猫も人も幸せな未来へ (堕胎をせずに里親募集に繋げていきたい）

年度初めの４月は、どこの世界でも変化があります。

転勤や、引っ越し・・・・・そして

 

木や花が活動を始め、街は色づきます。

野良猫の出産も、この季節はかなり多いです。

 

花壇の雑草をみると、抜かなければならない、根が張ると大変なことになる。

そう思いながら、植えられて守られた植物ではない雑草が、居場所を見つけ春になり、芽吹く。

ささやかかもしれないけれど、一生懸命綺麗な花を咲かせる。

そこに愛おしさを感じて、せめて花が咲くまでは・・・・・

もう少し・・・・・

そう思っているうちに、悲惨な状況になっています。

 

なんだか、頑張って生きている野良猫をそこに映してしまう。

切ない思いがあります。

こぼれ種から芽を出したパンジーも、花壇の植物の間から存在感をアピールしているクローバーも、もう少し毎日を楽しもうね。

 

さて、転勤の季節。どうしようもないことは、転勤先に住居が見つからない事。

猫飼育可能物件は、あるようで難しい。

今回も、どうしても見つからない里親さんから、連絡が入りました。

ギリギリまで探されたそうですが、犬はOKでも猫は難しい。

 

お迎えに行くとエアコンの上に上がっていました。

２回目だそうですが、もしかしたら察知していたのかもしれないですね。

そんな不思議な事はよくあります。

まだそれほど馴れていない子なのですが、最近はフリーで楽しく過ごしていたようです。

 

寂しく辛いのは里親さんも同じ。

譲渡するときの条件が、これから先も必ずしも続くわけではないと思っています。

どうしようもないことは誰にでも起こる。

病気も、事故も、家族の形が変わることも、経済状態も・・・・・

でも、そんな時、相談をして頂けるように里親さんにはお願いしています。

里親さんの辛い気持ちに寄り添うことができるように、そして、新しい里親さんのところで幸せになれるように・・・・・

 

今日この子は、新しい里親さんのところに行きます。

数件のオファーを頂きありがたかったです。

 

また新しい日々が始まりますが、少しずつ馴れて幸せになれますように。

里親さんから、使っていたものも預かってきました。

 

新しい明日へ・・・・・出発です。

お迎えの日に新しいおうちに行くことができてよかったです。

何度も変化あると疲れるでしょうし、今回は、前の里親さんと同じような条件の方ですので、

うまく馴染んでくれたらいいな・・・・・

 

捕獲するときに馴れていない子や、抱っこで捕まえられない子がいます。

こちらから、里親さんに連れて行くときも、ケージから移すのに、まず抱っこでは難しい子が多いので、捕獲網を考案？しました。

自分でいうのもですが、なかなか使い勝手がよく、助かっています。

捕獲担当の愛用品。

商品化できるかなぁ……笑

 

捕獲を試みている猫はまだ捕獲できず・・・・・

どれだけ、頼んでも、夜中１２時から午前４時くらいの間の見守りがいない時に餌をやりに行かれている方がいることや、入っていたのに逃がされたことなどもあり、前途多難です。

TNRができる場所なら良いのですが、餌をあげないでくださいの看板がいくつかある地域なので、何とか保護できると良いのですが。

 

そして、妊娠猫は、朝から出産の気配。

今日中には産まれるかもしれないです。