が、触れ、袖を通すような、そんな楽しめるひなまつりであってほしい。こんなに美しい日本にうまれたのだから。』
という、ひなまつりが日本の女性の心のよりどころになると考えていた由香子の信念を、代わりにはなりますが一人でも多くの方に届けたいと思い、今年のひなまつりに向けて、第二弾の十二単ドレスを製作しようと思っております。
当初は全て自己負担で制作をすることを考えておりましたが、後藤由香子を想ってくださるみなさまの思いも乗せて、この十二単を作ることの方が由香子が喜んでくれるのではと思い、クラウドファンディング挑戦を決めました。
どうかあたたかいご支援のほど、よろしくお願いいたします
「黒い十二単」CM(カネボウ KATE)
■後藤由香子の作品について
●Gothic
後藤由香子の代表作品の一つ。ゴスロリをテーマとし、『現代の人がときめくものが、いつしか伝統の中に組み込まれていく。そんな「未来」を見せてくれるおひなさま』として制作され、美しすぎるおひなさまとして話題を集めました。
●出逢い
運命の出逢いを柔らかなピンク色で表現したおひなさま。微妙なピンク色を西陣織の横糸の糸の合わせで繊細に表現しています。事前にファンへのアンケートを募ったところ、実物大の十二単衣にしてほしいという声が最も多く、今回のクラウドファンディングを通じて第二弾の製作として取りかかっています。
●スノーバード
雪景色の中の二人を表現、雪の白さに太陽にきらめく氷の輝きや、張り詰めた冷たい空気を表現していますが、実は源氏物語にも「氷のかさね」と呼ばれる十二単衣が登場しており、時代を超えたクリエイティビティの競演が感じられる。
■作品展示など
2008年 イタリア、フィレンツエの世界遺産、ヴェッキオ宮殿に作品展示
2009年 銀座 ギャラリー21で個展
2010〜15年 大阪ハイアットリージェンシー、ギャラリーアットザハイアットにて作品展
2015〜17年 横浜人形の家にて「横浜人形の家 ひなまつり展」
2018年 横浜人形の家にて 後藤由香子展
ひなまつりに対する由香子の遺志をついで伝えたい
由香子は、いにしえの人々が見たこともない綺麗な花、憧れの遠い国やドキドキするようなアートやファッションを、現代の人々がときめく色やかたちを追求して楽しむことで、「ひなまつり」という伝統文化を未来に繋げて行くことが出来ると願い、伝統とモードを組み合わせた現代的なお雛様を発表し続けました。
彼女の願いの原点は、「世界に誇れる全ての日本女性のアイデンティティとして、ひなまつりをもっと楽しんでもらいたい。」という思いでした。
その思いから、活動は雛人形の制作にとどまらず、ひなまつりをテーマにしたジュエリーの制作や、化粧品ブランドのウェブムービー用の十二単衣の制作、ゲームキャラクターをモチーフとした、オリジナルのかぐや姫の制作などに及びました。
また、その大きな一つの柱として、十二単衣ドレスの製作をはじめていました。
由香子は道半ばで他界しましたが、手がけはじめていたいくつかのプロジェクトのうち、実物大雛人形(十二単)の製作は、自分たちだけにしかないことであり、由香子の遺志を引き継ぎたい!と思い、製作することを決めました。
しかし、今回に関しては、等身大の十二単を作成するということで、多くの費用が必要となります。
そのため、大半は自己負担を検討しておりますが、それだけでは、今回のプロジェクト実現には足りていない状況です。
西陣織の本物の素材と技術で十二単衣を完成させたい
今回のプロジェクトでは、由香子が実際に雛人形に使用した西陣織を人間のサイズに拡大し、京都の老舗問屋「誉勘商店」の協力で衣装を再現します。
ご協力いただけることになった、極上のシルクだけを使いピンクの中にも複雑な奥行きを表現した最高級の西陣織は、まさに由香子の世界観を表現する大切な要素でした。
由香子の雛人形はその色彩に一番の魅力があります。実物大にすることで、伝統を尊重しつつ、現代的な色彩で雛人形を表現した由香子の世界観が、一層際立つことと思っています。
例えば、一番上の唐衣に施した桜の色合いのピンク色の表現を色糸の数で調整したり、袖からでる五色の重ねが全体の調和を奏でていたりと様々なこだわりがあります。実は平安時代の女性たちもとてもクリエイティブで芸術的な感性を表現しており、そういった意味で由香子の世界観とリンクしています。
彼女の表現したことが、平安時代と現代をつなぐ時空を超えたファッションのような不思議な感覚が体験できることと思います。
ひなまつりは世界の中で日本にしかない伝統文化です。そんな貴重な文化があるのだから、由香子の夢は大人も含めて全ての女性がひなまつりを楽しめるようになることでした。十二単衣ドレスはそんな伝統と、全ての女性を近づける架け橋にすることができればと思っています。
※十二単の展示を予定している展覧会の詳細は以下の通りです。
■後藤通昭 写真展「Yukako Goto」
会期:2019年2月27日-3月5日(午前10時〜午後7時まで)最終日は午後3時まで
会場:FMエキシビジョンサロン 銀座
由香子の生み出したおひなさまたちやその想いを、
多くの人へ届け続けます
今回の企画では、十二単衣ドレスは、展示だけではなく、実際に着て楽しんでいただくなどを企画しています。由香子がつけてくれた道筋の中で、まだ誰も踏み込んだことのない、あたらしいひなまつりの世界を、おぼろげながらも見ることができれば嬉しいです。
今回の十二単ドレスのモチーフとなっている「出逢い」は、桜がイメージですので、十二単衣と色の揃った桜のもとで写真作品を撮影し、十二単衣の世界観を表現したいと思っています。
ご支援が目標金額よりも多く集まった場合には、次の十二単衣も製作も検討していきたいと思っております。また、ひなまつりを紹介するツールとして人形とともに、作品展を日本や海外でもチャンスがあれば紹介していきたいです。
さらには、リターンのプレゼントにも用意したように、ジュエリーなど、身にまとうひなまつりも合わせて発展させていき、平安時代をテーマとしたブランドのようになって行けば楽しいなと思っています。
由香子がなくなって以来、本当にたくさんのお友達や、まわりの人々に支えていただきました。
生前、「人形がわたしの子供」と言っていましたが、その由香子の生み出したおひなさまたちが、日本人として、そして女性として、様々な人の心のよりどころとなる作品を伝える機会をつくって行ければと思っています。
リターンについて
ご支援いただいた方には、支援金額に応じてリターンを用意させていただきます。
その一部をご紹介させていただきます。
Readyfor限定価格で由香子の残したお雛様もご用意いたします。
●【Readyfor限定価格】由香子のお雛様の代表作① 「春色のこころ」 280,000円
わずか30センチ四方の大きさで、本格的な衣装着のおひなさまを楽しんでいただけるセットです。
幅30cm 奥行き30cm 高さ35cm
●【Readyfor限定価格】由香子のお雛様の代表作② おひなさま「さくら」 350,000円
出逢いと同じ最高級の誉勘商店の西陣織を贅沢に使ったおひなさまです。
間口90cm 奥行45cm 高さ47cm
●【Readyfor限定価格】十二単のモデルとなった おひなさま「出逢い」 500,000円
今回の十二単のモデルとなったおひなさまです。
幅110cm 奥行き50cm 高さ45cm
京都西陣織 山桜 ひのき小道具 正絹伏流水染 しだれ桜
●【Readyfor限定価格】「凛」 194,400円
また、50,000円のリターンに関しては、以下から選択していただくことができます。
・平安文様ジュエリー
すべての日本人に「ひなまつり」をというテーマで、由香子が生前制作を始めていたジュエリーです。
平安時代にか出来上がったおひなさまにおなじみの文様を、由香子がジュエリーにデザインし、東京都の伝統「よせもの」の第一人者、高橋正明さんが精巧に作り上げたハンドメイドのスワロフスキー・クリスタルジュエリーです。今回はそのジュエリーの中から5種類をピックアップして限定製作します。
・朽木(大きさ約3センチ)
香木からきた柄で神社の御簾などによく使われる柄です。朽ちた木にも美しさを感じる感性をモダンに再現しました。
・光源氏(大きさ2.5センチ)
・七宝
・さくら
ペンダント3.5センチとリング2センチのセット
資金使途について
作品展会場費 400,000円
十二単制作費 2,000,000円
必要金額合計: 2,400,000 円
皆様にはこのうちの、十二単制作費の一部(700,000円分)をご支援いただけますと幸いです。差分に関しては、自己負担を予定しております。
■後藤由香子とは
1969年岐阜市生まれ。早稲田大学卒業。
幼少の頃から祖父のかたわらで人形作りに親しむ。放送局でアナウンサーを経験した後、節句人形の世界に入る。今までにない、ひとつひとつに夢の広がる個性豊かな雛人形づくりをめざし、ギャラリーや世界遺産での展示、横浜人形の家でのひなまつり展などで注目を集めました。卵巣がんでわずか2ヶ月の闘病の末、2017年9月に永逝。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
フォトグラファー 伝統工芸プロデューサー。2017年に妻の後藤由香子を卵巣がんで亡くしました。20年以上に渡り、自然の中で彼女のポートレイトを撮影し、彼女は自然の色彩を取り入れた現代的な雛人形を製作していました。なぜか、私たちの作る人形は、初節句に限らず、大人の女性にも人気がありました。創作を続けるうちにひなまつりは世界の中で日本にしかない貴重な愛の文化であり、日本女性のアイデンティティであることを 深く意識するようになりました。そして全ての女性や、日本、そして世界の人々が、ひなまつりを楽しんでほしいと夢見るようになりました。最後の一年間は、KATEのwebムービーや、セガのキャラクターをモチーフにしたかぐや姫の製作など、裾野を広げつつ道半ばで急逝した妻に代わり、全ての人が楽しめるひなまつりのきっかけに、彼女の作品を実物大の十二単衣に仕立てようと思い立ちました。
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リターン
3,000円
後藤通昭写真集「今はきっとまぼろしの中
由香子をモデルに撮影した後藤通昭の写真絵本。写真は通昭が、ストーリー仕立てのコメントは由香子自身が書いています。
何気ない日常が、夢のような世界に変わる瞬間を、自然の中のポートレイトで表現しています。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 26
- 発送完了予定月
- 2019年3月
10,000円
書籍 「夢のつばさ」 後藤由香子の作品と思いがつまった作品集(特別付録つき5点セット)
ひなまつりへの思いやこだわり、夫婦や家族への愛、日本の女性としてのアイデンティティがつまった由香子の作品集。
平安時代のクリエイティビティとリンクしていく作品世界や、昔ながらの文様、おひなさまができるまでのドキュメントもやさしい言葉でつづられています。絵葉書、DVD、しおり2点が付属します。
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 45
- 発送完了予定月
- 2019年3月
3,000円
後藤通昭写真集「今はきっとまぼろしの中
由香子をモデルに撮影した後藤通昭の写真絵本。写真は通昭が、ストーリー仕立てのコメントは由香子自身が書いています。
何気ない日常が、夢のような世界に変わる瞬間を、自然の中のポートレイトで表現しています。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 26
- 発送完了予定月
- 2019年3月
10,000円
書籍 「夢のつばさ」 後藤由香子の作品と思いがつまった作品集(特別付録つき5点セット)
ひなまつりへの思いやこだわり、夫婦や家族への愛、日本の女性としてのアイデンティティがつまった由香子の作品集。
平安時代のクリエイティビティとリンクしていく作品世界や、昔ながらの文様、おひなさまができるまでのドキュメントもやさしい言葉でつづられています。絵葉書、DVD、しおり2点が付属します。
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 45
- 発送完了予定月
- 2019年3月
プロフィール
フォトグラファー 伝統工芸プロデューサー。2017年に妻の後藤由香子を卵巣がんで亡くしました。20年以上に渡り、自然の中で彼女のポートレイトを撮影し、彼女は自然の色彩を取り入れた現代的な雛人形を製作していました。なぜか、私たちの作る人形は、初節句に限らず、大人の女性にも人気がありました。創作を続けるうちにひなまつりは世界の中で日本にしかない貴重な愛の文化であり、日本女性のアイデンティティであることを 深く意識するようになりました。そして全ての女性や、日本、そして世界の人々が、ひなまつりを楽しんでほしいと夢見るようになりました。最後の一年間は、KATEのwebムービーや、セガのキャラクターをモチーフにしたかぐや姫の製作など、裾野を広げつつ道半ばで急逝した妻に代わり、全ての人が楽しめるひなまつりのきっかけに、彼女の作品を実物大の十二単衣に仕立てようと思い立ちました。