ご支援いただいた皆様へ ~皆様のご支援から1年を迎えて~
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびは、「胆道がん、膵臓がんに対する光線力学的診断の臨床試験」へのご支援、誠にありがとうございました。プロジェクトにご協力いただいた皆様に、改めて関係者一同、心より深く感謝申し上げます。
おかげさまで、本プロジェクトは順調に進行しております。目標症例数40例に対し、現在までに28例の患者さんにご協力いただき、臨床研究を進めております。詳細な結果はまだこれからですが、セクレチン投与により膵液の採取量が増加し、診断への有効性を感じはじめております。また5-ALAの光線力学的診断についても、現在鋭意研究を続けております。
皆様からいただいたご支援は、胆道がんや膵臓がんの光線力学的診断に必要な薬剤の購入や、臨床試験の推進にあたり、大切に活用させていただいております。最新がん統計(2023年)において、膵臓がんによる死亡数は男女計で第3位と順位を上げることになってしまいました。今後さらに膵臓がんの早期診断の重要性は高まると考えております。
最後になりますが、多くの皆様からの温かいご支援とご協力に、心より感謝申し上げます。皆様の信頼に応えるべく、本研究プロジェクトを一層加速させてまいります。今後ともご理解とご支援を賜れますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和7年4月吉日
鳥取大学 医学部 統合内科医学講座 消化器・腎臓分野
主任教授 磯本 一
教室員一同




















