猫も人も幸せな未来へ (堕胎をせずに里親募集に繋げていきたい）

（センシティブな画像があります）

今朝は、少し顔をあげてこちらを見てくれるようになりました。

まだまだ緊張状態ですが、食欲はあり、がつがつ食べてくれます。

保護した当初は、食べるところまでいかない子が多いですが、おそらくすごくお腹が空いていたのでしょう。歯も抜いて痛みも治まったのかもしれません。

捕獲器については、捕獲担当がいない時は、見守られている方が確認をして捕獲担当に連絡が来る

ことになっていました。

この子が捕獲器に入っているのを見た方は、死んでいると思ったそうです。

暴れることもなく、餌を求めて捕獲器に入ったけれど、力もなかったのでしょうね。

今は、フードを置くと同時にがつがつ食べているので、そこは一安心です。

捕獲することや保護すること。野良猫の活動には、いろいろな方法があります。

みんな保護して里親に繋げたい・・・・・でも、保護場所がなければできません。

TNRを希望され、見守られる方がいるところではTNRの活動が多いと思います。

こちらでは、保護もしていますが、依頼された場合は依頼された方とお話をして、決めさせていただいています。恵まれた場所ですと野良猫ハウスまであるところもあります。ハウスまでなくても、ご近所や有志の方々が毎日お世話をしてくださいます。

野良猫はのびのびして幸せに見える。保護するのはかわいそう。

そういう言葉を捕獲活動をされている方から聞くことがあります。

いろいろなご意見があると思いますが、見守られていない猫たちは、本当に過酷です。

捕獲して手術をする場合は、TNRのご理解を頂いたり、保護をしたり、その後のお話ができる捕獲活動をしていく必要があるのではないかと思います。

そこに住む人々と猫たち。そして活動する人たち。

皆さんの協力や理解の上で保護活動が成り立つのではないかと思います。

たくさんの場所で、TNR活動や、保護里親活動が増えて、人にも猫にも幸せな街が増えて行きますように・・・・・

時間はかかると思いますが、それでもジュクジュクしていたのが落ち着いてきました。

掻いている様子はないので、痒みも落ち着いているのかもしれません。

辛かったね。

しっかり食べて、ゆっくり眠ってね。