
支援総額
目標金額 7,000,000円
- 支援者
- 229人
- 募集終了日
- 2023年9月15日
伊達政宗公の師、虎哉和尚との出会い〜雲居国師の生涯
一宙和尚のもとの雲居国師は、昼は境内の清掃に勤しみ、夜は読書に耽るというものでした。国師の真摯な修行ぶりは一宙和尚の目にも留まり、夜間の勉学の為に灯火に用いる油の使用を認めるほどでしたが、国師はこれを辞退しています。またこの時期、雲居国師は書を正しく理解するには文字に精通しなくてはならないと、虎関和尚の名著『聚分韻略』を常に携えて暗記していました。年譜に特段の記載の無い慶長6〜10年頃に掛けては、禅宗の書物に限らず、仏典や儒教の典籍など基礎的な学問を習得した時期であったと思われます。
慶長12年(1607)、雲居国師は愚堂、大愚等6〜7名と共に平泉まで行脚し、仙台では伊達政宗公の師である虎哉和尚に参じました。虎哉和尚は後に妙心寺派を支えることになる優れた修行者達の来訪を喜び、彼らに漢詩を贈っています。行脚僧もこれに和韻(韻を合わせて自身の詩を作ること)したようで、雲居国師の資料は2編の詩が応酬されたことを記録しています。
この行脚は雲居国師にとっては初めての仙台訪問となりました。後にこの地で藩主から庶民まで広く信仰される立場となろうとは、さすがの雲居国師も想像し得ぬことだったでしょう。

瑞巌寺の本堂に掲げられる松島記は虎哉和尚が藩祖政宗公の依頼により記したもの。松島記には瑞巌寺建立の願いが「国泰民安」であることが書かれていますが、雲居国師は藩祖政宗公と虎哉和尚の願いを受け継ぎ、その教えは旧伊達領のみならず京都、大阪、愛媛、滋賀へと広範囲に伝播されたのです。
※雲居国師の年譜は天嶺和尚(瑞巌寺105世)本と大亀和尚(雲居国師塔所大梅寺中興)本の2系統が存在し、年代と出来事に異同があります。今回紹介した虎哉和尚との邂逅は天嶺本が慶長12年、大亀本が同11年、また虎哉和尚の語録にも雲居国師達の奥羽巡錫に関する偈頌(げじゅ=宗教的な漢詩)があり、こちらは慶長13年(1608)と記されています。
リターン
5,000円+システム利用料

A|松島古地図のクリアファイル
●雄島を含む松島古地図のクリアファイル
●お礼メール
●ホームページに御芳名記載(希望制)
●礼拝堂の銅像に納める芳名簿にお名前記載(希望制)
●瑞巌寺拝観券
●雄島のご紹介の小冊子
※画像はイメージです
- 申込数
- 100
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

B|坐禅堂の端材を納めた御守
●坐禅堂の端材を御内符に納めた御守
●雄島を含む松島古地図のクリアファイル
●お礼メール
●ホームページに御芳名記載(希望制)
●礼拝堂の銅像に納める芳名簿にお名前記載(希望制)
●瑞巌寺拝観券
●雄島のご紹介の小冊子
※画像はイメージです
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
5,000円+システム利用料

A|松島古地図のクリアファイル
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●お礼メール
●ホームページに御芳名記載(希望制)
●礼拝堂の銅像に納める芳名簿にお名前記載(希望制)
●瑞巌寺拝観券
●雄島のご紹介の小冊子
※画像はイメージです
- 申込数
- 100
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年3月
10,000円+システム利用料

B|坐禅堂の端材を納めた御守
●坐禅堂の端材を御内符に納めた御守
●雄島を含む松島古地図のクリアファイル
●お礼メール
●ホームページに御芳名記載(希望制)
●礼拝堂の銅像に納める芳名簿にお名前記載(希望制)
●瑞巌寺拝観券
●雄島のご紹介の小冊子
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- 76
- 在庫数
- 制限なし
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