地域ネコ動物病院存続にご協力お願いします

前の新着記事で動物は暑さの方に弱いと書きましたが、行き倒れを保護するのも夏が多いです

 

寒い時は、どこかへ潜むから見かけない・・・と言うこともあるでしょうが、昨シーズンは３匹の行き倒れを保護しました

 

１頭は近所の方が、ウチの敷地で死んでる！！とわざわざ言いに来ました

死んでる猫をどうにかしろとか言われても困るけど、普段、TNRで苦情も来るし、町内で揉めるのも嫌なので、とりあえず見に行くと瀕死の猫が居ました

 

近所でたまに見かける高齢の猫でした

瀕死ですが必死に側溝に逃げようとするので、革手袋して捕まえ、キャリーに入れて連れ帰りました

 

よくよく見れば、左耳カットの去勢だったので、過去に自分がＴNRした猫と思います

（去勢は、普通　右耳カット）

 

うちは去勢でも避妊でも術後、点滴をするのですが、右側臥位でする形になるので左耳が上になるので、やりやすいからです

（最近は右耳カットをするようにしています）

 

残念ながら、この子は数日の命でした

自分が去勢した子で　うちで亡くなったので　うちの子として弔いました

 

２頭目は　やはり私が過去にＴＮRした去勢で、この子は前の年の夏も行き倒れて、餌やりさんがウチに連れてきた子です

２年連続で、行き倒れて、餌やりさんも覚悟が決まったようで飼ってくれることになり、回復後はお家のある猫となりました

 

３頭目は　ウッドデッキの下で血を吐いて倒れている！と電話がありました

便利屋のように使われるな・・・と思いますが、行ってみるとミイラみたいな猫が倒れています

 

革手袋をしてウッドデッキ下を匍匐前進で進み、保護して連れ帰りました

元は大きな雄猫のような体型ですが、体重は２．７ｋｇしかありません

歯は１本もなく、口内炎・唾液腺が炎症を起こしてました

恐らくエイズはあるだろうなと思いました

看取りになるかもと思いましたが、１か月で回復しました

その間に去勢・耳カットもしました

 

しかしリリースすれば元の木阿弥ですし、そもそも高齢ですから、長くはありません

餌やりさんに交渉し、飼ってくれるように頼みましたがダメでした

 

１か月も居たら、リリースするには情が移っています

しかも暑さはこれからが本番という時期で死なせるも同然です

なので、うちの子になってもらいました

 

が、ここで自分は痛恨のミスをするのです

　第一部終了

　長いので分けます