応援コメント Vol.1　上村 俊弘【ZERO FIGHTERS選手／青学大】

『初のホームゲーム。見据える未来のためにイベントを成功させたい。』に応援をいただきありがとうございます。

皆様のおかげで、開始から5日間での期中目標90万円を達成できました。本当にありがとうございます。ただ、本クラウドファンディングは「All or Nothing型」で実施しております。これは、目標金額の300万円に到達しなければ、「ZEROフェス」へ1円も使用することが叶わないシステムです。

お願いばかりとなりますが、今度は私たちと一丸となって、皆さまの周りの方々をどんどん巻き込んでいただけると嬉しく存じます。

 

さて、本日より、プロジェクトにご賛同いただいた方から、「なかなか紹介ができない応援メッセージ」をご紹介させていただきます。

 

今回ご紹介するのは、現役選手でもある＃71番（オフェンスライン）の上村（かみむら）さんからのメッセージです。

 

上村さんは2018年度に入団して、2015年創設から数えて4期生に当たり、今年で5年目のシーズンを迎えます。

 

 

【私がクラウドファンディングの支援をした理由】

それはアメリカンフットボールを日本でメジャーなスポーツにするためです。

 

私自身高校まで別のスポーツをしていて、大学でフットボール（アメフト）に出会いました。最初はルールもよく分からなくて、練習もしんどく、また怪我の影響でフットボールを本気で嫌いになりかけました。しかしだんだんとフットボールの醍醐味に気づき、またチームメイトとの絆が深まることで、気づけば大好きなスポーツになっていました。学生時代にフットボールに携わっていた方ならきっとあの感動が分かると思います。その後卒業し、縁があってXリーグのZERO FIGHTERSに入団しました。初めてZEROの一員としてフィールドに立った時、こんなにも観客がいるのだと感動したのを今でも覚えています。

 

しかし悲しいことですが、フットボールは日本のスポーツではマイナーな部類に位置付けられています。Xリーガーもプロではありません。どんなに練習して、活躍して、観客に見ていただいても、ほとんどメディアに報じられることはありません。むしろ悪質タックルなどマイナスな報道が目立つ印象です。また新型コロナウイルスの影響で、フットボールに携わる学生が減ってしまっているのが今の現状です。

 

自分はそんな現状を変えたくて、今回の支援をしました。勿論現在所属しているチームだというのも理由のひとつです。ですが、X2（2部）であるにも関わらず、ZEROを応援してくださる観客の方々がこんなにも多いのは、伊是名代表のフットボールに対する想いが”本気"だからだと私は思っています。

私のやっていること、今フットボールに携わっている人の行動の殆どが、"一銭にもならないこと"かもしれません。でも私はこの一銭にもならないフットボールから様々な事を教えてもらいました。それを今度は、今の学生や次の世代にも知ってもらいたいと願っています。そしてフットボールがもっと人気になって、今後プロリーグの発足、さらには日本人初のNFL選手の誕生を願ってやみません。

 

長々と語ってしまいましたが、どうかアメリカンフットボール界の益々の繁栄のため、皆さまのご支援のほど、何卒よろしくお願いします。

 

"GRIT"

 

上村 俊弘