種子島の海を豊かに!藻場を再生し、ウミガメと漁業者との共生の実現へ

種子島の海を豊かに!藻場を再生し、ウミガメと漁業者との共生の実現へ

支援総額

3,261,000

目標金額 2,200,000円

支援者
214人
募集終了日
2021年11月30日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

応援してくださるみなさまへ
達成のお礼と今後の目標について

 

この度は多くの方々からのご支援により、11月17日(水)に、第一目標金額220万円を達成することができました。藻場の再生というプロジェクトはもちろんのこと、種子島にも大いに関心をお寄せいただき、全国各地から多くの方がご支援してくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 

クラウドファンディングの期間は残りわずかとなりましたが、せっかくの機会なのでメンバーと話しあった結果、種子島の他の河川でのプロジェクトの実施を計画し、さらに多くの方に知っていただけるように、新たな目標を設定することを決めました。

 

残りの期間で、私たちはNext Goalとして300万円を目指します!

 

いただいたご支援は、本プロジェクト活動のうち、水質浄化および植林場所を増やすための資材、海中調査のための機材等の購入費や、漁業者への協力金の支払い等を目的として、大切につかわせていただきます。これにより、本プロジェクトに基づく活動範囲を種子島全域に広げ、さらには他の地域での実践例となることを期待します。

 

本プロジェクトは、すぐに効果が現れるわけではありません。また、活動主体である私たち高校生は、その成果を目にするときには島を離れている可能性もあります。しかし、確実に成果を上げるために、この活動を後輩たちにつなげ、彼らが楽しみながら取り組めるように、知識と経験の継承が必要です。そのための土台作りを考えています。

 

藻場の再生に限らず、地球環境問題は、行動を起こすだけでは解決できず、当たり前だと思っていることや伝統的な考え方を改めることも必要です。まだまだ試行錯誤も続くかと思いますが、「思考錯誤」にだけはならないように、学びを継続して、多くの知識を蓄えたいと思っております。

 

みなさま、このプロジェクトを見守っていただき、ウミガメをはじめとする多様な生物が共生する自然環境と、私たちの社会とのつながりの大切さを考えていただければ、うれしく思います。

 

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

追記:2021年11月17日

種子島の海と山をつなぐ会 一同

 

 

自然と私たちの暮らしを守るため、
「藻場の再生」で種子島の海を豊かに!

 

はじめまして、「種子島の海と山をつなぐ会」共同代表の森海偉(もり かい)です。

現在、鹿児島県立種子島中央高校の2年生です。

 

 

「種子島の海と山をつなぐ会」は、アカウミガメの個体数が屋久島に次いで全国2位である種子島で、ウミガメ保護団体への寄付活動をきっかけに、より具体的な環境活動をおこなっていくために、私たち地元の高校生が中心となり2021年3月に発足しました。

 

種子島に上陸するアカウミガメの個体数と産卵数は、年々減少しているのが現状です。この問題の解決に少しでも貢献できれば…といった思いから、最初はウミガメだけに焦点を当てて、保護団体への寄付活動などを考えていました。

 

しかし、西之表市で開催された「ブルーエコノミーと種子島の漁撈文化」というシンポジウムをきっかけに、はじめて「藻場」のことを知り、藻場の重要性を知りました。

 

「藻場」ってなぁに?

 

藻場とは、沿岸域に形成されたさまざまな海草・海藻の群落のことです。カメなどをはじめとする水生生物にとってはエサとして、そしてエビやカニ、貝などにとってはすみかや産卵の場として、藻場はなくてはならないものです。また、藻そのものは光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を供給するため「海の森」という別名を持つほど、地球環境にとって重要とされています。

 

 

「藻場」は全国的に減少している

 

上記のような理由で重要視されている藻場ですが、実は日本の全国各地で減少しています。減少している主な原因は、研究途上でまだはっきり分かっていませんが、次のような原因が考えられています。 


①海の砂漠化 

地球温暖化による水温の上昇により、藻場に生息していた魚の種類が変化し、種子島にも、今までいなかった「モハミ」(藻食み)と呼ばれるような、藻を食べてしまう魚が増えたことにより藻が食べつくされ、磯焼け(海の砂漠化)が進んでいます。

 

②川からの有害物質の流入 

陸で使用した農薬や家庭内排水などが川から海に流れることにより、海が有害物質で汚染され、その結果藻場に悪影響を及ぼしていると考えられています。

 

左:磯焼けした藻場 右:豊かな藻場

 

このまま、「藻場」が減少し続けるとどうなる?

 

もし藻場がこのまま減少を続けていく場合、藻をすみかとするエビやカニも減少します。さらに、藻をエサにすることができなくなってしまったウミガメは、減少してしまったエビやカニを食べるようになってしまうので、ウミガメも、エビやカニも、中長期的に激減するおそれがあります。さらに、藻場の減少や消滅に拍車がかかると、多くの魚が産卵場所を失い、少なくとも南日本の漁獲資源は危機的状況に陥ります。

 

種子島の海を泳ぐウミガメ

 

ウミガメをはじめとした海生生物にとって大切な餌場でありすみかでもある藻場について興味を持ち、色々調べてみると、藻場が世界各地で減少していること、そして減少している原因や再生方法も、まだまだ未知であることがわかりました。

 

さらに、藻場は漁業者の職場であるため、エビやカニ、貝などはウミガメのエサであると同時に漁業者の漁獲対象種であり、藻場が減少することで、ウミガメと漁業者との深刻な競合が発生していることを知り、衝撃を受けました。

 

藻場が減少することによって、藻をすみかとするエビやカニも減少します。それだけでなく、藻をエサにすることができなくなってしまったウミガメは、減少してしまったエビやカニを食べるようになってしまうのです。これでは、エビやカニ漁を生業とする漁師にとってはたまりません。

 

ウミガメを守ることだけに焦点を絞っていては、エビやカニたちの減少を食い止めることはできず、漁師さんたちの生活が脅かされてしまいます。海生生物と漁業者が共生できるような活動を進めることが大切です。

 

 

「ウミガメ」という生物単体の「保護」だけを点的に考えるのではなく、彼らの生息域の「保全」を面的にひろげて考えなければならない。シンポジウムを通して、そのような気づきを得ることができ、それが、私たちの活動で最も大切な理念となりました。

 

そして、シンポジウムで知り合ったさまざまな人々との活動を通じて、活動の理念を共有し、お世話になった先生方、地元で開催されたシンポジムで知り合った環境学、生態学、林学、法学…など、さまざまな分野の大学の研究者、地元の農業者や漁業者などに協力を呼びかけ、「種子島の海と山をつなぐ会」を立ち上げることができました。

 

そして、数回の河川調査を経て、種子島の西之表市を流れる「湊川」に照準を当てて、減少している「藻場」の再生を目指すことを決め、本プロジェクトの挑戦に至ります。

 

 

 

豊かな海を作るために、豊かな森・川を作る。

 

藻場の再生に向けて、具体的に何をすれば良いのか?

 

まだまだ未知の部分も多い藻場について、2年間の活動を通して模索を続ける中で、河川の水質浄化や河川流域の環境整備により藻場の再生に成功した事例に出会いました。

 

そこで、地元の農家さんや漁師さんへ聞き取りをして、かつては河口域に藻場が広がっていたのにここ数年で消滅してしまったいくつかの河川のお話を聞きました。

 

 

ある河川では、三面がセメントで覆われた水路が圃場整備で進んだことにより、農薬が直接川に流れ込むようになり、その影響で藻場が減少したり、貝やエビが減少したとのことです。私たちはこの河川に着目し、その上流から下流まで歩いて調査しました。

 

そして、水路が貯水池につながっている場所であれば、その貯水池に水質浄化のためセラミックを投入すれば効果があるのでは…という考えに至り、専門家の方にサンプル調査のご協力をお願いしました。

 

分析により、セラミックを使用した水質浄化により藻場の回復が見込まれることが判明。また、植林や間伐などによる上流域の森林整備、中流域のため池や排水路の清掃等もあわせて行うことがより効果的であることがわかりました。

 

ご指導の下、水質調査を実践

 

こうした調査から、一本の河川を上流から下流までまるごとよみがえらせる「流域管理」こそが、藻場の再生には必要であることを改めて理解しました。今回藻場の再生のために皆様からいただいたご支援は、西之表市を流れる「湊川」の上流から下流における環境整備に必要な資金へ充当していきます。

 

いただいたご支援で実施すること

 

|セラミック等の購入・沈下、植林

水質浄化と藻の付着を目的とした特殊加工のセラミックを100キロを購入し、複数の網カゴに詰めて湊川の河口域の数か所および農業排水路と河川との合流点に沈下させます。また、湊川上流域に様々な樹種の広葉樹を植えるとともに、シカによる苗木の食害を防ぐためのカバーとして幼齢木ネット(苗木の食害防止ネット)100個を購入し、苗木が順調に成長するための対策を講じます。

 

|専門家による調査

専門家による水質調査を実施するとともに、ダイバーとともに沈下させた網カゴ周辺の生物調査も行います。水質改善および藻の活着が確認できた場合には、従来から漁業者が行っている人口岩礁を網カゴ周辺に投下して、藻場の拡大を企図します。また、カニ漁のシーズンにあわせて、漁業者やダイバーの協力を得て、藻場を好むエビやカニの生息調査を行い、藻場の再生状況を確認します。専門家による水質改善状況や栄養塩の含有率等の調査を行い、最終報告書を作成します。

 

|「森は海の恋人」の具体的実践

こうした作業の実施と同時に、林業者の指導の下で、湊川上流域の森林の間伐や植林を行います。漁業者と一緒に森林整備を行うことで、「森は海の恋人」を実践に取り組みます。「森は海の恋人」とは、森と海のつながりを教えてくれる、畠山重篤さんの著書のタイトルです。「森と海」あるいは「ウミガメと漁業者」など、対極的(競合的)に捉えられがちであった存在を、「川」というキューピットによって結び付けて「共生」させようという点で、「森は海の恋人」の具体的実践であるといえます。

 

左:湊川下流域 右:湊川上流域

 

「森は海の恋人」について:森と海はつながっている

 

豊かな森は、豊かな土壌を育み、それは川を伝って豊富なミネラルを海に運び、大量のプランクトンを発生させて、豊穣な漁場を形成しています。つまり、豊かな海を作るためには、豊かな森を作らねばなりません。

 

半農半漁が当たり前で、自然界の物質だけで循環していた近代以前の社会では、このことは意識せずとも実践されていました。しかし、職業分化が著しい現在では森も川も海も断絶し、それぞれの場に人工的に作出された化学物質等が大量に使用され、物質循環のサイクルに異変を来しているといえます。「森は海の恋人」とは、こうした自然界における物質循環のあるべき姿を、とてもやさしく説く言葉です。

 

 

 

なぜ、クラウドファンディングに挑戦するのか。

 

これまでの活動における、水質調査や文献調査などの必要経費は、活動にご賛同くださる大学研究者の皆さまや地元有志の皆さまによるご厚意で賄われていました。

 

しかし、活動を本格的に継続するためには、皆さまのご厚意に甘え続けるわけにはいきません。活動資金も継続的に必要になりますが、高校生主体の任意団体では各種助成金の申請主体になることも難しく、資金調達に難航しておりました。

 

そこでこの度、クラウドファンディングという手法での資金調達へ挑戦することを決めました。

 

資金調達という側面以外にも、この挑戦によって、まずは「ウミガメと漁業者との競合」という問題が存在することを広く社会に知ってもらうとともに「種子島」の存在をアピールする機会にもできればと思っています。

 

また、山と川の問題を解決することで海の問題を解決するという「森は海の恋人」の考え方をもっと多くの方々に知っていただき、実践していただきたい。その際に、私たちのプロジェクトのことを思い出していただき、参考にしていただくことができれば嬉しいです。

 

 

 

さまざまな生物・自然と私たちとが、
よりよく共生できる社会を目指して。

 

皆様からいただいたご支援で、水質浄化による藻場の再生が実現できれば、ウミガメのエサとなる藻が増え、ウミガメに捕食されなくなったエビやカニの増加も期待でき、漁業者にとっても漁獲量の増加につなげることができます。

 

また、林業者の指導の下で湊川上流域に多様な樹種を植林することで森林の土壌が改良され、豊富な栄養塩の海域への流入増加を予期します。これにより、海藻の成長に必要な栄養塩が継続的に供給され、中長期的な藻場の再生が期待されます。

 

藻場の再生に向けたこの挑戦は、絶滅の危機に瀕している生物の「個体そのもの」を守るだけでなく、かれらが実際に生活している「環境」にも目を向け、生物とその生息環境を含めて保全し、生物と人間とが共生できる社会を実現するための「豊かな海づくり」に向けた第一歩です。

 

 

この活動が「豊かな海づくり」のモデルケースのひとつとなって全国に広がることで、さまざまな生物や自然とそのごく近くで生活している私たちとが、よりよく共生できる未来を歩んでいくことができればと願っています。

 

プロジェクトメンバー紹介

 

1枚目左から:髙橋太洋、立石晃琉、森海偉、濵田心暖(種子島中央高等学校2年)
2枚目左から荒木一帆、沖田善(種子島高等学校3年)
※写真には写っていませんが、有馬響(錦江湾高等学校2年)もプロジェクトメンバーです。

 

私たち「種子島の海と山をつなぐ会」は、全員が共同代表として役割分担をし、各自が得意とする活動の場面で統括する形態をとっています。それは、私たちのほとんどはいずれ進学や就職のために島を離れざるを得ず、この活動を定期的に後輩たちにバトンタッチしていくことになるからです。

 

すでに、親の転勤等で島を離れざるを得なかったメンバーもいますが、様々な形で活動に参加しています。いずれにせよ、この活動は、私たちが高校を卒業しても、島を離れても、後輩たちと一緒に続けたいと思っています。

 

「総合的な探求の時間」の学習テーマとしてスタートした小さな活動が、大学の先生方や、地域の方々を巻き込みながら、藻場の再生を通じてウミガメと漁師さんとの共生を目指すという大きなプロジェクトへと変わっていきました。

 

当初は、不安も大きかったのですが、いまは仲間たちと一緒に楽しく頑張りたいと思っています。私たちを育んでくれた種子島の海を、未来の私たちはもちろんのこと、将来世代のみんなが笑って集える美しい豊穣の海として残したいと願っています。

 

この願いの実現のために、皆さんのお力をどうかお貸しください。よろしくお願いします!

 

 

 

応援メッセージのご紹介

 

|梶原 圭三 氏(ふくおか食べる通信 / 編集長)

 

「君たちは海亀が漁業者にとって厄介な生き物だって事知ってるのか?」。彼はその一言に立ち尽くした。海亀の保護に高校生が取り組んでいるという話題は美談になり易い。一方で漁業者にとって海亀は厄介者だ。網を食いちぎり、ただでさえ減少している魚を食べ尽くす。死活問題だ。彼は海亀の保護と漁業が両立できる方法はないか考えに考えた。方法が見つかった。『藻場を再生させる』。しかし、それは到底1人で成し得るものではなかった。彼は教師や地域の大人に想いを伝え協力を仰いだ。彼の想いや行動力は多くの人を巻き込んだ。そしてようやくここまでこぎつけた。彼とは森海偉。種子島中央高校2年生。海と山を繋げるために生まれてきたようなこの少年を僕は応援したい。

 

 

|奥田 進一 氏(拓殖大学 / 教授)

 

縁あって種子島に通い続けてはや10年が過ぎました。多くの人たちとの出会いがあるなかで、高校生たちと行ったウミガメ保全と藻場再生についてのフィールドワークは、私の研究視座を広げてくれました。いま、彼らは座学で得た知識を実践して、とてつもなく大きな成果を挙げようとしています。都会と比べて教育環境がどうしても劣後しがちな離島にあって、むしろそれをバネに跳躍しようとする彼らを支援することは、教育者として最優先課題です。対立する問題をどちらかに収斂して解消するのではなく、「共生」させようという発想に大いに惹かれました。皆さんと一緒に、彼らの「共生」の思想を応援したく存じます!

 

 

|永野 由美子 氏(鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校 / 教諭)

 

種子島中央高校勤務中に出会った生徒と始めた取組が、こんなに大きな活動になるとは、始めた当初は思ってもいませんでした。偶然が重なり、「森と海を繋げる」という思いを同じくする、様々な分野の方々と、どんどん繋がっていく様は側で見ている私もワクワクするものでした。これはもう偶然ではなく必然です。高校生の声が大人たちに届き、活動が具現化していく。それを側で応援できる。教師としてこんなにうれしいことはありません。このプロジェクトが成功し、さらに輪を広げていくまで、ずっと応援し続けたいと思います。

 

 

|織 朱實 氏(上智大学大学院 地球環境学研究科 / 教授)

 

亀が泳ぐ種子島の海を守りたい!高校生たちが立ち上がりました。亀が泳ぐ海を保全するためには、亀の食堂である藻場を確保しなければなりません。生活排水、ポイ捨て、人間の活動が亀の餌場を失わせています。藻場を何とか復活させ、亀が泳ぐ種子島の海を守る。そのためにできることは何か、自分たちでヒアリングを行い、調査を行う。こんな地元高校生たちの思いに、是非みなさんからもエールを送ってあげてください。 

 

 

|立澤 史郎 氏(北海道大学 / 助教)

 

鹿児島、なかでも種子島は有史以来、海の生態系とうまくつきあって自然と共生する文化を培ってきました。それはウミガメたちと闘いつつ、資源として利用し、そして時に愛でる歴史でもあったでしょう。ところが現代、交通や経済活動が便利になりすぎて、私たちは地域の自然や野生生物と闘いながらうまく利用する術を見失ってしまいました。このままでは島で生きることはできない!ウミガメだけが残っても、人間だけが栄えても本当じゃない!このプロジェクトを立ち上げた高校生たちは、漁師さんと対話しながらそういう心の声を研ぎ澄ませ、そして立ち上がりました。彼・彼女らとともに、この大きな社会問題に挑戦しましょう!

 

 

|久米 満晴 氏(NPO法人タートルクルー / 代表)

 

ひとつの生物に興味を持つと、そこから自然環境について考えるきっかけになります。種子島ではウミガメがその役割となる魅力的な生物です。日本のアカウミガメの産卵の半分以上が種子島と屋久島、というのが調査により分かっていてこの地域特有の生物だからです。私たちNPO法人タートルクルーはそんな思いで子供たちに啓蒙活動をはじめました。そして、当時子供だった世代が高校生になり、自分たちでアクションを起こしはじめたのは嬉しく応援せずにはいられません。そして、多くの人が彼らを応援してくださることを願っています。

 


ご留意事項


※本プロジェクトでいただいたご支援は寄付金控除の対象にはなりませんのでご注意ください。

 

※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、こちらのページの「支援契約」にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合でも、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

 

※銀行振込でのご支援について:「銀行・ATMでのご入金」をお済ませいただき、それをREADYFOR側が確認したのち、プロジェクト達成額に反映されるというシステムになっております。ご支援者様の銀行口座から「自動引き落とし」になるという仕組みでは「ございません」ので、どうかご注意ください。また、振込手数料はご負担ください。

 

※銀行振込でのご支援が反映されるタイミングについて:お振込み先が「GMOあおぞら銀行」の場合は、弊社口座への着金が確認でき次第となります。着金のタイミングはお振込み元の金融機関やお振込み方法により異なります。該当のお振込み先につきましては、メールでお送りしております振込先口座情報をご確認ください。また、振込手数料はご負担ください。

プロジェクト実行責任者:
森海偉(種子島の海と山をつなぐ会)
プロジェクト実施完了日:
2022年12月23日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

「種子島の海と山をつなぐ会」が、約1年間かけて、種子島を流れる湊川の全流域において、上流域の植林や間伐、中流域のため池や農業排水路の整備、下流域の水質浄化を行い、河口域の藻場を再生し、藻場をエサ場とするウミガメと藻場を漁場とする漁業者との共生を実現します。そのために、水質浄化に必要なセラミック購入費として100万円、植林・間伐や排水路整備に20万円、協力者への賃料や運搬費用等に20万円を必要としています。これらより、プロジェクト実施にかかる必要金額は140万円ですが、READYFOR手数料とリターン準備費用を上乗せしています。

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リターン

3,000


「サンクスメール」コース

「サンクスメール」コース

お気持ちを上乗せしてご支援いただける場合は、一度に最大30口までご支援可能です!

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。

支援者
79人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年12月

5,000


「シーグラス」コース

「シーグラス」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●シーグラスの入った小瓶に手書きメッセージカードを添えて郵送します。

支援者
38人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

10,000


「手作り黒糖」コース

「手作り黒糖」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●種子島沖ヶ浜田黒糖生産組合の昔ながらの手作り黒糖(200g×2袋)を発送します。

*リターン品は種子島沖ヶ浜田黒糖生産組合から発送します。

支援者
36人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

10,000


「うみがめ写真集」コース

「うみがめ写真集」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●種子島を拠点に活躍するフォトグラファーである久米満晴さんのうみがめ写真集「CAGUAMA」を発送します。

*久米満晴プロフィール:島々で漁師を続けながらも、サーフィンや波の写真を撮りたく、波が良いと噂されていた種子島へ移住。サーフィン誌等への写真、コラムの寄稿などの仕事と、写真家、漁師として活動を続ける中、定置網漁にかかるウミガメとの出会いからアカウミガメ保護の為のメキシコ・ハワイ・日本の漁師による交流会へ招待される。その出会いをきっかけに、写真集「CAGUAMA」を製作。写真を使って自然についての講演等を行っている。

*リターン品はアイランドショップhau`oliから発送します。

支援者
36人
在庫数
64
発送完了予定月
2022年2月

20,000


「オリジナルアイランドクラフト」コース

「オリジナルアイランドクラフト」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●種子島をイメージしたとんぼ玉とアイランドクラフトの店hau`oli店長の増山涼子さん特製の「海亀とんぼ玉ストラップ」と「タカラガイのキーリング」のセットを発送

*増山涼子プロフィール:西之表市ウミガメ保護監視員、日本ウミガメ協議会理事、Turtle Crew理事。東京生まれ、千葉、福岡育ち。水族館勤務の傍らサーフィンに夢中になり、2005年に種子島へ移住。同時に、アカウミガメの本格的な調査を始め、上陸個体へのタグ付け計測などを行っている。ウミガメをモチーフとしたアクセサリー制作を通じて、ウミガメ保護の啓発活動に勤しむ。

*リターン品はアイランドショップhau`oliから発送します。

支援者
5人
在庫数
5
発送完了予定月
2022年2月

20,000


「JunnosのNew Album『アデリータ』(CD)1枚」コース

「JunnosのNew Album『アデリータ』(CD)1枚」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●種子島のシンガーソングライターJunnosのNew Album『アデリータ』1枚を発送します。

*Junnos:種子島在住の旅するミュージシャン。弾き語りを中心に年間ライブ回数120本以上を全国で展開中。その深い人間への洞察から生まれる曲、特に歌詞に定評がある。

支援者
2人
在庫数
28
発送完了予定月
2021年12月

30,000


「鹿児島県認証ブランド!「永濱農園」の種子島の安納芋5㎏」コース

「鹿児島県認証ブランド!「永濱農園」の種子島の安納芋5㎏」コース

●感謝のメールを送付します。
●報告書(PDF)を送付します。
●活動報告書(PDF)にお名前を掲載します。
●「ヘゴの森」入口の特設看板にお名前を掲示します。
●安納芋名人「永濱農園」の鹿児島県認証ブランド「種子島の安納芋(日本さつまいもサミット SATSUMAIMO of the year 2019-2020受賞)」5kgを発送

*リターン品は永濱農園から発送します。

支援者
13人
在庫数
22
発送完了予定月
2022年1月

50,000


「種子島をモチーフにした杉材ネームプレート制作」コース

「種子島をモチーフにした杉材ネームプレート制作」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●活動報告書(PDF)にお名前を掲載します。
●「ヘゴの森」入口の特設看板にお名前を掲示します。
●杉の間伐材を利用した、種子島モチーフのネームプレートを制作して発送します。

*サイズ(最大で300㎜×150㎜)や文字等は、あらためてご相談させて頂きます。2021年12月中に、詳細ご相談のためご連絡差し上げます。

支援者
2人
在庫数
8
発送完了予定月
2022年3月

100,000


「豊穣の黒潮漁業体験」コース

「豊穣の黒潮漁業体験」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●活動報告書(PDF)にお名前(または事業者名)を掲載します。
●「ヘゴの森」入口の特設看板にお名前(または事業者名)を掲示します。
●漁船チャーター(約5時間)の権利

<漁船チャーターについて>
*2023年12月末まで有効。
*現地までの旅費は自己負担。
*1支援につき4名様まで乗船可能。
*釣り具は無料で貸し出します。
*漁業者の繁忙期(5月1日~5月10日、6月1日~8月15日)は除外期間です。
*詳細は、担当者とお打ち合わせのうえで確定して頂きます。2021年12月中に、詳細ご相談のためご連絡差し上げます。
*仮に有効期限内にやむを得ない事情によりツアーのご案内が困難になった場合でも、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

支援者
2人
在庫数
2
発送完了予定月
2023年12月

100,000


「漁師さんとっておきの穴場ダイビング」コース

「漁師さんとっておきの穴場ダイビング」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●活動報告書(PDF)にお名前(または事業者名)を掲載します。
●「ヘゴの森」入口の特設看板にお名前(または事業者名)を掲示します。
●漁師さんだけが知っている穴場スポットへのダイビングに漁船で案内してもらう権利

<ダイビングについて>
*2023年12月末まで有効。
*現地までの旅費は自己負担。
*ダイビングのライセンスがない場合は、シュノーケリングにて対応します。
*1支援につき6名様まで乗船可能。
*ダイビング器材等はお持ち込みまたは自費でのレンタルとなります(事前予約でご用意します)。
*漁業者の繁忙期(5月1日~5月10日、6月1日~8月15日)は除外期間です。
*詳細は、担当者とお打ち合わせのうえで確定して頂きます。2021年12月中に、詳細ご相談のためご連絡差し上げます。
*仮に有効期限内にやむを得ない事情によりダイビングのご案内が困難になった場合でも、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

支援者
0人
在庫数
2
発送完了予定月
2023年12月

100,000


「Junnos独占ライブ」コース

「Junnos独占ライブ」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●活動報告書(PDF)にお名前(または事業者名)を掲載します。
●「ヘゴの森」入口の特設看板にお名前(または事業者名)を掲示します。
●種子島のシンガーソングライターJunnosの弾き語りを独り占めできる権利

*Junnos:種子島在住の旅するミュージシャン。弾き語りを中心に年間ライブ回数120本以上を全国で展開中。その深い人間への洞察から生まれる曲、特に歌詞に定評がある。

<JUNNOS弾き語りについて>
*2023年12月末まで有効。
*現地までの旅費は自己負担。
*1支援につき4名様まで可能。
*詳細な日程等は、担当者とお打ち合わせのうえで確定して頂きます。詳細は、2021年12月中にご連絡差し上げます。
*ご希望に応じてオンラインも可能です。
*仮に有効期限内にやむを得ない事情により独占ライブのご案内が困難になった場合でも、ご返金は致しかねますのでご了承ください。

支援者
0人
在庫数
2
発送完了予定月
2023年12月

100,000


「種子島のアーティスト松田大児さんのアクリル原画」コース

「種子島のアーティスト松田大児さんのアクリル原画」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●活動報告書(PDF)にお名前(または事業者名)を掲載します。
●「ヘゴの森」入口の特設看板にお名前(または事業者名)を掲示します。
●松田大児さん描画によるSMサイズ(227×158㎜)のアクリル原画を発送します。

*松田大児(まつだたいじ):奈良県出身。1991年に種子島に移住し、サーフィンをしながら絵を描き続ける。雑誌BLUTUSの表紙で一躍注目を浴び、その画風はアカデミー賞女優ヘレン・ハントに大絶賛され、アメリカで熱狂的な支持を得る。出身地である奈良の寺院関係者からも高く評価され、奈良平城遷都のポスターもデザインする。種子島の風景等をモチーフにした絵画やポスターなどの作品を多く描いている。

*画像はイメージです。ひとつひとつ、異なる作品をお届けします。作品をお選びいただくことはできません。

支援者
7人
在庫数
3
発送完了予定月
2022年2月

200,000


事業者様向け「杉材ネームプレート(看板)制作」コース

事業者様向け「杉材ネームプレート(看板)制作」コース

●感謝のメールを送付します。
●活動報告書(PDF)を送付します。
●活動報告書(PDF)に事業者名および広告を掲載します。
●「ヘゴの森」入口の特設看板に事業者名を掲示します。
●杉材を利用した大型のネームプレート(サイズやデザイン等は応相談)を制作して発送します。

*ネームプレート詳細は、担当者とお打ち合わせのうえで確定して頂きます。2021年12月中に、詳細ご相談のためご連絡差し上げます。

支援者
1人
在庫数
1
発送完了予定月
2022年3月

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