この学び舎を巣立った子達の為にも

残り33日…

現在35%…

たくさんのご支援を頂き、ありがとうございます。


4月もまだ始まったばかり。

ですが、この数日だけでも振り返りたいくらい濃い毎日。

それは″人″を感じられる毎日だったからかもしれません。


3年近く教えた生徒さんが、九州の私立中学に合格し、親元を離れ寮に入ることとなり…

同時に空手道場も卒業です。


元々、イジメを受けていたわけではありません。

ただ、以前にいた学び舎で指導者から受けた心の傷がありました。


それでも、私の道場を選んでくれたこと。

そして、日々の稽古で信頼関係を構築していく中で″先生″という存在に再び信頼できるようになったこと。

空手を通して、日本の歴史に興味を持ち、勉強に励んでくれたこと。


こうして、たくさんの問題を乗り越えて巣立っていくことは私の望んだ姿です。

そして、彼が″私立中学″という目標を持つことができたことも喜ばしくことです。


ただ、いつもの「先生！先生！聞いてくださいよ！」という大きな声が聞こえず、少しだけ静かになってしまったことが寂しく思います。


道場に残っている彼の親友であり、ライバル。

こういう少年同士の友情っていいなぁとつくづく思います。


心に抱えた問題を乗り越えようとする道場だからこそ、こうしたドラマがたくさん生まれます。

指導者も心をたくさん揺さぶられるからこそ、生徒さんに熱を注げるのかもしれません。


彼が夏休みに戻ってくる前にクラウドファンディングを成功させ、常設道場を構えたいです。