プロジェクト概要

世界の4分の1は、未だ電気がない暮しをしています。

でも川や水路があるだけで発電できたらーー

 

水の流れをエネルギーに変える。

そんな仕組みがあります。

 

 

川の流れで、“電力革命”。

ネパールの村に明かりを灯します。

 

ご支援&応援いただいた皆さまへ》

 

こんにちは。明かりを灯そうプロジェクトの菊池伯夫です。4月27日、無事にゴールを達成することができました。

 

最終的に219人のみなさまにご支援いただき、集まった額は8,239,000円。ネクストゴールの7,590,000円を超える、とても大きなご支援をいただきました。みなさま、本当にありがとうございました!

 

クラウドファンディングの期間中にいただいた応援メッセージは、ひとつひとつが本当にありがたく、勇気付けられました。これから、軽水力発電機「Cappa」の導入に向け、がんばって参ります。

 

そして、今回の私たちのもう一つの挑戦。それは一人でも多くの方にプロジェクトを知っていただき、ネパール支援の輪を広めることで、この活動を「持続可能」にすること。

 

今回、6,411人の方にページを訪問いただき、1,815人の方にFacebookでいいね!いただきました。このプロジェクトを通じて、より多くの方にネパールという国のこと、解決すべき社会問題があること、支援だけでは続けるのが難しく経済的に自立できる持続的仕組みが必要なことを、知っていただく一つのきっかけになれば幸いです。

 

明かりを灯そうPJとearth milk Projectはまだまだこれからですが、今後とも私たちをよろしくお願い致します。どうもありがとうございました。

 

菊池 伯夫 & プロジェクトチーム

 

きっかけ:

実は地球上に張り巡らされている、天然のエネルギー。「川の流れ」を、誰もが簡単に電気として取り出せたなら。


はじめまして、菊池伯夫と申します。理論物理学の科学者として、海外で10年ほど研究をしてきました。そして2014年、祖父が創業した茨城製作所(モーターや発電機の会社)を継ぎました。

 

転機となったのは、東日本大震災でした。私は、日立市にある会社で被災。1週間にわたる停電に悩まされました。明かりさえあれば……。近くに川の流れ(=エネルギー)はあるのに、活かせないことを、痛切に悔しく感じたのです。

 

そこで開発したのが、水の流れに沈めるだけで発電できる小型の水力発電機です。2015年からは、JICAと共にネパールでの調査を行い、昨年からは実際に導入も進めています。ネパールは山が多く、水資源に恵まれているため、水力発電には大きな可能性があるのです。

 

今回は、この発電機を1台でも多く届けたく、プロジェクトを立ち上げました。

 

決して電化を押し付けるわけではありませんが、
著しく低い生活水準が問題になっている地域では、少しの電力が生活を変えてくれるのです。

 

女性の社会的地位を向上させることも、生活水準の向上には欠かせません。

 

ネパールの農村では:
たった一つの「明かり」に、人生を変える大きな可能性があります。


このたびは、ネパールの電力不足の貧困地域の村に、発電機を導入したいと考えています。

 

学校の窓は木製で、ガラスはありません。冬季や朝は寒さからこの窓を閉め切るため、子どもたちは明かりがない暗い教室での勉強を強いられ、目にも悪いです。当然、街灯もないため夜道は安心して歩けません。

 

自宅にも明かりはないため、子どもは夜、勉強ができず、親も内職ができず、低所得。また、昼間は家事で忙しい女性のために、夜間に識字率向上や社会科の教室を開きたくても明かりがないので開けません。公衆衛生、保健、栄養、お金の勉強など、生きる力を養う社会科の知識やスキルをつける勉強は、生活水準や女性の地位向上のため積極的に行いたいのですが、難しい現実があります。

 

さらに、家庭では、調理と照明を兼ねて焚き火で料理を作るため、窓を閉めると家中が煙でもくもく。日々、肺や呼吸器、目などに非常に悪い環境で寝食をしています。

 

窓にガラスがない小学校も。

 

子どもたちは勉強が大好き! でも勉強できるのは外からの太陽光が当たる時間のみ。

 

このように、ネパールの電力不足の地域では、「明かり」が灯るだけで、地域全体の生活水準向上につながります

 

便利な暮らしで忘れてしまいがちですが、「明かり」は私たちにとって想像以上に不可欠なもので、生きる原動力にもなり得るものなのです。

 

また、ヒマラヤの麓にあるネパールは水資源が豊富ですが、大規模工事のしづらい地形です。そんな土地柄も、小型の水力発電機の導入には非常に適しています。

 

子どもたちの視力も心配です。

 

女性は、昼間は家事や農作業で忙しく、勉強をしたくても時間はありません。夜間クラスが開ければ……。

 

ダムでも水車でもない。
「家電」感覚で導入できる、本格発電機です。

 

集まった支援額によって、AかBどちらかの水力発電機を導入します。

※それぞれ発電環境が異なるため、どちらの発電機を導入するかにより、導入先の村が変わります。

 

 

A: 軽水力Cappa

 

ダムなど従来の水力発電は、高い場所に水をためて得た位置エネルギーを、低い場所に落とすことで電気エネルギーに変えるものでした。しかしCappaの場合は、川や水路に流れている水の運動エネルギーをそのまま電力に変えるため、本体を水の流れに沈めるだけで発電ができます。

 

使い方を理解すれば誰にでも使えます。

 

■発明ポイント①
工事不要、燃料不要。女性2人で運べるサイズ

 

本体重量は57kg。山奥や災害による停電時など、重機も使えずアクセスの悪い場所でも設置が可能です。また、ケーブル接続後、水の流れに沈めるだけで、ただちに発電を開始します。工事不要で外部電源や燃料も不要。

 

■発明ポイント②
学校1棟をまかなえる電力

 

小川や水路の水の流れで発電する小水力発電、というもの自体は再生可能エネルギーの世界では珍しいものではありません。ただ、生み出せる電力は微々たるもので、携帯1つ充電できるかどうか……。

 

Cappaは物理学を応用し、水力をとらえるプロペラと、筒の形を工夫することで、元の水流から取り出すエネルギーを4倍超に増強することに成功。しっかり実用的な流水式水力発電機で、Cappa1台でおよそ学校1棟(明かり、浄水器、プリンターなど)の電力を供給できます。もちろん、水が流れ続けてさえいれば、24時間ノンストップで安定した発電が可能です。

 

■発明ポイント③
100%リサイクル!徹底的に環境にやさしい

 

Cappaは「地球の未来に負の遺産を残さない」ことを最優先に考えました。本体は100%リサイクル可能。もちろん、設置に工事が不要なので、土木工事による環境破壊もありません。

 

2016年特許取得。
2013年「グッドデザインベスト100・中小企業庁長官賞」を受賞。
詳しくは、こちら

 

ネパールは水資源が豊富ですが、大規模工事のしづらい地形です。


[ 軽水力Cappa(ピコ水力発電システム)仕様 ]
●水車方式:集水増速装置を有する流水式軸流水車  ●発電方式:永久磁石同期発電機  ●定格出力(*1)および環境:連続定格出力(水車単機システム) 180W(力率1)  ●流速:平均流速 1.75m/s(*2)  ●最低水路幅:1.1m以上推奨(*2)  ●最低水深:50cm以上推奨(*2)  ●出力電圧:交流220V  ●サイズ・質量:本体水力発電機部 約W832mm×D770mm×H665mm・約57Kg *1:モデル水路(水路幅1.9m、水深60㎝、2点法平均流速1.5~2.0m/s 流れゴミまたは異物無し)で、Cappa設置位置の平均流速が1.75m/sの場合 *2:自然の川の環境は多様なため、上記の環境全てで発電を保証するものではありません

 

水の流れるところなら発電できる可能性があります。

 

B: 軽水力Kingyo

 

ご支援の金額がCappa導入費用に満たなかった場合は、より安価に輸送できる「軽水力Kingyo」を導入します。

 

Kingyoは、Cappa以上に超小型の水力発電機です。こちらは水の「落ちる」エネルギーを利用します。水深15cm、落差1.5m程度のネパールにもよくある山中の小さな側溝などで、ペットボトル程度の設置スペースがあれば発電可能です。

詳しくはこちら

 

ただし、Kingyoは小さくて輸送もより安価に行える分、発電量もCappaの6割程度。やはり、少しでも多くの電力を供給したいので、理想はCappaの導入です。

 

少ない水量でも発電でき、環境負荷もありません。
写真はカスキ群マディに導入した軽水力Kingyo。

 

[ 軽水力Kingyo(ピコ水力発電システム)仕様 ]
●水車方式:軸流水車  ●水車出力:水車出力105W(*)/水車効率75.3%(*)/羽根車径68.1mm  ●発電方式:直流発電機/定格出力100VA/電圧DC12V(三相全波整流)/回転数2460min-1  ●定格出力および環境:最大出力100VA/周波数・出力電圧 50Hz 単相交流220V/最低水深15cm以上推奨/落差1.5m以上推奨  ●サイズ・質量:本体水力発電機 約W157mm×D155mm×H720mm・約3.5kg/制御バッテリーBOX 約W365mm×D250mm×H210mm・約9.9kg   *有効落差1.82m&流量Q=0.0078[m3/s]

 

最後に:

水力発電機を1台導入して終わり、ではありません。


未だ世界の4分の1の地域が無電化です。私は、水力発電機を1台導入して終わるのではなく、いかに「持続的に」支援を行い、その地域の自立や発展を促していけるか、その方法を模索してきました。

現在は、CappaやKingyoの部品の現地生産も試みています。現地の維持管理チームも作りました。より安価に発電機が導入できるようになるだけでなく、現地で雇用が生まれ、技術力も向上し、それらは技術や知識の移転に留まらず、コミュニティの開発と、現地の皆さんが自ら未来を切り拓く意識の芽生え(awareness)につながっていきます。

 

その確実な一歩を、このプロジェクトから。どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

現地の方々にも、この仕組みを理解して使ってもらえるように。

 

ネパール大震災で特に被害の大きかった地域、サクーにCappaを導入した時の様子。

 

■資金使途 ※発電機AB共通

 

・機材費(水車発電機システム一式)
・輸送費(国内輸送、空輸、関税、現地輸送費)
・日本人スタッフ1名渡航費(渡航・滞在費)
・現地コーディネーター費
・現地調達水車設置機材(設置用の足場、盗難防止用ケージ・鍵・鎖など)
・現地調達機材(LED、ソケット、スイッチ、電線など)
・クラウドファンディング諸経費(手数料、リターン費用)

合計:3,680,000円(発電機B 軽水力Kingyoの場合)

 

■導入計画 ※発電機AB共通

 

2018年4月27日 クラウドファンディング終了

2018年5~7月末 機材製作

2018年7月末 リターン品発送

2018年8~12月末 機材の輸出、導入

※後開発途上国であるネパールは、情勢も不安定で自然災害も頻発するため、導入計画はあくまで現時点での予定となり、変更する場合があります。

 

リターンのご紹介:

ネパール大震災の体験から生まれた「エネジュエリー」に明かりを灯し、ネパールを想ってください。

 

プロジェクトのサポーターになっていただいた証として、25000円以上のご支援には、今回オリジナルの「エネジュエリー・しずく」をお届けします。

 

1点1点、職人さんの手作りです。

 

■心がほっこり、スマホで明かりを灯す

 

エネジュエリーは、ネパール大震災後の1日16時間に及ぶ計画停電の日々で参ってしまった自身の精神的苦痛を和らげるために開発したものです。ネックレスでありながら、スマホのライトほどの小さな光源に置くとランプシェードとして明かりを灯すことができ、疲れた時、嫌なことがあった時、明かりを灯せば不思議と心がほっこり、和みます。

 

■ネパールへの支援の輪を、広げたい


エネジュエリーのデザインは、ネパールの大自然の水のエネルギー循環をイメージしたものです。太陽の光がヒマラヤの雪を溶かすと、雪解け水のしずくが山や森に染み込み、その水のしずくが集まって、川の流れとなる。

 

水力エネルギーは、実は小さな「水のしずく」が集まったもの。たくさんの人の気持ちが集まって、無電化の村に明かりが灯るこのプロジェクトの精神もここからきています。

 

エネジュエリーに明かりを灯してくれるサポーターが徐々に増え、一つ、また一つと、ネパールや世界の電力不足の村に明かりが灯っていくよう、粘り強くプロジェクトを続けていきたいと思っています。

 

ネパール大震災がきっかけで生まれました。スマホで明かりを灯せます。

 

元から脆弱な電力網に加え、二度に渡る大震災の影響で、
ほぼ無電化の暮らしを強いられている人が大勢います。

 

これをきっかけに、まずはネパールに興味を持つことからはじめていただければ嬉しいです。エネジュエリーに明かりを灯して、ネパールの村にまた一つ明かりが灯ることを想い、伝えていただくことも、間接的ですが大切な支援の形だと私は考えています。ぜひ明かりを灯すことでも、プロジェクトを応援してください。

 

●エネジュエリー デザイン・制作「ケイウノ」の想い

弊社は「お客様に特別な感動と喜びを贈り続ける」というコンセプトのもと、日々お客様の想いをカタチにしています。

今回の「エネジュエリー」開発も、菊池さんから、未だに世界の4分の1の地域が無電化であると伺ったことがきっかけで、お手伝いさせていただくことになりました。

ネパールの村に明かりが灯りますように……。多くの方にこのプロジェクトを知っていただき、持続可能な支援となることを願います。

 

ブルーはヒマラヤの水のエネルギー循環を、イメージしています。

 

ピンクはヒマラヤの山々から登る美しい朝陽と未来への希望を、イメージしています。

 

[ エネジュエリー 仕様 ] デザイン・制作:ケイウノ

●素材:ブルー/シルバー950、ピンク/真鍮
●ペンダントトップ:縦約25.0mm 横約12.6mm 厚み約12.6mm
●ネックレス:全長45cm(小豆、アジャスター環つき)
※ネックレスは仕入れ時期によって表記と異なる場合がございます。


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